2023/11/10~12 第3回Startup Weekend田川を開催しました!
こんな田舎でも3回も続くんだぞ!という意気込みも併せて、様子をレポートさせていただきます!
イベントページ
https://swtagawa.doorkeeper.jp/events/162506
概要
日時:2023/11/10(金)~12(日)
会場:株式会社 楠本浩 総合会計事務所 筑豊オフィス (福岡県田川市栄町15-5)
参加人数:29人
(以下敬称略)
▽ファシリテーター:糸川 郁己
▽オーガナイザー:北 敢(リード)、田中 佑宜、原口 幸、肥田 光、中村 武、安田 侑樹、吉村 祐介、眞山 昌、山下 直人
▽スポンサー:ASPO アジア士業共同体、株式会社KTネットワーク、公益財団法人ホンダカーズ博多財団、株式会社BOOK、株式会社福山コンサルタント
▽フードスポンサー:株式会社terra
▽会場スポンサー:株式会社 楠本浩 総合会計事務所 筑豊オフィス
▽日本全国・通年スポンサー:弥生株式会社
Day1
StartupWeekend田川の第3回は、1回目の「いいかねPalette」と2回目の「田川伊田駅舎」から、場所を変えて「株式会社 楠本浩 総合会計事務所 筑豊オフィス」での実施となりました。
楠本総合会計事務所は70年前に田川で創業した、地元に多くの顧客を抱え、地元のために企業支援をしている会社になります。会場スポンサーとして、会場をお貸しいただき実施できたことを大変ありがたく思います。
田川は他の地域と比べても、高齢化・過疎化が進んでいる街で、今回のオーガナイザーの思いとしては、どうしても地元密着のイベントにしたい!と考えていました。そのため、会場を決めるのも、「商店街と連携できないだろうか?」「多くの人目につく場所はどこだろうか」など検討を重ねていきました。最終的には、地元密着企業である楠本会計事務所様にお願いをして、会場をお貸しいただく運びとなりました。
プログラムの開始は、どこもお決まりのピザパーティーです。
今回は高校生が5名も参加をしてくださった影響で、7枚も買ってきたピザはあっという間になくなってしまいました。
また3日目にジャッジをしてくださる株式会社terraの池内さんからクラフトビールのご提供もあり、ほろ酔い気分で、アイスブレークに入っていきます。
アイスブレークは、プレイベントでも実施をした「ハーフベイクド」です。関係ない2つのキーワードを組み合わせて、15分で即席のビジネスアイデアを作り上げます。
「バナナ×ペン」「時計×e-sports」「クロワッサン×風船」「絵本×スタートアップ」「セミ×天パ」といった、参加者殺しのキーワードも出てきて、大盛り上がり。
「天パ」を「天ぷらパーティー」と解釈するあたり、尖っていますね笑
場が温まってきたところで、いよいよ1分間ピッチ。一人ずつ全員が1分間のピッチをしていきます。
「社会の問題を解決したい!」「お互いが尊敬できる社会へ」などといった、まだ具体的な案は見えないけど実現したい社会を出してくる人。「田川の商店街をどうにかしたい」「筑豊地元謎解きツアー」など、地域に密着した課題解決をしたいと考える人。「お花をプレゼントするサービス」「ロードバイクマッチングサービス」など、自分の趣味を挙げる人など、テーマは様々でした。
参加者の投票を経て、最終的に6チームができました。
Day2
2日目は朝9時に会場を楠本会計事務所の方に開けていただき、活動スタート!
プログラムは9時半から開始となりますが、それぞれのグループは一晩寝かせたアイデアについて簡単に話を始めていました。
ファシリテーターのセッションを受けながら、各グループ午後のコーチングで具体的なフィードバックを受けるために、アイデアを具体的なカタチにしていきます。
2日目の午前中はとにかくカタチにしなくてはという思いもあり、あっという間に過ぎ去っていきました。
お昼は「おいでやす」のデラックス弁当。
お弁当でお腹いっぱいになったあとは、お待ちかねのコーチングの時間!
