宮崎で2回目の初開催のStartup Weekend!まだ肌寒い南国で熱いアイデアをカタチにした3日間の様子をお伝えします!!!

日時:2024/2/16(金)~2/18(日)
会場:ATOMica宮崎
参加人数:25人
ファシリテーター:糸川郁己
オーガナイザー:梅原卓也・義岡隆征・内山悠太郎・坂本麻季子・石原祥子・三宅康夫


【Day1】

懇親会のピザパーティからはじまる Startup Weekend!

2回目の宮崎は地元・県内の参加者が多く、他に福岡、東京などから参加がありました。1年ぶりに会った人や、一緒に参加した友達・お子さんと、今週末を通じて何を成し遂げたいのか、持ってきたアイデアは何か、想いをお互いにシェアしていきます。

そしてまずはアイスブレイクから。Startup Weekend恒例、全く異なるキーワードを組み合わせてクリエイティブなアイデアを制限時間内に生み出していきます!

即興でどんなビジネスアイデアを生み出すことが出来たのか?チーム毎にピッチを実践!

そしてアイスブレイク後はいよいよアイデアピッチの時間、今回は人数もちょうど良いので、強制的に参加者全員ピッチ方式が採択されることに! 事前にアイデアを用意してきた人、即興でアイデアを絞り出す人それぞれに産みの苦しみを経て一人一人60秒のピッチへ!自分の想いを場に集った仲間にぶつけていきます!

Startup Weekendは全国で男性参加率が高くなりがちではあるものの、宮崎では今回は女性の皆さまが積極的に参加され、しかも小学生も4名参加し、様々なアイデアが繰り広げられることに。そしてピッチの後はお互いのアイデア詳細をヒアリングする時間へ!根掘り葉掘りが続きます!

そしてヒアリング後は投票を経て、残った人気アイデアで最終ピッチ!そしていよいよチーム結成へと進んでいきます。

そして紆余曲折を経て合計4チームが結成!小学生が引っ張るチームもできました!最終的にどんな製品・サービスに帰結するのか?期待とやる気でいっぱいの一日目が閉幕!


【Day2】

朝から各チームに分かれて活動スタート!昨晩のアイディアを形にする作業です。「誰のなのを解決したいのか?」の検証のため、序盤から積極的に動きます。まさにNo Talk, All Actionですね。

駅前で該当インタビューをした班も収穫があったかな?

小学生が参加したチームは、聴覚障がい者センターへ。
子どもたちが大人を巻き込んで、アイディアが形になっていきます。この手話はアイラブユー!!

こちらの班は、車で30分くらいかけて現地視察へ。現場でイメージを膨らまし、現地の方々から話を聞き、イメージもどんどん湧いてきたようです。

一方、午後のコーチングに向けて黙々と議論を重ねるチームも。すごく難しいテーマに真剣に向き合います。

さーて、動いたらお腹が空きましたね。 1日目の昼食は、宮崎ならではのチキン南蛮です!うまいー!!

昼食後は、ビジネスプランのフィードバックを頂くコーチングの時間です。
快諾していただいたコーチの皆様。ありがとうございます!!※敬省略

・福島あずさ(一般社団法人心理的安全性アンバサダー協会 理事)
・大石広行(シスココンサルティング株式会社 代表取締役社長)
・松浦千博(松浦牧場)

「そのサービスは誰の課題を解決するものなの?」
「本当にそのサービスは課題を解決できるの?」
「それは本当に自分たちがやりたいことなの?」

コーチの方々からの本質的な問いに、「あれ?どうだっけ?」「何がやりたかったんだ?」「このままの形でいいのかな?」と立ち止まったグループ多数。ここからがStartup Weekendの真髄ですね。ここから、終了の22時過ぎまで、さらに自分たちのビジネスプランをブラッシュアップしました。


【Day3】

ついに最終ピッチを迎えることに!どのチームも朝から追い込みを続けます。中には前日深夜4時まで作業をしていたメンバーもいたそうです。

お昼前に届いたお弁当を食べながらアクションを繰り返し、15時からの最終ピッチに向けて最終調整へ!

今回の審査は以下の方々が担ってくださいました。
・金山 宏樹(株式会社シカケ 代表取締役)
・宮木 章太(アオシマアパートメントオーナー、投資家)
・柳本 明子(株式会社ウェブサイト 代表取締役社長)

次々と発表が進んでいく中で、審査員の方からの質疑応答で検証の甘さや試作品に対する厳しいフィードバックをいただくことも!負けじと発表者も自分たちの想いと成果をぶつけていきます!


