2015/12/4(金)〜6(日)までの3日間、岐阜県大垣市ソフトピアジャパン ドリームコアにて「スタートアップウィークエンド大垣02」を開催しました。
前回第1回目が2014/12/5〜7でしたので、ちょうど1年後の開催となりました。

初日はピッチの結果、4チームが誕生しました。
その後2日目の朝早々、「ものづくり」というアイディアでまとまっていたチームが円満合意の末で2チームに分離。大垣では初めてのスプリットとなりました。その前後を通じて前回大垣や名古屋、長浜などからのリピーターが上手くチームをまとめ上げていく様子が見られました。

大垣では初回から会場に隣接する施設を利用した宿泊のプランを提供しています。
しかし、54時間の長丁場に対し、深夜の時間に無理をしすぎなかったチームが良い結果を出せる傾向も見えてきています。
短期集中!というイベントでは、時間と体力の配分も重要な要素のひとつのようです。

最終日には、各チーム、完成したビジネスモデルや動作するデモを用いて5分間のピッチが行われました。
今回は現役起業家、大学教授、ビジネスインキュベーターとそれぞれ異なるバックグラウンドの3名の審査員を前に自分たちの起業プランと取り組みをぶつけて頂きました。

審査員たちの長い検討の結果、優勝は「お子さんが学校で使うための上履き袋などの半完成品を販売し、最後の仕上げをお母さんに任せることで時間のないお母さんたちも罪悪感を抱かずに済む」という独特のアイディアを突き詰めた「ちゃんとMade」に決定しました。
2日目の朝にスプリットしたうちの1チームが優勝を勝ち取った結果になり、アイディアの出処が同じでも全く違った結果に行き着くことに驚くことになりました。


今回のSWでは全国の会場同士―横浜と東京、大垣の3拠点―をSkypeで結ぶ取り組みも行われ、地域ごとでオーガナイザーがイベントをどのように盛り上げようとしているかなども伝え合うことができました。
まだ荒削りな取り組みではありますが、さらなるスタートアップウィークエンドの発展を期待できそうな3日間でした。

大垣では引き続き、2016年夏の開催を計画しています。以後は半年に1度のペースで開催していく予定です!

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