田川・筑豊にゆかりのある方々にコーチングをしてもらい、アイデアを叩いてもらいます。
▽コーチ(敬称略):
・上原晃一(株式会社ユナイテッドファム 代表取締役)
・木藤 亮太(株式会社ホーホゥ代表取締役)
・高橋 和也(ザ・ハーモニー株式会社 代表取締役CEO)
・宮澤 尚史(ブロックソリューション株式会社 代表取締役)
上原様からは「何のためにやるのか?」という根本を考えてほしいと総評をいただき、宮澤様からは根本を考えるためには「数字をしっかりと追いかける」重要さを教えていただきました。また、いいアイデアでも最終的には「誰がやるのか」という、覚悟を持つことも大事だと木藤さんから総評をいただきました。最後に、高橋さんからは「うるせー黙ってついてこい」という思いをもってできるサービスにしてほしいという熱いコメントをいただきました。
参加者の感想でも、コーチングの時間で「自分にない視点をいただけた」「熱い思いに触れた」などと書かれており、印象に残る時間でした。
コーチングを受けた後の参加者の顔
コーチングを受けて、自分達の方向性を考え直すグループがあれば、実際に色々な人たちにインタビューをするべきだと考え、オンラインでインタビューをし始めるグループ、とりあえず外に出て新たな視点を探し始めるグループなど、各グループの色が見え始めました。
時間が刻一刻と過ぎていく中で、時間がない焦りと、普段はこんなにも沢山考えることがない中で、グループ内の会話も少なくなります。
しかし、白紙になっても、グループ内で会話がなくなっても、24時間後にはビジネスアイデアを発表しなくてはいけません。
みんな苦しみながら、前に進んでいこうとします。
夕食は、田川名物「山賊鍋」を運営している柏木商店様のかしわ飯弁当。
お弁当も食べ、21時に終了。グループによっては近くのファミリーレストランに行き、引き続きビジネス案を練っていました。
Day3
とうとう最終日のスタートです。2日目と同じように、楠本会計事務所の方がオフィスを開けてくださり、参加者も続々と会場入りします。
10時からプログラムが開始となりますが、どのチームも9時頃には集合をし、最後の打ち合わせをおこない始めていました。
3日間お世話になった楠本会計事務所はお昼までとなり、お昼ご飯を挟んで会場を「田川伊田駅舎」へと移動します。
お昼はジャッジの一人でもある株式会社terra池内様ご提供のバターチキンカレーとキーマカレー。
田川伊田駅舎は、昨年度の会場でもあり、「今年こそは!」と意気込んでいる参加者もいました。
駅舎に移動したら、テックチェックをおこないながら、どのグループもプレゼン発表に向けて、資料作りや練習に真剣!
ギリギリまで粘っているグループばかり!
会場がパンパンになるぐらい人が入り、プレゼンの時間を待ちます。
プレゼン発表の前に、会場をお貸しいただき、昨年度も大変お世話になった株式会社BENKEIプロブレムソルヴァーズの佐藤様からご挨拶を頂戴しました。
今回、ジャッジとして参加いただいた皆さまです(敬称略)
2泊3日続いた、StartupWeekend田川Vol.3もクライマックスです。
じゃんけんで決めた発表順番で6チームが発表を始めます。
全6チーム。どのグループもとても素晴らしい内容でした。
審査員が審査をしている間に、この2泊3日の感想を参加者に聞いていきました。
どのチームもやり切った感が出ており、すがすがしい表情でした。
「楽しかった人~?」で手を挙げてくれる参加者達
結果発表
まずは、第3位です。
「ざきを」
高校の教員、小学校の教員、父親が教員という「教育」に課題を感じているチームが受賞をしました。「教育は掘れば掘るほど『闇』が出てくる」とグループの中では話題になっていましたが、その中でも、教員が時間と労力をかけて一生懸命つくった「研究授業」がそのまま正当に評価されずに捨てられていく問題に目を向けました。研究授業の動画を販売し、他の授業でも簡単に活用される社会を作りたいとビジネスアイデアを創りました。実際に困っている先生方も身近にいるという点で、評価されていました。
2位は「鍋」です。
SW13回目のみぎーは優勝を狙いに来ていましたが、惜しくも2位。グループ名通り、「鍋」を提供するグループです。忙しいけど健康に気を遣いたい社会人向けに、サブスクの鍋を提供するサービスを検討しました。審査員の池内さんはこのグループに満点をつけるほど大絶賛。
そして1位!
「しゅごっち」です!
メンバーのHidaとよっすぃ~は第2回目に続き、2連覇ということになります。
人の行動原理に目をつけ、どのようにしたら人々は動くようになるのかを突き詰めて考えた結果、スマホやスマートウォッチに「しゅごっち」というキャラクターがあらわれて、警告をしてくれるというサービスを考えました。
このチームは、サービスの内容は当然良かったのですが、それ以上に4名のメンバーがそれぞれの役割分担を明確に持ち、チームとしてサービスを形作っていったことが大きく評価されました。
審査後は、皆さんお待ちかねの打ち上げパーティーを同じ駅舎の2階にある「駅舎ダイニング KAZU」にて実施をしました。
StartupWeekend田川は最後に「浪漫飛行」の大合唱で締めくくるのがお決まりになってきました。
3回目のStartupWeekend田川は老若男女が参加をし、様々視点でアイデアをカタチにしていくことができたのではないかと思います。
田川は他の周辺都市と比べたら田舎ですが、面白い人たちが面白い活動をしている街でもあります。そんな田川で、このイベントが3回も実施できていることに大きな価値があると感じているところです。
また今回は23%が学生(高校生・大学生)でした。このように少子高齢化が進む街で、若い子たちが新しい価値を作り出してくれる街であってほしいと、強く願っています。
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