■概要
日時:2020年12月4日(金)~12月6日(日)
会場:隼Lab.
参加人数:約20名
テーマ:ノンテーマ
ファシリテーター:中本卓利
オーガナイザー:澤笑瑠・尾崎弘子・田中翔麻・谷野香代子・宮下侑子・高林努
第3回となるStartup Weekend鳥取は、「隼Lab.」で開催となりました。
隼Lab.は、廃校した隼小学校をリノベーションした、カフェやショップ、元家庭科室や図工室などのレンタルスペース、校庭やテラスなどのパブリックスペース、多様な働き方に合わせたワーキングスペースなど、暮らしに関わる様々な機能を持ち合わせたコミュニティ複合施設です。
新型コロナウイルスの感染拡大に配慮し、参加定員数を30名。参加条件を鳥取県内在住の方とさせていただきましたが、高校生3名、大学生7名、社会人9名。計19名の活気ある素晴らしいメンバーが鳥取県内から集まりました!
【Day 1】
会場スポンサーとしてご協力いただいた隼Lab.様のコワーキングスペースにて第3回Startup Weekend鳥取@隼Lab.がスタート!!
まずは、参加者同士の交流を深めるために懇親会からスタートです!
自己紹介も兼ねて、お互いどんなことをしているの?なぜStartup Weekend鳥取に参加したの?など、自由に話していただきます。
懇親会後にはStartup Weekend公認ファシリテーター中本卓利さんの進行で、アイスブレイクを行います。
参加者の皆さんの緊張がほぐれ、笑顔が多くなってきました!
アイスブレイクの後は、1分間ピッチです。
自分がビジネスにしたいアイデアのピッチ(発表)を1分間で行います。
今回はなんと、参加者全員が1分間ピッチに挑戦!
さらにそれだけでなく、Startup Weekend鳥取をもっと盛り上げようと、オーガナイザー3名も参加しました!
全員のピッチ終了後、どのアイデアが良かったかを投票していきます。
投票終了後、4つのチームが結成されました!
チームが結成されたら1日目は終了。
ここから、Startup Weekend鳥取が本格的に始まります!
【Day 2】
2日目は、チームでアイデアのブラッシュアップを行っていきます。
出来上がったチームメンバーと共に、顧客のイメージを考えたり、課題の洗い出し、解決策の考案を進めていきます。
早くもチームの中には、会場を飛び出して検証を進めるメンバーもありました。
午後からは、コーチングの時間になります。
各分野でご活躍されている起業家、起業支援家の方々をコーチとしてお招きしており、自分たちのビジネスアイデアのフィードバックをコーチの皆さまからいただき、アイデアのブラッシュアップを進めていきます。
<コーチの皆様(敬称略)>
田淵 裕章 (株式会社田淵金物 代表取締役)
根鈴 啓一 (株式会社花工房あげたけ 取締役)
村岡 朋典 (有限会社村岡オーガニック 次期共同経営者(2代目))
宇佐美 孝太(株式会社skyer 代表取締役)
各チーム、コーチの皆さまからのフォードバックを受け、アイデアが白紙に戻ったチーム、迷走してしまうチーム、中には徹夜で作業するチームもあり、2日目は様々なドラマが繰り広げられました。
2日目夕方は、どのチームにとっても一番辛くて疲労困憊な時間になったことと思います。
【Day 3】
自分たちのつくるビジネスアイデアは本当にニーズがあるのか?ターゲットのインサイトは?机上の空論ではないか?アンケートの実施や会場を飛び出してのインタビューなど、とにかくアクション!
16:30からのプレゼンに向け、MVPの構築、ビジネスモデルへの落とし込みが進みます。
そしていよいよ各チームプレゼンがスタート!!!
見学者のみなさまを迎え入れ会場は大盛況。約40名の方達の前での発表となります。
この瞬間が3日間の中で一番のエネルギーを感じる時。
駆け抜けた3日間、プレゼン直前の張りつめた空気が参加者の想い全てを物語っているように思います。
ビジネスプランの審査基準は以下3つです。
①検証:アンケートを取るなど、顧客のニーズを確かめているか
②実行及びデザイン:試作を作り、顧客のニーズをもとにビジネス形態を考えているか
③ビジネスモデル:どのようにお金を生み出し、顧客を獲得するのかが構築されているか
ピッチに挑むチームとビジネスプランを紹介します。発表チームは全4チームとなりました。
①「Team bytee!」初めてのアルバイト先を探す学生のために、瞬時に自分に合ったバイト先が見つかるバイト探しサイト
②「DREAM BOX」空間を使ったVRゲームをアタッシュケース一つで届けるサービス
③「SAND HOTEL」鳥取砂丘に世界初の砂のホテルを設置
④「アウトローな学校 わっちゃ!」不登校・引きこもりの子どもに「お金を稼ぐ力」をつける学校
各発表に対して審査員からの鋭いご指摘やご質問、アドバイス等、多岐にわたるコメントをいただきます。
<審査員の皆様(敬称略)>
古田 琢也 (株式会社シーセブンハヤブサ 代表取締役社長 / 株式会社トリクミ 代表取締役社長)
前根 伸彦 (株式会社鳥取銀行 執行役員 営業統括部長)
古川 剛 (とっとりキャピタル株式会社 代表取締役)
【結果発表】
優勝は「SAND HOTEL」!
課題設定からではなく、「鳥取砂丘に世界初の砂のホテルを作りたい!」というビジョン思考で生まれたビジネスアイデア。
会場を飛び出してのヒアリングにて出てきた、「鳥取に来る観光客の70%が日帰り(もしくは寄り道)=鳥取県に1泊する価値がない」という課題。
そんな課題に応えるプロダクトを作り上げられました。
熱いプレゼンとても素晴らしかったです!!
チーム「SAND HOTEL」は、練習に練習を重ねてプレゼン本番に挑まれたことと、砂丘にホテルを作りたい!という誰にも負けない熱い思いがあったからこその優勝だったと思います!
その後、懇親会がスタート!参加者皆交流を深め、この週末3日間を振り返ります。
3日間のイベントは終了しましたが、ここからが本当のスタート。
今回の3日間で得た気づきを胸に、“No Talk, All Action”!
失敗を恐れず止まらずに進んでいきましょう!
最後に、本会にお力添えをくださった皆様をご紹介させていただきます。(敬称略)
<スポンサー>
日本全国・通年スポンサー 弥生株式会社
<後援>
鳥取県
開催まで半年以上の長い間、ご協力頂き本当にありがとうございました。
第3回を終え、次は第4回の開催実現へと進んで参ります!今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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