宮崎初開催のStartupWeekend!南国でアイディアをカタチにした3日間の様子をお伝えします!!!

日時:2023/3/10(金)~3/12(日)
会場:ATOMica宮崎
参加人数:25人
ファシリテーター:中本卓利
オーガナイザー:糸川郁己・辻貴美花・三宅康夫・皆芳宅雅

【Day1】

始まりは懇親会!福岡・佐賀・東京・熊本・長野(ISAK)といった様々な場所から集った仲間とピザを片手に語り合い。今週末を通じて何を成し遂げたいのか、持ってきたアイデアは何か、想いをお互いにシェアしていきます。

場が温まった後はスポンサー様のご紹介をしてキックオフ!今回のStartupWeekend宮崎の立役者、グラブデザイン梅原さんから春日井製菓様のご紹介をいただきました。

そしてまずはアイスブレイクから。StartupWeekend恒例、全く異なるキーワードを組み合わせてクリエイティブなアイデアを制限時間内に生み出していきます!

即興でどんなビジネスアイデアを生み出すことが出来たのか?チーム毎にピッチを実践!

そしてアイスブレイク後はいよいよアイデアピッチの時間、けれども今回、ピッチを躊躇する方々がいらっしゃったので、強制的に参加者全員ピッチ方式が採択されることに!「アイデアなんて思い付かないよ!」と頭を抱える方が続出することに。

産みの苦しみを経て一人一人60秒のピッチへ!自分の想いを場に集った仲間にぶつけていきます!

StartupWeekendは全国で男性参加率が高くなりがちではあるものの、今回は女性の皆さまが積極的に参加され、男性が持たない視点から様々なアイデアが繰り広げられることに。そしてピッチの後はお互いのアイデア詳細をヒアリングする時間へ!根掘り葉掘りが続きます!

そしてヒアリング後は投票を経て、残った人気アイデアで最終ピッチ!そしていよいよチーム結成へと進んでいきます。

そして紆余曲折を経て合計五チームが結成!いったいどこへ辿り着くでしょうか?期待を胸に一日目が閉幕!

【Day2】

2日目の朝から各チームに分かれ、本格的な活動がスタート!チームメンバー全員で議論を深めるチーム、午前中から商店街に出てアンケートを取るチーム、そして会場でMVP作りに励むチームも。また「方言女子の魅力」に取り組むチームもあったことから、会場では全国各地の方言が流れることも。

そして美味しいランチを食べて一段落。出来立てプレートに満足する時間となりました。

そして昼下がりからはアイデアに客観的なフィードバックを届けてくださるコーチングがスタート!本来は株式会社グラブデザイン梅原さんもコーチとして参加を予定していたものの、初日に軽井沢からやってきた高校生にチームに入るよう勧誘され、コーチングは下記四名様にて実施されることとなりました。

<コーチの皆様(敬称略)>

有賀 沙樹(旅するコミュニケーションマネージャー)
鶴 健一(株式会社STARTERS 代表取締役社長)
柳本 明子(株式会社ウェブサイト 代表取締役社長)
秦 裕貴(AGRIST株式会社代表取締役社長兼CTO)

コーチングを経て方針転換をせざるを得なくなったり、22時を回っても白紙のチームも登場し、会場には重い空気が流れることに。晩御飯は刺激的なカレーで元気が出たかと思いきや、中々に各チームとも復活の兆が見えぬまま、深夜の延長戦へと突入へ。「動き出したいけれども、そもそも仮説が出来上がってないので進められない…」「普段どれだけ自分は頭を使ってなかったのか…」「明日は会場に行くの、本当に止めようかな…」そんな言葉が飛び交い暗雲が立ち込めました。

[Day3]

 ついに最終ピッチを迎えることに!どのチームも朝から追い込みを続けます。中には朝8時からクラフトビールの醸造所に向かったチームまで。

お昼前に届いたタコスを片手にアクションを繰り返し、いよいよ夕方からは最終ピッチの開幕へ!

