日時:2022年9月9日(金)~11日(日)
場所:滋賀県守山市吉身2丁目「Future lab」
テーマ:ノンテーマ
第1回Startup weekend守山を2019年9月にリアル開催して以来、第2回以降は長らくコロナ禍のためにオンライン開催となっていましたが、ついに3年ぶりにリアル開催を実現することができました。
中学生から大人まで過去最高となる計23名の参加者を迎え、また、守山市役所や守山市商工会議所、京都信用金庫など地域の金融機関の後援も受け、地域ぐるみで非常に盛り上がったイベントとなりました。また、今回のStartup Weekendが初めての参加という参加者も大変多く、初々しい雰囲気も漂っていました。
【1日目】
会場はアーティスト「長坂 真護」さんのギャラリーとして普段は使われている一室で、現代アートに囲まれてのイベントになりました。コロナ禍のため、最初の懇親会は黙食で静かに始まったものの、食事が終わるとたちまち会場は熱気に包まれ、参加者たちも活発にコミュニケーションを取ります。
活発な雰囲気の中、ファシリテーションが始まり、アイスブレイク、ピッチと続きます。23名の参加者のうち20名が自発的にピッチをするなど、参加者の意欲は非常に高かった印象です。
投票の結果、上位8名が選ばれ、近いテーマの参加者同士で合流などもしつつ、最終的に6チームが成立しました。
【2日目】
初日のチーム結成の熱も冷めやらぬまま、2日目を迎えます。
「No Talk, All Action」の原則に忠実に、各チーム活発に会場の外に出て顧客を探していました。初参加の参加者が多いながらも、行動するチームが大変多く、改めて熱量の高い参加者の集まったStartup Weekendになったとオーガナイザー一同実感していました。
2日目のコーチング・セッションは、全てのチームが5名のコーチ全員からコーチングを受けるという長めのセッションになりましたが、コーチング中はどのチームも活発にコーチと意見を交わし、盛り上がったセッションとなりました。しかし、外部からの意見を受けてどのチームでも方向性に迷いが生じたようで、Startup Weekendの最も苦しい時間帯である2日目の夜は、どのチームも憔悴した様子を見せていました。
3日目がスタートし、「癒し」をテーマにしていたチームが、提供するための手段の相違によって分裂したため合計7チームとなりました。そんな波乱が起きつつも、2日目の迷走から脱したチームが次々と活動を再開し、再び顧客調査のために会場を飛び出していくなど、会場全体が最終プレゼンに向けて走り出していました。
7チームの熱を帯びたプレゼンの結果、優勝チームは電気自動車ユーザーのためのサービスを考えた「Flex Charge」となりました。初期のアイディアからは大幅なピボットを行ったものの、あくまで電気自動車ユーザーの不満を解消するという軸がぶれなかったのが勝因の1つだったと思われます。
終了後の懇親会も黙食を徹底しつつ、和やかな雰囲気で会を終えました。参加者の次回開催を望む声も熱く、「起業家の集まるまち 守山」という守山市役所のキャッチフレーズ通り、滋賀県守山市はまだまだ盛り上がっていきそうです。
< 参加人数 >
23名(うち学生6名)
< ジャッジ >
株式会社古川与助商店 代表取締役社長 河村 朱美様
café&roasting 米安珈琲焙煎所 代表 川那辺 成樹様
メンズビューティーサロン Seize 代表 大石 歩様
< コーチ >
アクセルコンサルティング株式会社 中小企業診断士 阪本 純子様
公認会計士・京都大学客員准教授 山川 賢記様
公益財団法人滋賀県産業支援プラザ 経営支援部創業支援課 インキュベーションマネージャー 中村 誠様
Sparkle 代表 JBIA認定シニア・インキュベーションマネジャー 福井 瞳様
NPO法人滋賀県社会就労事業振興センター 公益事業部執行理事 松下 佑太様
< スポンサー >
《日本全国・通年スポンサー》
弥生株式会社 様
《ローカルスポンサー》
守山市役所 様
京都信用金庫 様
株式会社earth kiss 様
株式会社ペーパル 様 ロスチェンジプロジェクト
滋賀県産業支援プラザ 様
滋賀県中小企業家同友会 様
《ローカルスポンサー(応援チケット)》
宮川バネ工業株式会社 様
VoC 様
守山商工会議所 様
栗東総合産業 様
ミナト経営株式会社 様
< ファシリテーター >
山下 悠
< オーガナイザー >
宮川バネ工業株式会社 代表取締役 宮川 草平
尾池工業株式会社 事業推進チーム 矢野 喜樹
フリーランス・デザイナー 龍田 隆司
株式会社村田製作所 中小企業診断士 内藤 朗人
滋賀大学経済学部企業経営学科 4回生 福島 篤
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