【結果発表】

そして、待ちに待った結果発表!

🎉第三位🎉 みんなの居場所〇〇さんち

不登校の生徒や不登校の生徒を抱える家庭を救いたいという思いからスタートしたこのチーム。不登校生徒や不登校生徒を抱える親が気楽に通える場所を提案!

こちらは社会人3名のチームで機動力にあふれたメンバーでフットワーク軽く動き回っているのが印象的でした。しかし、どうやらマネタイズで苦戦した模様。 ジャッジの金山さんはつい先日に不登校の生徒へ居場所を提供する事業へのアドバイスを行っており、不登校生徒に居場所を提供する重要性を強く感じていたため、金山さんにはこの事業が刺さったようでした!

🎉第二位🎉 ゆかいな仲間たち

2つのチームが合体してできたこのチーム。
日記を最後まで書きたい!という小学生メンバーの声から生まれた「ツヅくんダイアリー」。日記とゲーム機が合体し、ゲームが日記に連動して進行する商品を考案!

ジャッジからは、各日記の内容によってストーリやキャラクターの成長が変わるゲームを付帯させるアイディアも出てきて、大人にも需要がありそうと高評価をいただいていました。

🎉第一位🎉   いっちゃんの手話アプリ

こちらはなんとチームの半数が小学生で他のメンバーはスポンサーでもあったシスココンサルティングの従業員のコンサルタントと、フリーランスのSEという異色のチーム。

手話が簡単にわかるスマホアプリが欲しい!という小学生からの一言からサービスを考案し、最終的には限られた時間内にアプリのプロトタイプを作成し、福祉施設に見せに行き、実際に福祉施設の方にアプリを使ってもらいフィードバックまで得ていた点がとても高評価でした! 小学生メンバーもアプリに意見を出して誰もが使いやすいデザインを提案することができました。

ところが、実はこのチームは、発表の直前でピポッドをしておりました。当初は手話を読み取るアプリを開発しようとしていたのですが、調べていく中でそのようなアプリがすでにあることが発覚!
2日目の夜に急遽手話の学習アプリを作成することに決めました。そこからアプリのプロトタイプを作成し、現場でテストをしてもらいフィードバックを受けてくるスピード感はまさにベンチャー企業という感じですね。

ジャッジからは、俳優やアイドルに手話の映像を提供してもらうなどヒットする可能性が大いにあると大絶賛でした!また、質疑応答で顧客のインサイトを深掘りして検討してきたことが垣間見れたことやピポッドの潔さについても評価していただき、圧倒的高評価で見事1位を獲得しました!

全ての結果発表を終えた後は懇親会。

今回は小学生から社会人OBまで熱狂して駆け抜けた3日間となりました。そんな、Startup Weekend宮崎Vol.2は、前回のStartup Weekend宮崎Vol.1で初めてStartup Weekendに参加したメンバーがオーガナイザーの大半を占める中での開催となりました。

スポンサー集めから参加者集めまで苦戦し、開催すら危ぶまれる状態でしたが、スポンサーの皆様のご協力のおかげでついに開催することができました。 参加者からは「楽しかった!」、「次回も参加したい!」という声もあり、Startup Weekendのエコシステムが宮崎に生まれたことを感じました。

まだまだ宮崎では知名度がない中、新しいことを始めるんだ!という強い思いで会費を払い過酷な3日間に挑んだ参加者の皆様に敬意を払うと共に、開催に向けてお力添えくださったスポンサーの皆様をご紹介させていただきます。

[日本全国・通年スポンサー]
弥生株式会社 様

[スポンサー]
宮崎カーフェリー株式会社様
株式会社STARTERS 様
シスココンサルティング株式会社様
株式会社グラブデザイン様

[会場スポンサー]
株式会社ATOMica様

[つぶグミ/グリーン豆などのお菓子のスポンサー]
春日井製菓株式会社 様

[健康・スポーツフードスポンサー]
大塚製薬株式会社 様

[飲料スポンサー]
キリンビバレッジ株式会社 様

【イベントページ】
https://swmiyazaki.doorkeeper.jp/events/167210
Startup Weekend宮崎を今後とも何卒よろしくお願いいたします。

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