鳥取県米子市皆生(かいけ)温泉で開催された 第6回 StartupWeekend鳥取(スタートアップウィークエンドとっとり)の開催レポートです!

概要

日時:2023/4/28(金)~4/30(日)
会場:皆生グランドホテル 天水
参加人数:83名
ファシリテーター:中村 武
オーガナイザー:平野 明日香 石川 直樹 荒木 一貴 作田 晴香 林 敬人 南 一也 西田 こころ 田中 美来 尾崎 弘子 福田 京子 谷野 香代子 高林 努 影山 智明 田中 翔麻 里田 晴穂
スポンサー:皆生グランドホテル 天水株式会社山陰合同銀行株式会社中海テレビ放送 、株式会社アート建工株式会社鳥取銀行とっとりキャピタル株式会社 、株式会社スペースシフト 、デジタルハリウッドSTUDIO米子 、米子信用金庫株式会社ダブルノット
後援:米子市

開催地について

鳥取県は横に長い地形ということもあり、1年おきに東部と西部で交互に開催しています。
今回は鳥取県の西側にある米子市で開催。
皆生温泉は「かいけおんせん」と読み、温泉地でありながらビーチも臨める絶景と日本海の海の幸が楽しめる、日本屈指の温泉地です♨

第6回目となるStartup Weekend 鳥取の会場はスポンサーでもある皆生グランドホテル 天水様で3日間を過ごします。
こんな素敵な旅館で過ごせる上に、なんと3日間温泉入り放題です!
天水様いつもありがとうございます…!

さてStartupWeekend鳥取、どんな3日間になるのでしょうか…?

Day 1

受付・懇親会

まずはじめに参加者のみなさまは受付を済ませたら懇親会会場へ移動します。

初日は金曜日の夕方から開始しており、お仕事や学校を終えてから来られる方が多いです。
交流会を兼ねた懇親会でみなさま初めましてのご挨拶。

StartupWeekendは「誰もが起業家になれる」イベントです。

  • 起業に興味がある
  • 鳥取県を元気にしたい
  • 様々な価値観に触れてみたい

そんな知らない世界は少し怖いけれど、少しでも前に進んでみたい方にお勧めのイベントです。

鳥取県内外から多くの方にご参加いただきました

10代~60代と幅広い年代が集まった今回のStartupWeekend鳥取(以下、SW鳥取)。
参加前のみなさまに、SWへの思いを聞いてみましょう。

3日間、我々を癒してくれたアイドルの2人

「なんのスキルもない私が参加してもいいの?」
「起業なんて僕とは縁遠い世界だし、浮くんじゃないだろうか」
「学校の先生が教えてくれて面白そうだから来てみたー」
「座りっぱなしのセミナーみたいな感じだろうな」

SW鳥取の運営をした私も、初参加時は「ビジネスの知識がない私が来ても場違いではないだろうか」とどきどきしながら参加していました。
けれどその心配は不要でした。
運営スタッフのみなさんが初対面にも関わらず丁寧に話を聞いてくれて、悩む私の背中を押してくれたのです。


同様に54時間経った3日目の夜、参加した方の多くが初日の緊張した表情とは一変し「参加してよかった!」と笑顔で口々に言われる光景を毎回目にします。
その経験を多くの方にしてほしいと思い、医療従事者、公務員、学校の先生、フリーのデザイナー…様々なバックグラウンドの方をお誘いしました。
そんな色々な業界にいる方と出会えるのもSWの魅力の1つです。

アイスブレイク

さて、懇親会でおなかいっぱいになったら次は全員集合してアイスブレイクです。

ランダムに出たワードを2つ組み合わせてグループでビジネスを考えます。
グループワークの前には自己紹介の時間もあるので、少しずつみなさんの緊張もほぐれていきます。

1分間ピッチ

さて、初日のメインイベントである「1分間ピッチ」が始まります。
みなさんの原体験をもとにした社会課題を1分間で説明してもらう時間です。

ピッチとは?

ピッチの語源は英語の「Pitch」です。本来は、「(ボールを)投げる」「(テントを)設営する」「(音の調子を)整える」などの複数の意味がありますが、ビジネスでは「短い時間で分かりやすく相手に提案をすること」の意味で用いられています。

ピッチとは?プレゼンテーションとの違いやポイント、資料の作成手順を解説 | Offers HR Magazine


時間の関係もあり、27名の方に代表してピッチして頂きました。

「1分間ピッチ」をもとに、この3日間のチームが作られるので、聞いている側も真剣に耳を傾けます。

残り時間がスクリーンに映されながらのピッチにみなさま挑戦中。

質問タイム

「1分間ピッチ」の後は全員が気になった方のところへ質問しに行き、自分が共感するか、そのチームに参加するかどうか等を考えます。

この時に話した相手が、後々の自分のチームの大事なパートナーになることも。

質問タイムの後は、投票により勝ち抜いたピッチのスピーカーによる改めてのアピールタイム!

