静岡県浜松市にて、記念すべき第10回 Startup Weekend 浜松 SMART CITY が開催されました。
今回は静岡新聞社様のご協力により、浜松駅前のプレスタワー17Fのホールにて、オフライン開催となりました。
昨年の9thに引き続き、コロナ禍において2回目のSWの開幕です!!!

以下、開催レポートは、SW浜松オーガナイザーの上原がお贈りします。

■概要

日時:2021/7/16(金)~7/18(日)
会場:静岡新聞社 浜松総局プレスタワー 17F 静岡新聞ホール
参加人数:56名(社会人38名、学生18名) ← 学生さんもっとおいで〜
ファシリテーター:中本 卓利
リードオーガナイザー:市橋 良真
オーガナイザー:
天野 太郎、池田 貴裕、上原 和也、遠藤 正之、棱野 寿章、河合 陽子、久保田恭一、黒野 浩大、杉浦 直樹、瀬尾 洋幸、髙地 耕平、瀧下 且元、田口 絢菜、長谷川 卓人、増永 静奈、八城 彰仁、山口 功史、山西 智恵、若月 祐樹、+αお手伝いにきてくれた方々、差し入れにきてくれた方々、ありがとー!!
テーマ:SMART CITY(スマートシティ)

【Day1】

浜松駅北口より徒歩数分の場所にある、静岡新聞、静岡放送様の高層ビル。その17階にある会議室が今回の会場です。17Fの会議室は天気がよければ、太平洋を臨むこともできるオーシャンビュー(遠め)の会議室です!
かつていくつもの自動車メーカーや楽器メーカーが創業した街、その中心においてアイデアをカタチにすべく挑戦が始まります。合言葉は『やらまいか!』

いつものように、懇親会からのスタート。各自お弁当を食べてから、自由に参加者同士が交流しました。

Startup Weekendは週末の3日間でスタートアップを体験できるイベントです。金曜日から日曜日にかけてアイデアを形にする方法論を学び、スタートアップの最初の1歩を踏み出せるプラットフォームとなっています。

そしてアイデアをカタチにしたいと集った仲間たちと共にアイスブレイクをスタート!
二つの言葉を組み合わせて一つのアイデアを創造していきます!
初参加の方も果敢にアイデアを出し、即興チームで意見をまとめて行きます。

場を温めた後はいよいよ本番!アイデアを一人一人が一分間で伝え、共にスタートアップを始める仲間集めがスタート!合計8チームが誕生することになりました。

各チームDay2に向けてチームメイキングを行いました。
集まった8チームはこちら








浜松のSWは、なぜかいつも室内に虹がかかっているんです。
なぜだかわかりますか?
気になった方は『ムクドリおじさん 浜松』で検索!

明日から、本格的にSWがスタートです!

『やらまいか!』

 

【Day2】
本日も体調チェックシート、LINE登録、体温チェック、各テーブルの消毒液を準備して、準備万端!




二日目がスタートです。今日も空は突き抜けるような青空となりました。
朝から運営からの案内が始まり、少しずつ参加者同士のエンジンがかかってきました。
さっそく外へ飛び出すチーム、仮説や課題を定義するチーム、ソリューションを考えるチーム、各チームそれぞれの活動がスタートしました。



二日目のメインイベントは午後のコーチング。いざビックイベントの前には腹ごしらえ。
二日目のランチは、カレー&パスタでした。


さてそれではDay1でピッチした内容に沿って、各チームごとにコーチに壁打ちスタート!!

<コーチの皆様(敬称略)>

・大柴 貴紀(East Ventures フェロー)
・宮城 浩(株式会社FromTo CEO)
・鈴木 郁斗(株式会社bridge ビジネスデザイナー)
・宇佐美 聖子(BISOWA VILLAGE株式会社 代表取締役 & ダンサー)
・鶴 健一(株式会社STARTERS 代表取締役)
・池田 貴裕(パイフォトニクス株式会社 代表取締役) ← 毎回飛び入り




コーチングの間、参加者の表情は真剣そのもの。今回もコーチのみなさんは豪華メンバーが集まってもらいました。
コーチングによって、課題やペルソナのフォーカスがずれている、仲間と認識がズレている、ソリューションが合っていない、競合にどうやって勝つのか、それぞれの課題が見えてきました。
コーチングが終わるころには、チーム数が増えている気も・・・・・
差し入れの大量エナジードリンクが有効活用されました。

Day2の最後には、ファシリテーターから最終日の案内がされ、最終ピッチについての案内がされました。

今夜は長くなりそうです。

【Day3】

本日も体温チェック、LINE登録、体調管理シートを準備し、万全の体制でSW浜松10th最終日スタートです!!
今日も突き抜けるような青空の下、世界で1番刺激的な3日間を走り抜けます!!!

ピッチのスライドを作るチーム、ここからさらに外に飛び出すチーム、なんだか開き直っているチーム、
それぞれの最終日が始まって行きます。





 

さあいよいよ、最終ピッチが始まります。


あれ?Day1では8チームじゃなかったでしたっけ?
細かいことはいいんです。3日間の集大成に向けて、各チーム全力で取り組みました。
ここまで来ると、自然と運命共同体になっていきますね。

 

 

<審査員の皆様(敬称略)>

・石榑 智晃(グローバル・ブレイン株式会社 Investment Group)
・東 博暢(株式会社日本総合研究所 プリンシパル)
・海野 俊也(株式会社静岡新聞社/静岡放送株式会社 浜松総局長)
・鈴木 康友(浜松市 市長) ← 特別審査員

SW浜松は全国でも珍しく、市長がほぼ毎回審査員として参加してくれています。
デジタルファースト宣言、スタートアップ支援など積極的な施策をたくさん展開している浜松市ならではですね。
康友市長、これからもよろしくお願いします。
市長だけではなく、審査員のメンバーもかなり豪華メンバーです!!

