山口初開催のStartupWeekend!万全の新型肺炎対策を施し開催された熱気溢れる様子をお伝えいたします!!!
■概要
日時:2020/3/20(金)~22(日)
会場:徳山駅前周南市立図書館
参加人数:約30名
ファシリテーター:中本卓利
オーガナイザー:吉本龍太郎・奥山成美・清水祐良・端田綾子・正田陽一
【Day1】
アルコール除菌とマスク着用を終えた方だけが入ることの出来る換気された会場にてStartupWeekendの初日が開幕!今日この日のために宿泊施設を自費で取って参加された学生や社会人の方々もいらっしゃいました。「山口県で起業体験イベントが開催されて嬉しい」とのメッセージを運営メンバーが貰うことも。お互いのアイデアをピッチし、投票を行い、そしてチームが出来上がり、いよいよスタートアップの開幕です!
【Day2】
5チームが昨夜に出来上がったと喜んでいたのも束の間、合計8名で合計されていたチームが早速分裂することに。合計6チームでアイデアをカタチにすることとなりました。まだまだ検証が進んでいない生煮えの状態で起業家の皆様からのコーチングがスタート!「誰の困りごと?」「同じような考えを持っている製品やサービスは調べた?」「想いはあるの?」ストレートに飛び交う質問に上手く答えることができず、凹むチームが数多続出の事態に。
<コーチの皆様(敬称略)>
今村 主税(NPO法人フードバ ンク山口理事長)
吉田 正富(特定非営利活動法人 森林の里 代表)
平尾 譲二(株式会社アルファドライブ取締役)
そして総評では「東京では出来ないことに取り組まなければならない。後追いでは誰もが東京に行ってしまう。」といったメッセージや、「ビジョンに正解も不正解もない。ただそのビジョンに辿り着くために、最初の一歩となる顧客を見つけなければならない。」といったメッセージを貰い受け、街に飛び出すチーム、急ぎ試作品を作り出すチームと様々な動きが起こります。自分たちだけで考えていてはいけないと様々な気付き学びを得つつ、迫り来る締切と戦う夜へと進んでいきます。
【Day3】
徳山駅前のジェラート屋[Gelateria Kurakichi]から陣中見舞いをいただにも関わらず、その甘く冷たいジェラートには目もくれずひたすらに作業に没頭するチームが多々登場することになりました。時間に追われる中、検証・実行・ビジネスモデル設計を進めます。中には二日目の夜に白紙に戻り、三日目の朝から突貫で作り上げたチームも。そしていよいよ夕方、最終ピッチの開幕です。
<審査員の皆様(敬称略)>
杉山 敏美(女性創業応援やまぐち株式会社 代表取締役社長)
松山 功(株式会社ひびき精機 専務取締役)
井手 隆司(エアアジア・ジャパン 前会長)
【結果発表】
優勝チームは消防士の方々が発見した業界特有の課題を解決するサービス。課題発掘もさることながら、テクノロジーを駆使して今までにないソリューションを提供できること、そしてビジネスとして展開の可能性も見込まれ高く評価されることとなりました。
そして全員で集合写真を撮影し懇親会を経て周南から始まるスタートアップの場は幕を閉じました。しかしながら、山口県のアントレプレナーシップはこれで終わりではありません。ここからが始まりです。「山口の他の場所で開催したい!」「他にも行政や企業を巻き込みたい!」といった声が会場に飛び交っていたことから、山口県にて起業家を育てる取り組みはこれからも続いていくに違いありません。最後に、本会にお力添えをくださった皆様をご紹介し、本レポートの結びとさせていただきます(敬称略)。
[スポンサー]
・中特グループ
・周南マリコム
・山口銀行
・徳山大学
[後援]
・周南市
今後とも何卒よろしくお願いいたします。
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