今回の審査は以下の方々が担ってくださいました。

<審査員の皆様(敬称略)>

宮田 理恵(カテナ株式会社 代表取締役)
日永 純治(株式会社ATOMicaコミュニティスタッフ長)
村岡 浩司(株式会社一平ホールディングス 代表取締役)

次々と発表が進んでいく中で、審査員の方から検証の甘さや試作品に対する厳しいフィードバックが飛び交うことも!けれども参加された皆様も負けじと自分たちの想いと成果をぶつけていきます!

【結果発表】
休憩を経て待ちに待った結果発表!

🎉第三位🎉 KIKUYO
元々は心が落ち込んだ人を救うコンセプトからスタートしたものの、最終的には女性のストレスを緩和するグッズを開発するチームへと進化!室内履きのレディースサンダルに衝撃吸収加工を施し、誰にも迷惑をかけずに気軽に地団太を踏めるアイテムを構想だけでなく試作設計に至れていた点も評価されました。

🎉第二位🎉 おじゃまdeふるさと
料理を作ることが好きで好きで仕方ない人は、旅行中に旅先の地元食材や地元料理を作る体験を積みたいと思っている。そんな想いを起点にピッチに挑んだチームです。最終的には「旅先で孤独な料理好きのオッサンを救う!」というコンセプトに仕上がり、地元の美人料理家&食材とのマッチングサービスへと至りました。

🎉第一位🎉 Reality Brew

「誰でも気軽にクラフトビールを作れる世界を!」高校生のチームリーダーが掲げたコンセプトから全くブレなかったチームです。自宅で簡単にビールを作れるサポートを、というところが出発点であったものの、やはりどれだけ調査しても日本では酒税法違反に。そこでクラフトビール醸造機能付きレンタルキッチンスペースを準備することでその法律課題をクリアするというサービスです。まだまだビジネスモデルは粗削りであったものの、醸造所を調査を経て仮説検証がきちんとできていたことや、手作りビールのニーズを気軽に叶えられる点、雨が降った時に行く場所がない宮崎問題の解決、商店街の空物件リノベによる地域とのWin-Winなども評価されました。

 全ての結果発表を終えた後は懇親会。審査員の皆様にアイデアの改善点や今後の取り組み方を尋ねるチーム、振り返りについて相談するチーム、また次の開催に向けて運営と握手するチームまで、三者三様の懇親会へ。あまりにも熱量が高まり過ぎ、アトミカ宮崎様が手配くださった美味しい晩御飯は最後に持ち帰り放題となるぐらいの盛況となりました。

 そんなドラマ溢れる場となったStartupWeekend宮崎は、実は波乱万丈の準備を経て開幕に至りました。StartupWeekend宮崎の始まりは、グラブデザイン梅原さん7年前にStartupWeekend東京にてコーチを務められたことでした。梅原さんがコロナをきっかけに宮崎に移住後、宮崎でもアイデアをカタチにする場を開催できればと考え、7年前にご縁を紡いだファシリテーター中本に連絡をしたことからキックオフ。

 けれども現地に誰もオーガナイザー(StartupWeekend経験を持つプログラム運営者)が誰もいなかったことから、StartupWeekend北九州コミュニティから糸川さん&三宅さんの力を借り、StartupWekened長岡コミュニティから辻さんの力を借り、StartupWeekend熊本コミュニティから皆芳さんの力を借り、そして会場をご提供くださったアトミカ宮崎の日永さんに支えていただきつつ、梅原さんと連携し遠隔で企画を進めるという大変な半年となりました。

 本当に宮崎で人が集まるんだろうか?プログラムが成り立つんだろうか?無事に開催を終えたとして、コミュニティとして今後も続いていくんだろうかと運営一同心配していましたが、懇親会では「次回も参加します!」「次回はスポンサーします!」「次回はオーガナイザーに入ります!」といった声が飛び交い、未来への礎が整ったことを感じずにはいられませんでした。

 初開催に飛び込んでくださったファーストペンギンな皆様に敬意を払うと共に、最後に本会の開催に向けてお力添えくださったスポンサーの皆様をご紹介させていただきます。

[日本全国・通年スポンサー]
弥生株式会社 様

[スポンサー]
株式会社ATOMica 様
株式会社STARTERS 様
春日井製菓株式会社 様

【イベントページ】
https://swmiyazaki.doorkeeper.jp/events/144987

StartupWeekend宮崎を今後とも何卒よろしくお願いいたします。

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