2023/7/21~ 第4回StartupWeekend高松を開催!
アイデアをカタチにした54時間の様子をお伝えします!

■概要
日時:2023/7/21(金)~23(日)
会場:Setouchi-i-Base
参加人数:25
(以下、敬称略)
▽ファシリテーター:中本 卓利(Nakamoto Takuto)
▽オーガナイザー:池嶋 亮, 夛田 健登,石井 晶子, 富永 凰馳
▽日本全国・通年スポンサー:弥生株式会社

【Day1】

今年も参加者は高校生から起業経験者、学校の先生や会社員などなど、本当に様々な背景の方が集います。中には去年参加してくれた方が「また悔しいから来てしまいました!」と改めてチャレンジしてくれることも。アメリカ発祥のプログラムということもあり、まずはハンバーガーで腹ごしらえを。

さて、いよいよプログラム開始です。Setouchi-i-Baseのホール(BBスクエア)にて、まずはチェックイン。キーワードを組み合わせて即興でアイデアを生み出す練習を通じて、徐々に場が温まり始めます。

場が温まったところで、いよいよ参加者によるアイデアピッチの時間です。全員A4の白紙1枚に、その場で考えた自分のアイデアを書き込み、1分間のピッチに想いを込めます。

そしてピッチ後は、参加者同士で議論を交わし合いを。


1分で伝えきれなかったところを熱弁する人や、お互いのアイデアに刺激を受けて「一緒にやりましょう!」とパートナーに出会えた人など、会場は熱気に包まれました。その結果を経て、この3日間を共に過ごすチームが結成!今回は合計5チームが誕生し、それぞれの連絡先交換などをして、初日が終了。明日からは、いよいよ本格的なアイデアを作り込みが始まります!

【Day2】

Setouchi-i-Baseのオープン10時と同時に、参加者が集います。最初にファシリテーターから、各種連絡事項と2日目にあたっての心構えについて説明があり、いよいよチームに分かれてのアイデア創りです。

アンケートやインタビューを午前に一通り進め、午後からはコーチングの時間です。それぞれ起業や新規事業などの立ち上げ経験から、参加者たちのアイデアにフィードバックを行います。

▽コーチ(敬称略):

小西 真由(株式会社かける小町 代表取締役)
篠原 啓祐(Setouchi-i-Baseコーディネーター)
池嶋 亮(株式会社Playable代表)
横田 喜勉(かがわ県民情報サービス株式会社)


複数人のコーチからアドバイスをもらうことで、今のアイデアのいろんな価値や課題が把握できたようで、各チームの表情は様々でした。画期的だと思っていたアイデアが実は既によくあるものだったり、社会のニーズだと思っていたものが自分の思い込みだったり。他人からフィードバックを受けて良い結果が得れなかったとしても、そこで得た学びはとても大切なものだと思います。これこそスタートアップウィークエンドの醍醐味です。2日目の午後はとても苦しい時間帯。でもここを乗り越えてこそ、何物にも代えがたい達成感と爽快感にたどり着けます。

【Day3】

いよいよ最終日、会場に運営が到着すると「チームを分けて別々のアイデアに取り組むことになりました!」「本当に自分たちがワクワクすることに取り組んでみようと思うんです!」との宣言を受け取ることに。チームからの独立はStartupWeekendあるある。今回も様々なドラマが繰り広げられます。

ランチの時間も休むことなくプレゼンに向けて意見を交わします。チームによっては、もう全員ぐったり。それでも、必死にアイデアを発表するための形にしていく参加者たち。そして、時間は無情にも刻々と進み、気づけばもう夕方。頭がオーバーヒートするほどアイデアと向き合い、仲間と白熱した議論を交わし続け、最後には外に飛び出して磨き上げたアイデアを5分間のピッチに込めます。

そしていよいよ夕方、最終ピッチ開幕です。

▽ジャッジ(敬称略):
福井 健太郎(HOXIN株式会社マネージャー)
豊島 有希(豊嶋建設株式会社 代表取締役)
伊藤 一幸(Setouchi-i-Baseチーフコーディネーター)

各チームそれぞれ、ユニークなビジネスが続々と発表されます。

【結果発表】

第3位 チーム【nanyannen】
高校生のリアルな声を集め「制服の透けを無くすスプレー」を提案しました!小芝居ありのプレゼンテーションも印象的でした✨

第2位 【映像】
元々は8人チームだったのですが分裂するというスタートアップあるあるの危機を乗り越え(笑)残った3名で提案した「若手飲食店向けインスタ運用代行サービス」が評価されました!✨

第1位 【海テーブル】
初日の時点では「今の時代にマッチしてない教科書をアクティブラーニング向けに改良した新しい教科書の在り方を探りたい!」と提案していたチーム。最終的には「地域レジャー総合パス」のサービスにたどり着き、メンバーの熱い気持ちも乗ったプレゼンテーションで見事に優勝となりました!

【懇親会】
参加者は皆、3日間のお互いの健闘をたたえ合いながら、交流を深めるのかと思いきや、各チームはコーチやジャッジに向かってダッシュ!自分達のアイデアに対するフィードバックや、ビジネスの考え方や視点など、様々なアドバイスをもらっていました。実際に活躍されている方々とお話する機会は本当に貴重なものだと思います。今回の参加者も学生を中心に若い世代が多かったのですが、大人たちを前にしても物怖じせず、この機会をどん欲に学びに変えている姿は本当に驚きでした。参加された皆さん、本当にお疲れ様でした!!

こうして第四回目となるStartup Weeeknd 高松は無事に終了しました。しかし、ここで終わりではありません。起業家マインドは、会社員や学生でも日々の生活の中で非常に役に立つものです。そこには年齢や経験、職種や業種は関係ありません。誰もが世界を、社会を良くするために求められる心構えだと信じています。今後もこういった機会をどんどん作っていき、引き続き香川の挑戦する人たちのコミュニティを盛り上げていきます!今後とも何卒よろしくお願いいたします!

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