がんばれー!

今回のTシャツは、過去の開催からお世話になっている皆生温泉への御礼も込めて作成しました。
浴衣を着ている躍動感のある男女がモチーフとなっています。

チーム結成

ついにチーム決めが終わり10チームが出来上がりました。
各チームで作戦会議や連絡先交換をして1日目の終了となります。

1日目お疲れ様でした!

Day 2

さあ、2日目のスタートです!

アイディアの発掘

各チームで集まって課題解決のアイディアを出し合い、事業プランを練ります。

3日間を通して、ファシリテーターたけぴーからビジネスのヒントや考え方を教えてもらえます。
このお話を聞くだけでもSWに参加する価値はあると思います。

お食事タイム

3日間を通して5食付いているのもSWの魅力の1つ。
せっかくの機会なので、他の参加者とも交流できるようセッティングしてみました。

市場調査・検証など

午後からもどんどんアクションしていきます!
そう、SWで大切なキーワード
「No talk All action」!
実際に課題を抱えている方の声を直接聞いたり、アンケートを取るなどして、「まず行動」して調査・検証するのがビジネスの大切なポイントです。
近隣の駅や人が多く集まる場所でヒアリングを行ったり、チームの顧客となる人がいる場所に赴きます。

コーチング

そうこうしているうちに、2日目の一大イベント「コーチング」の時間が始まります。
鳥取県や山陰にゆかりのある起業家5名のみなさまに、10チームが考えた事業内容のコーチングをして頂きます。

コーチのみなさま(敬称略)

(上から順に)
平尾 貴志(有限会社クレイド 代表)
大塚 史隆
牧野 寛(SAMI Japan Inc. 代表)
神戸 貴子(N.K.Cナーシングコアコーポレーション合同会社 代表)
根鈴 啓一(株式会社花工房あげたけ代表取締役/フリーランスPR / デジタルハリウッド校友会会長)

実際に起業、経営をされている方からのアドバイスをみなさま真剣に聞き取ります。
「妄想になっていないか?検証は行っているのか?」
あたたかく厳しいアドバイスにより、各チームのみなさんの顔色が変わっていきました。

刻々と時間が過ぎていき、ファシリテーターより「本番まであと17時間」と告げられ、参加者の表情が引き締まり会場の空気がさらに変わりました。
各チームの議論は夜まで続きます…。

2日目お疲れ様でした!

Day 3

SW鳥取最終日です!

皆生ビーチの空にクジラが出現していました(カイケジャンボリー
リードスポンサーの山陰合同銀行(ごうぎん)様よりご挨拶。ありがとうございます!

事業の最終仕上げ

いよいよ午後には本番が待っています。
本番、つまりジャッジ(審査員)にピッチを披露するまで残り数時間なのです。

最終調整中!

各チームのピッチ

ジャッジの3名が揃われ、いよいよ各チームのピッチがスタートです。
みなさま緊張した面持ちで挑みます。

1 家族WinWin計画

ママがリーダーのこちらのチームは「ママにゆっくりしてもらいたいが、その方法がわからないパパ」に寄り添う”Family Smily Fly”を提案。
ママの一人時間を確保しつつパパコミュニティを形成もできるイベント企画・運営を行います。

2 チーム山奥

「山奥の空き家を楽しく使ってキレイに解体project」という空き家を解体したいのに、解体費用が高額なためなかなか解体ができないという方の課題を解決するチーム。
山奥の空き家を活用してカメラ教室を開き、そこから解体費用を捻出。
空き家の解体費用を空き家自体で生みます。

3 はてなぼっくす

こちらのチームは寂しくなった商店街の空き店舗に遊べる遊具を無料で設置し、スルーされている商店街に人が集まる仕組み作りを提案。
家具・家庭用遊具販売を生業としマネタイズ。
お客さんは気になった家具や遊具を試せるし、その場で購入も可能。
さらに商店街にも人が集まり閑散としている商店街を救います。