ビジネスプランは3つの基準で審査されます。

①検証:アンケートを取るなど、顧客のニーズを確かめているか

②実行及びデザイン:試作を作り、顧客のニーズをもとにビジネス形態を考えているか

③ビジネスモデル:どのようにお金を生み出し、顧客を獲得するのかが構築されているか


ここからはピッチの様子と、グラフィックレコードをお届けします!!
(グラフィックレコード作:オーガナイザー増永 静奈) ← いつもありがとう!!

1、スマートショッピング:簡単決済サービス&街おこし

2、Our:ボトルシェアリング形式の水道水直結型ドリンクサーバー

3、ウソ:音声認識AIによる、告白タイミング判定サービス

4、100%三ヶ日:みかんのスマート農業化

5、世界体験:子どもの海外職業体験

6、文房具×ストレッチ:女性向けナイトラン用安全ライト

7、バナナキャベツ:イライラ解消&イライラを地図上にマッピングサービス

8、全力大人時間:廃校を利用した大人の鬼ごっこ

9、Life Scoop:見た目が自分のAIによる、理想と現実のギャップコンサルサービス

10、安全シェアリング:歩行者の歩行経路データから車対歩行者事故を減らすサービス

全10チームのピッチが終了しました。
短いようで長く、長いようで短い、世界で1番刺激的な3日間も、もうすぐ終わりの時間が近づいてきました。

審査を待つ間、本イベントのスポンサーをしていただいた企業の方々から、会社・事業のご紹介をいただきました。今回は、ご協賛を誠にありがとうございます!
SW浜松は、全国でもスポンサーがたくさん集まる地域でもあります。
地元企業のみなさま、今後ともよろしくお願い申し上げます。

そして、いよいよ待ちに待った結果発表です。審査員の白熱した議論の末、各ビジネスプランの順位が決まりました!第3位から発表となります。

【結果発表】

第3位 チーム:ウソ アイデア:音声認識AIによる、告白タイミング判定サービス

審査員からは、なぜ恋愛分野のアイデアだったのかという点や、
応用範囲が広いという点を評価していただきました!

第2位 チーム:Our アイデア:ボトルシェアリング形式の水道水直結型ドリンクサーバー

PETボトルゴミを減らすシェアリングエコノミーのアイデアに、『まさにSDGs!!』と審査員も大絶賛!!!
ビジネスモデルをもう少しブラッシュアップしていけば、モノになっていくとアドバイスももらいました。

 

第1位 チーム:文房具×ストレッチ アイデア:女性向けナイトラン用安全ライト
優勝は、フィットネスブームと女性の課題に取り組んだ、文房具×ストレッチのアイデアでした!!
一見ありそうなアイデアかと思いきや、位置情報から女性を守る機能や、万が一の110番機能があり、安心設計。
更に使用中にコースのデータを収集し自治体に提供することにより、データドリブンで安心・安全な街づくりに貢献します。
審査員から最も評価が高かった点は、『顧客』を見つけて、製品10個欲しいと注文をもらってきた点でした。
最後まで、『No talk, All action.』を貫いたチームが優勝することになりました。
文房具×ストレッチのみなさん、おめでとうございます!!!

1日目(金曜日)に初めて会った方々と、3日間一緒にビジネスプランを創り上げるという時間を過ごし、絆を深めることができた各チーム。最後に最高の笑顔で写真撮影をしました。

前回第9回は懇親会は中止となり、少し不完全燃焼ではありましたが、今回は懇親会ではなく、交流会(名刺交換会)形式で、お互いの活動を讃え、3日間を振り返る時間を設けました。

たくとさんと熱いやりとりの末、悔し涙を流す参加者もいました。


市長にフィードバックを求めに、たくさんの参加者が集まっていました。


SW浜松のロゴを持って、記念撮影。


みなさん全力を尽くしたとあって、とてもいい表情をしていますね!!!

SW浜松10thは、これにて終了です。

参加者、審査員、コーチ、オーガナイザーのみなさまにとって、とてもいい思い出になったのではないでしょうか。
リードオーガナイザーの市橋さんおつかれさまでした!

SW浜松の合言葉、みなさん覚えていますか?
せーっのっ・・・『やらまいかっ!!!』

 

第10回 Startup Weekend 浜松 SMART CITY にお力添えくださったスポンサーの企業様をお伝えさせていただきます(※掲載は協賛決定順)。

 

【シルバースポンサー】
株式会社エフ・シー・シー
株式会社bridge
株式会社UGO

【ブロンズスポンサー】
スズキ株式会社 様
はままついわた信用金庫 様
株式会社トラジェクトリー
ローランドディー.ジー.株式会社
株式会社STARTERS
株式会社Happy Quality

【会場・イベントスポンサー】
株式会社静岡新聞社

【全国・通年スポンサー】
弥生株式会社

【後援】
浜松市役所

【イベントページ】
https://swhamamatsu.doorkeeper.jp/events/119220

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