島根県の西部、石見地方で開催された[第2回目]StartupWeekend石見、その熱気溢れる様子をお伝えします!
■概要
日時:2022/11/25(金)~11/27(日)
会場:石央文化ホール
参加人数:15名
ファシリテーター:中村 武
オーガナイザー:谷野 香代子、林 敬人、和田 智之、福田 京子、尾崎 弘子、小椋風鈴
【Day1】
この度の会場は浜田駅前の石央文化ホール、駅から徒歩2分とフィールドワークには最適な場所での3日間となりました!とはいえ人通りの少ない街ですが、それでもみなさんアクションを重ねるべく熱いメンバーが集まりました。
立食ピザパーティーからスタートです🍕
今回の参加者は学生1割、社会人9割。県内外から様々なメンバーが場に集いました。
まずは、参加者の緊張をほぐすアイスブレイク。ランダムに出たワードを2つ組み合わせてグループでビジネスを考える時間。ここで参加者同士の自己紹介も行われ皆の緊張も和らぎます。
アイスブレイク後はいよいよ1分間ピッチ。参加者全員+オーガナイザーもピッチに参加しました。
そして、ピッチ後の投票により3チームが結成されました!当日その場に集まり、まったく知らない人とチームをつくり、最終日のプレゼンまで3日間駆け抜けます。
チーム間で連絡先の交換や明日以降のスケジュールを確認して、1日目は終了です。
【Day 2】
1日目で結成されたチームが集まり、朝からグループに分かれてビジネスプランをブラッシュアップしていきます。
2日目で重要なのは、課題の深堀り。誰のどんな課題を解決するのか?そして、その課題を解決するアイデアにお金を払う人はいるのか?ディスカッションするだけではなく、潜在顧客へのヒアリングやアンケートの実施などを行います。
会場を飛び出しヒアリングに出かけるメンバーも。
そして、2日目の本番はコーチング。チームでアクションを起こすものの、中々に事業の起点は掴み辛いもの。そこで事業立ち上げ経験を持つ皆様に様々な視点でコーチングしていただきます。
<コーチの皆様(敬称略)>
システムアトリエブルーオメガ代表 きむらしのぶ
株式会社 西元屋 代表取締役 西元 裕司
株式会社 COMETREES 代表取締役 二木 春香
ICHIME DESIGN 岩田 有紀
コーチングを受けて、アイデアが白紙に戻ったチーム、迷走してしまうチーム、1日目とは違い表情も曇り笑顔も少なくなります。会場を後にしても、ホテルやファミレスなどでアクションを続けるメンバーも。
そして、夜遅くに1チーム増えるというドラマもあり、2日目が終了です。
いよいよ最終日です
【Day 3】
朝から会場を飛び出してアンケートやインタビューを行うチームやギリギリまで資料をつくるメンバー、皆、自分たちのアイデアを形にすべく真剣な顔つきで最後までアクションを続けます。まさにNo talk! All action!の実践です。そしていよいよ三日間の集大成を伝える時間です。
4チームのプレゼンがスタートしました。
①カール娘
農業に欠かせない大変な作業「草刈り」をオンラインゲームと掛け合わせ、スマホで遠隔操作できる草刈り機の提供
②バイクダイエット
バイク好きが楽しみながら痩せることが出来る世界をつくる、ダイエットアプリ「BIKEET」
③Grand Closet
老人ホームにいるおばあちゃんに、おしゃれなだけでなく軽く着ていて負担にならない服を楽しんでもらうサービス
④県大ランチ
地元島根県立大学に通う学生の課題「コンビニや飲食店がない!」の解決策として飲食店の出店を地元店舗に依頼
各発表に対して審査員からの鋭いご指摘やご質問、アドバイス等、多岐にわたるコメントをいただきます。
【結果発表】
優勝チームはバイクダイエット!バイク好きが楽しみながら痩れるよう、ダイエットをすればするほとバイクのカスタムを楽しむことが出来るバイク好きのためのダイエットアプリ「BIKEET」。バイク好きの市場、競合を考えると実現可能なサービスということで見事1位となりました!
<審査員の皆様(敬称略)>
山陰合同銀行大田支店 支店長 原 直幸
有限会社小川商店 代表取締役 小川 知興
株式会社ダブルノット 代表取締役 高林 努
どのチームも苦しみながらも最終発表まで真剣に取り組み素晴らしかったです!
Startup Weekendは、ビジネスコンテストではありません。アイデアに価値はなく、3日間のアクションにこそ価値があるとしています。3日間を過ごしたメンバーはアクションを通してそれぞれがそれぞれの課題を明確にしました。これからもNo talk! All action!にて過ごしてまいります。
これにてStartupWeekend石見は閉幕したものの、これからもコミュニティとして活動は続きます。石見から、島根からより多くのアントレプレナーが、スタートアップが生まれるよう様々な取り組みを続けて参ります。今後ともご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願いいたします。そして最後に、本会にお力添えくださったスポンサーの皆様をご紹介し、本レポートを締めさせていただきます。
<スポンサーの皆様(敬称略)>
株式会社山陰合同銀行
有限会社小川商店
システムアトリエ ブルーオメガ
株式会社COME TREES
株式会社ダブルノット
弥生株式会社
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