第3回目の開催となったStartupWeekend苫小牧!とまチョップと氷の街から始まる熱気溢れる様子をお伝えします!

■概要

日時:2022/12/2(金)~12/4(日)
会場:ココトマ
参加人数:約30名
ファシリテーター:中本卓利
オーガナイザー:朝倉健太・勝見渉・箱山秀樹・八島恵美子・八島奈菜・村田なちこ・加藤慎吾・佐々木章悟・頼経篤史

【Day1】

 前回に引き続き、苫小牧駅に隣接する「ココトマ」での開催でした! 2021年の12月の初回開催から1年ぶりの開催。コロナも落ち着いてオフライン開催が実現できました。当日の苫小牧市は、冬の初めの身に染みる寒さでした。

 恒例となりつつあるイベントTシャツ(スポンサー様ありがとうございます)は、昨年の村田なちこさんの「とまチョップ×SW」デザインをそのままに、八島恵美子(エミー!)さんの強い要望により、バーガンディー×Vネック×速乾素材のスポーティブなSW苫小牧Tシャツに生まれ変わりました!(なんということでしょう!) 重ね着しやすくて、カラーの写真映えも良くて最高なバージョンアップでした! 通りすがりの方に「それどこで売ってるの?」て聞かれて困りました笑(とまチョップマニアの方かな?)

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 そしてアイデアをカタチにしたいと集った仲間たちと共にアイスブレイクをスタート!二つのキーワードを組み合わせてアイデア作りを行った結果、見たこともないアイデアが多々会場に飛び出すこととなりました。

 場を温めた後はいよいよ本番!アイデアを一人一人が一分間で伝えていきます!苫小牧の新しい地ビールを!全天候型のモビリティサービスを作りたい!とにかく寝れる寝具を!といった様々な想いを起点にアイデアが披露されていきます。けれども残念ながら一分間という時間制限のため伝え切れずに時間オーバーで終わってしまう方も登場することに。

 そしてその次は共にスタートアップを始める仲間集めがスタート!合計6チームが誕生することになりました。あるチームは3人チームなのにStartup Weekendの経験回数合計25回!という黒帯チームとなりました。

【Day2】

 二日目の本番はコーチング。一日目に出来上がったアイデアとチームでアクションを起こすものの、中々に事業の起点は掴み辛いもの。そこで事業立ち上げ経験を持つ皆様がご支援に来てくださることとなりました。

<コーチの皆様(敬称略)>

・大久保 徳彦(株式会社 POLAR SHORTCUT 代表取締役 CEO)
・楠本 幸貴(アルナチュリア株式会社 代表取締役)
・佐藤 佳祐(スターフェスティバル株式会社)
・星野 恵(一般社団法人相互支援団体かえりん 代表理事)
・木戸 秀樹(有限会社ランドマーク)

 そして、今年も昨年同様、苫小牧工業高等専門学校 創造工学科 須田教授と、スポンサーの株式会社久恵比寿、畑中稔社長にもコーチングに飛び入り参戦いただきました。

 顧客は誰?課題は何?解決策は?あなたが手掛ける理由は?あなたはなぜそのチームに入りたいと思ったの?といった無数の厳しい質問が飛び交うコーチング(火炎放射)を経て、ほとんどのチーム大幅な軌道修正を加えることに(見事な焼け野原になりました) 

 二日目の夜は会場が閉まった後もアイデアをカタチにすべく各チームのアクションは続きます。遅くまでMVPのコーディングをしていたチーム、お互いの家に戻ってZoomで議論を重ねるチーム、カラオケで夜中3時まで打合せをしたチームまで。朝帰りでほとんど寝ていない人も。

【Day3】

 もういよいよ最後!眠気に負けず朝から顧客開発が進みます。会場から飛び出してインタビューを取るチーム、電話でヒアリングするチーム、SNSを活用してアンケートを取る等、本当に顧客が何を求めているのか、自分たちが提案する価値は本当に刺さるのかを確かめていきます。そしてその後は製品開発とビジネスモデル設計の大詰め!泣いても笑ってもこれで最後ということで全チーム共にラストスパートの道をひた走ります。

 そして夕方からはピッチ開幕。この三日間の成果を審査員の皆様に全力でぶつける時間の幕開けです!けれどもその前に、本会の開催に当たり地元でご支援くださる方々にお声掛けをくださったリードスポンサーの畑中様からご挨拶をいただきました。

 仕切り直して五分間のピッチと五分間の質疑の始まりです!大きなテックトラブルはなかったものの、伝えたい思いが溢れすぎて時間切れになってしまうチームもありました。

<審査員の皆様(敬称略)>

・大宮 久司(株式会社オーティス 代表取締役)
・藤原 敬弘(フラー株式会社 執行役員 ファウンダー CTO)
・菊川 あずさ(株式会社さくらコットン 代表取締役)

【結果発表】

 優勝チームは「スマイル」。SWTでもしばしばテーマに上がる「教職員のブラック待遇の改善」の中でも、「様々な人の目を気にして生活しなければならない」というペインに焦点を当て、教職員が他の人の目を気にせずにプライベートな時間を取るためのサービスでした。ペインの大きさに対するジャッジの共感の強さ、顧客の声を適切に分析することが出来ていたこと、顧客の課題解決として適切であったことなどが総合的に評価されました。ジャッジの菊川さんが「自分たちへの愛」も大事にして欲しいものの「子供たちへの愛」も大事にねとおっしゃっていたのが印象的でした。

 結果発表が終わった後は前回に引き続き久恵比寿様のお寿司で懇親会へ。オーガナイザーチームであり、久恵比寿の寿司職人の皆様にて、「実演握り」からの持ち込んだレーンで「ミニ回転ずし」が提供されました。お寿司があまりにも美味しくて、あっという間の完売でした!(SW常連組からは「夕食にお寿司が出たのは苫小牧だけ!」とのお声も!)三日間を共に駆け抜けた仲間や、場にお越しくださったオブザーバー、スポンサー、ジャッジ、後援の皆様との交流が花開きました。前回の参加者で起業に向けて前進を続けているOBの皆様も加わり、苫小牧のスタートアップシーンがもっともっと盛り上がっていきそうな、そんな予感に胸が高鳴るひとときでした。

 これにてStartupWeekend苫小牧は閉幕したものの、これからもコミュニティとして活動は続きます。今回の場を無事に開催することが出来たのは、前回に参加して次回も続けていこう、この文化を苫小牧に残していこうと頑張った仲間がいたからこそです。オーガナイザーチームの連携がなければ第3回の開催はなかったに違いありません。

 苫小牧から、北海道からより多くのアントレプレナーが、スタートアップが生まれるよう、引き続きStartupWeekend苫小牧コミュニティは様々な取り組みを続けて参ります。本年は、StartupWeekend釧路の初開催のお手伝いもさせていただき、3皮くらいむけたオーガナイザーチームは、また来年に向けて、北海道内の他の町での開催を目論んでおります。今後ともご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願いいたします。そして最後に、本会にお力添えくださったスポンサーの皆様をご紹介し、本レポートを締めさせていただきます。

【スポンサー】
株式会社久恵比寿 様
株式会社オーティス 様
株式会社トランスクール 様
株式会社コンフィデンス 様
有限会社ランドマーク 様
株式会社ニシムラ塗装 様
ビジネスアシスタント 様
合同会社ブリッジ 様
弥生株式会社 様

【後援】
苫小牧工業高等専門学校 様

【イベントページ】
Doorkeeper

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