島根初開催のStartupWeekend石見!その熱気溢れる様子をお伝えします!
■概要
日時:2021/11/19(金)~11/21(日)
会場:サンマリン浜田
参加人数:25名
ファシリテーター:中本卓利
オーガナイザー:谷野 香代子、林 敬人、會見修一、福田 京子、宮下 侑子、尾崎 弘子、澤 笑瑠、小椋風鈴、高林努
【Day1】
この度の島根県初開催は島根県西部の石見(いわみ)地方、浜田市での開催となりました。会場は、浜田漁港に隣接する水産加工団地内の「サンマリン浜田」。密にならない広い研修室にて、3日間を通してお世話になりました。
今回の参加者は学生半数、社会人半数と、県内外から様々なメンバーが場に集いました。
まずは、参加者の緊張をほぐすアイスブレイク。ランダムに出たワードを2つ組み合わせてグループでビジネスを考える時間。ここで参加者同士の自己紹介も行われ皆の緊張も和らぎます。
アイスブレイク後はいよいよ1分間ピッチ。参加者全員+オーガナイザーもピッチに参加しました。
そして、ピッチ後の投票により5チームが結成されました!当日その場に集まり、まったく知らない人とチームをつくり、最終日のプレゼンまで3日間駆け抜けます。
チーム間で連絡先の交換や明日以降のスケジュールを確認して、1日目は終了です。
【Day 2】
1日目で結成されたチームが集まり、朝からグループに分かれてビジネスプランをブラッシュアップしていきます。
2日目で重要なのは、課題の深堀り。誰のどんな課題を解決するのか?そして、その課題を解決するアイデアにお金を払う人はいるのか?ディスカッションするだけではなく、潜在顧客へのヒアリングやアンケートの実施などを行います。
会場を飛び出しヒアリングに出かけるメンバーも。
そして、2日目の本番はコーチング。チームでアクションを起こすものの、中々に事業の起点は掴み辛いもの。そこで事業立ち上げ経験を持つ皆様に様々な視点でコーチングしていただきます。
<コーチの皆様(敬称略)>
株式会社skyer 代表取締役 宇佐美 孝太
EGAHOUSE & COMPANY LLC. 代表 江上 尚
システムアトリエブルーオメガ代表 きむら しのぶ
株式会社STARTERS 代表取締役社長 鶴 健一
コーチングを受けて、アイデアが白紙に戻ったチーム、迷走してしまうチーム、1日目とは違い表情も曇り笑顔も少なくなり、2日目が終了です。会場を後にしても、ホテルなどでアクションを続けるメンバーも。
いよいよ最終日です
【Day 3】
朝から会場を飛び出してアンケートやインタビューを行うチームやギリギリまで資料をつくるメンバー、皆、自分たちのアイデアを形にすべく真剣な顔つきで最後までアクションを続けます。まさにNo talk! All action!の実践です。そしていよいよ三日間の集大成を伝える時間です。
5チームのプレゼンがスタートしました。
①森守
森林を管理する担い手不足問題の課題解決のため森林の有効活用を提案するサービス。
②お魚救助隊
水産業に携わる方の、手についた匂いや手荒れに悩んでいる方に向けて匂いも取り除くことができるハンドクリームを提供。
③離島コミュニティ
離島での困りごとを解決するため離島コミュニティをつくり、離島に住む方と遠方の家族の間をつなぐサービス。
④ゲーム師
プロゲーマーではなくてもセミプロでも稼げるような世界をつくるため、ゲーム資格を提供するサービス。
⑤Ride on!
免許があっても車がなく移動手段に困っている学生のためのサービス。
自家用車をもっていない学生と免許書を返納した高齢者の方とのカーシェアリングサービス。
各発表に対して審査員からの鋭いご指摘やご質問、アドバイス等、多岐にわたるコメントをいただきます。
【結果発表】
優勝チームはお魚守り隊!発表したのは金曜日に持ち込んだアイデアとは全く変わったものでしたが、見事にピポットし、地元の水産加工団地やお魚市場などで働く方の課題に目をつけ、ユーザーの検証やビジネスの構築を行っての発表でした。
<審査員の皆様(敬称略)>
株式会社e-Front教育ソリューション部部長 佐々木 大輔
株式会社山陰合同銀行 地域振興部 調査役 井上 光悦
島根県立大学教授 久保田 典男
どのチームも苦しみながらも最終発表まで真剣に取り組み素晴らしかったです!
Startup Weekendは、ビジネスコンテストではありません。アイデアに価値はなく、3日間のアクションにこそ価値があるとしています。3日間を過ごしたメンバーはアクションを通してそれぞれがそれぞれの課題を明確にしました。これからもNo talk! All action!にて過ごしてまいります。
これにてStartupWeekend石見は閉幕したものの、これからもコミュニティとして活動は続きます。石見から、島根からより多くのアントレプレナーが、スタートアップが生まれるよう様々な取り組みを続けて参ります。今後ともご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願いいたします。そして最後に、本会にお力添えくださったスポンサーの皆様をご紹介し、本レポートを締めさせていただきます。
<スポンサーの皆様(敬称略)>
株式会社山陰合同銀行
有限会社小川商店
株式会社skyer
株式会社STARTERS
システムアトリエ ブルーオメガ
株式会社ダブルノット
弥生株式会社
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