4 C-noise

人をつなげ、幸福な生活を守るという思いに共感して結成されたチーム。
「ごようきき」という地域・田舎の困りごとを抽出するサービスや「ピンピンころり」という大人が通う総合教養施設で地域を元気にします。

5 CHAT VENTURE

英語が苦手な人もそうでない人も楽しく英語が話せる社会をつくることが目的のチーム。
ビジネスモデルの流れは以下になります。
最初は顧客がが英語を学ぶところからスタート
→仮想現実(cluster)でアバターにより練習する
→英語オンリーのカフェで実践する
この3stepがかなう場を提供します。

ここまでが前半です。
休憩の後は後半に進みます。

ちょっと休憩

6 株式会社 怪我した人たち

「スポーツをする人の将来を救いたい」という思いのもとメンバーが集結。
メンバーの多くが学生時代、医師の判断に従っていないことで選手生命が絶たれてしまったという経験から着想。
コーチと選手のコミュニケーションツール「T&M」でチームと医療を結ぶシステムを開発。
これにより怪我治療中の選手がいる学校の部活やクラブチームのコーチと医師が、双方で選手の状況を把握できます。

7 secure connect

社内チャットのチクチク言葉をなくすことを目的としたチーム。
オフィス内のチャットツールで攻撃性のある言葉を自動的に検知し、警告したりワークスペースの管理人に通知するシステムを開発。
攻撃性をパーセンテージで表示し、代替案も提示してくれます。

8 ACRE

「鳥取県の資源は砂」というところから、太陽光発電で得た電気を熱にして砂にためる砂電池というアイディアを立案したチーム。
海外の事例を参考に、砂電池を使って公共施設や道路の融雪システムの熱源として利用します。

9 Mens Beauty

男性の見た目を変えることにより、自信がなく「変わりたい」と思っている男性が自信を持てるようコンサルするチーム。
美容室紹介にてヘアセット指導、服のマネキン型販売、筋トレ等を提案し、その後女性とのマッチングを行うサービスも提供します。

10 あがり笑

メンバー全員あがり症の方で構成されたこのチームはAGARAZUという「隠れあがり症」の方のためのアプリを提案。
あがり症の方がプレゼン中にアプリを起動することにより、専門家のフィードバック機能、改善状況の確認が可能。
人前で話すことが楽しくなるアプリ。

各チームのピッチに対してジャッジから鋭いご指摘やご質問、アドバイス等、多岐にわたるコメントをいただきます。

<ジャッジのみなさま(敬称略)>

(上から順に)
上保 裕典(株式会社中海テレビ放送 Chukaiトライセクター・ラボ ラボ長)
永田 篤哉(とっとりキャピタル株式会社 代表取締役社長)
山内 秀洋(株式会社山陰合同銀行 執行役員 米子支店長)

そして、10チームのピッチが終了しました。

結果発表

ジャッジ3名の審議が終わり、結果発表です…!

結果は以下の通りです。

第1位

「株式会社 怪我した人たち」
(怪我治療中の選手がいる学校の部活などクラブチームのコーチと医師が、選手の状況を双方で情報共有ができるシステム)

第2位

「ACRE」
(砂に熱をためる砂電池を利用して、公共施設や道路の融雪システムとして利用する)

第3位

「secure connect」
(社内チャットのチクチク言葉を検知、警告、代替案を提示するシステム)

「株式会社 怪我した人たち」のみなさんおめでとうございます!!

懇親会

最後は参加者全員での懇親会で幕を閉じます。

初日の緊張した面持ちとは異なり、みなさま笑顔でお互いを労いあいました。
Startup Weekendはビジネスコンテストではありません。
3日間のアクションにこそ価値があるとしています。
SWを過ごしたメンバーはアクションを通してそれぞれの課題を明確にしました。
そして新しい仲間と出会いました。
これからはここで得たNo talk All actionをそれぞれの人生で実践していきます。

最後に、ファシリテーターのたけぴーをはじめ、スポンサーのみなさま、コーチ・ジャッジのみなさま、企画準備段階から尽力くださったオーガナイザーのみなさま、そして何より参加いただいた全てのみなさま、ありがとうございました!

StartupWeekend鳥取はこれからもコミュニティとして活動は続きます。
次は第7回StartupWeekendでお会いできるのを楽しみにしています!

3日間お疲れ様でしたー!
皆生温泉につかって疲れを癒してくださいね♡

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第6回SW鳥取は満員御礼でキャンセル待ちとなってしまったので、第7回のお申込みもお早めに。

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