2018年10月12日~14日をかけて胎内市でスタートアップウィークエンドが行われました。

なんと阿賀北地域では初開催!この度、レポートを掲載させていただきます。

 

まずは、10月1日に行われた、プレイベントからご覧ください!

 

2018年10月1日(月)プレイベント

平日の夜から胎内市の新栄町集会所で開催されたプレイベント、なんと中条青年会議所メンバー、スタッフも含めて51人もの方にご参加いただきました!!

 

当日のファシリテーターを務めるハルさんこと西村治久さんの熱いトークから始まり、Startup Weekend(以下、SW)に関する質疑応答、胎内市の食材を食べながらの懇親会と、会場全体から本番への期待が感じられる素晴らしい会となりました!皆さん、西村さんを真剣な眼差しで見つめています!

 

SWは乾杯から始まります!
“起業”を生むのではなく、”起業家のコミュニティ”をつくるのが、このSWの目的です。
胎内市の美味しい料理とお酒をみんなで楽しみましょう!

この2週間後に行われる本番の3日間は、飲食費込みで5,000円!前代未聞の価格です!

そして、10月12日(金)から14日(日)にかけて胎内市にある元保育園を改装した素敵な施設「にこ楽・胎内」と最終日のプレゼンは同老舗旅館である「ときや旅館」様で第8回となるStartup Weekend Niigata in 胎内が開催されました。自然豊かなこの地で、熱い3日間が行われました!

 

〇10月12日(金) 1日目

いよいよ、始まりました!どんな3日間になるのでしょうか!?

まずは、懇親会で仲良くなりましょう!
盛り上がっています!

刺し盛りが参加者の皆さんをお出迎え!
まずはパーティーから始まるのがSWスタイル!

今回のテーマは「農山漁村×○○」

 

阿賀北地域初開催にも関わらず、24人の熱き参加者が胎内市に集いました。

県外からの参加者や学生の参加と初日の見学者も数名あり、最年少参加者は現役女子高生!

初めてSWに参加された方が多い様子ですが、なんと1分間ピッチをするのは11人!

投票で絞られ、SW新潟史上過去最多の7チームに分かれました。
ここからチームを構築していきます!日曜日までにどんなビジネスモデルが出来上がるのか楽しみです!

〇10月13日(土) 2日目

今回のSWは朝食付き!バイキングは朝からボリューミー♪お盆やお皿が学校給食みたいで懐かしいです☆

初日のチーム作りの結果、最終的には6チームが残り、これからバリデーション(顧客の検証)へ!
朝から皆さんの熱気が凄い!!

ランチは米粉発祥の地、胎内市産の米粉が窯焼きピザに!美味しそう~♪

調理を担当してくださったのは、どう見てもシェフにしか見えない胎内市役所職員浅野さん。

そして、地元の草花を調理してくださるのは、つみ草の店 草花会のお姉さんたち!
ありがたいです!!

コーチからのアドバイスで、アイディアはどう変化するのか!?

審査員を務める中条青年会議所舩山理事長を含め、5名のコーチの方々からアドバイスをいただきました。

的確なアドバイスをいただき、チーム内だけでは見つからなかったものが見えてきました。

早いものでもう2日目の夜!

夕食は、胎内市のソウルフード、しまづさんのジンギスカンはボリュームがあってめちゃくちゃ美味しい!さらに玉子につけて食べると、なお美味しい!

草花菜会さんが胎内市で摘んできた野草や花を天ぷらに!サクサクな天ぷらは一流料亭のよう!
胎内市の魅力を新たに発見!

美味しい夕食の後、肝心のビジネスアイディアは、さらにどのように磨きがかかるのでしょうか?

今夜が勝負の分かれ目になります!アイディアを最後まで構築しようと、徹夜組も!?

〇10月14日(日) 3日目

SW胎内 最終日!

胎内市名物米粉パンはもっちり美味しい!昨日の米粉ピザもサービスです♪

胎内ジャージーのむヨーグルトで元気ハツラツ!最終日を乗り切ります!!!

お昼には地元の方が特別にコーヒーをふるまってくださいました!
胎内市に流れる縄文水を使ったコーヒーだそうです!深い味わい♪

そして昼食後、最後の最後まで資料をまとめたり、プロトタイプを作ったり。
最後のコーチングを終え、最終プレゼンを迎えます!

場所をときや旅館様へ移して最終プレゼン。

そして老舗旅館の赴きのある雰囲気に和むかと思いきや、この審査員との距離感…

審査員は3名。胎内市長の井畑様に株式会社小野組の小野社長、そして中条青年会議所の舩山理事長。皆様、真剣に参加者のプレゼンを傾聴してくださっています。

 

ここからは、各チームのプレゼン内容をご覧ください!

1.オバランド 「お手軽アウトドア」

県外からビジネスで訪れた人をビジターにし、そこから県内の各地へと遊びにつなげてもらう企画。
新潟市にビジネスで来た時間のない人に、手軽に感じられる新潟各所の冬の良さを体験してもらいます。
田舎時間の疑似体験を味わえるホテルに、室内はベッドの代わりになんとテントでおもてなし。
ホテルとしての稼働率が上がる事が見込める事や、訪問者が冬の新潟を手軽に楽しむビジネスモデルを構築しました。

 

2.清水塾 「承認をテーマにした10~20代のサードプレイス」

いじめや不登校、引きこもりなど人間関係で悩む人たちを対象にした企画。人間関係の課題解決のためのサードプレイスをつくる目的で、胎内市の自然と農村体験などをコミュニティ内で実施します。
胎内の地元の企業にスポンサーになってもらって、利用する若者たちがいずれ社員になる仕組みも構築。ビジネスモデルとして授業料や利用料をいただく社会起業的なモデル。

 

3.プラっとPLOT 「胎内の自然×マンガ×空き家」

胎内市の空き家に全国の漫画家の方に住んでいただき、胎内市民との交流や胎内を舞台にしたマンガを描いてもらう企画。漫画家が市民のストーリーを題材にして描く事でゆくゆくは聖地巡礼に。オフラインではシェアハウスや市民への似顔絵作成での収益、オンラインでは漫画家同士のオンラインサロンのようなコミュニティを構築し、常の情報交換で価値を生み出します。空き家問題の解決と人口減少の2つの課題を一気に解決し、胎内市に変革をもたらします。

 

4.坂農山 「ナナメの苦労をなくしたい」

急斜面での重労働を無くしたいと、高齢者が困っているニーズに対応。棚田の畔の草刈りが一番大変という農家さんの課題に対し、自動走行とコントローラーで制御する除草ロボットを製作。1台50万円で販売し、大手農機具メーカーとのコラボも想定した販売とメンテナンスを委託。研究開発を専門とするメーカーに。ゆくゆくは高速道路の除草作業も請け負うビジネスモデルを構築します。

 

5.あんこチーズ 「女子高生CEO。あんこ×チーズ」

あんことチーズが大好きな女子高生(真ん中左)。自分が好きなもの同士をかけあわせてみたら最高かも!と、市民に意見をもらいました。地元の和菓子屋さんと協力承諾、栃木からチーズを取り寄せて試作品を製作し、実際に胎内市民に試食していただきました。ここからあんこチーズクレープをつくり、胎内市内の人気のお寿司屋さんである「すし誠」さんへ売り込んで既に販売提携を決めました!これを機に女子高生の起業コミュニティをつくります。売り上げの一部はファンドとして高校生の奨学金にするビジネスモデルを構築します。

 

6.思い出屋さん 「胎内の勿体ないスポット巡り」

胎内市の素晴らしいのに使われていないスポットを発見。担い手がいなくてなかなか地元の発信や活用ができていないのが勿体ないという課題を解決。市外から訪れた旅行客と、地元の人や場所など地域資源をつなぐコーディネート会社を設立。地域に宿泊している観光客に体験プログラムを買っていただき、地元の人がナビゲーターになる体験プログラムを販売し、お客様に思い出を作っていただきます。売り上げもナビゲーターとなる地元の方と按分していくビジネスモデルを構築します。

 

審査結果発表

 

どのチームもやり切りました!
審査員の皆様から講評をいただき、ついに審査結果発表!

 

優勝は・・・

 

 

「プラッとPLOT」!!!

アイディアのユニークさと志の高さを評価いただきました!

コミュニティアワードは「あんこチーズ」!!
女子高生の当事者意識を評価。いかに外を巻き込むかに期待!

参加者の皆さん、3日間お疲れさまでした!
イベントはこれにて終了ですが、本当のスタートはここから。

 

皆さんの心に生まれた起業家精神が、これからの新潟を明るくしてくれると信じています!

 

 

開催にあたってご協力いただきましたファシリテーターの西村様、審査員の皆様、コーチの皆様、オーガナイザーの皆様、本当にありがとうございました。

また、会場と食事をご提供いただきました皆様、本当に本当にありがとうございました。

以上、オーガナイザーの平田がお送りいたしました。

 

《スポンサー》

弥生会計 様

 

《ファシリテーター》
西村 治久 様

 

《審査員》
井畑 明彦 様

小野 貴史 様

舩山 博貴 様

 

《コーチ》
多田 朋孔 様

川崎 哲也 様

鈴木 孝男 様

木村 圭吾 様

 

 

《オーガナイザー》
林 基宜 様

高橋 智計 様

平田 大之

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