静岡西部東部を問わず、アイデアをカタチにしたい仲間が三島に集結。新型肺炎流行後に初のオフライン開催となった熱気溢れる様子をお伝えします。
■概要
日時:2020/7/17(金)~19(日)
会場:みしま未来研究所
参加人数:約20名
ファシリテーター:中本卓利
オーガナイザー:福原美奈・宇野智之
【Day1】
大雨に打たれながらも会場に集った仲間と懇親会からスタートです。その湿気の強さから潤沢に用意しておいたビールが飛ぶように飲まれることとなりました。気付けば二日目からいらっしゃる筈のコーチの皆様も場に加わり和気あいあいとした雰囲気に。
そうやって熱量が高まってきたところで一人一人がアイデアを出し合い、そして投票、そしてチーム作りへと進みました。今回は合計5チームが三島からスタートアップを始めます。
【Day2】
翌朝に会場に集うとチームの再編が起こっていました。昨夜に勢いでチームを組んだものの、やはり他のアイデアをカタチにしたい…という想いから移籍が多々起こったようでした。StartupWeekendのモットーはルールがないことがルール。HireもFireも自由です。そうやって組み替えられたチームにて、アイデアの作りが進みます。けれどもアイデアをカタチにする経験は中々に積んだことがない方も多数。そこでコーチの皆様にサポートをいただくのが二日目のお昼過ぎです。
<コーチの皆様(敬称略)>
川村 結里子(株式会社結屋 代表取締役)
長岡 善章 (株式会社アーティスティックス 代表取締役)
宇野 智之 (株式会社モンスター・ラボ 執行役員)
コーチングの中で、「それって誰も困ってる人がいないんじゃ…?」「自分たちのアイデアを会場でひたすら話し合っていても正解はどこにもないよね?」といった厳しいフィードバックが飛び交うことに。コーチング後に白紙に戻ったチームから、方針が擦り合わず分裂したチーム、そして会場の外から声を集めることの大事さを悟って雨の中で駅前に赴くチームまで多数登場することになりました。まだまだ過酷な試練は続きます。
【Day3】
三日目の朝は会場に中々に人が現れませんでした。街中へ赴いてアイデアの価値を確かめるチームから、チームから離れて一人で道を模索される方、会場の一角を全て使って試作品を構築するチームまで様々です。そして時間に追われつつも、この週末のアクションを整理して審査員へ伝える準備を進めます。
そして日曜日の夕方、いよいよ最終ピッチの開幕です。今回はオンラインでジャッジをしてくださる審査員様も登場することとなりました。
<審査員の皆様(敬称略)>
西原 宏夫(株式会社にしはらグループ 代表取締役会長)
河田 亮一(加和太建設株式会社 代表取締役)
鶴 健一 (株式会社STARTERS 代表取締役)※オンライン
【結果発表】
優勝はチーム「FILTER」。喫煙者と非喫煙者が共存して楽しめる世界に向け、喫煙者向け喫煙可店舗発見アプリと、喫煙者向け持ち歩きの出来る煙の浄化フィルターを提供するビジネスを考案しました。アプリと浄化フィルターの両者共にプロトタイプが出来上がっており、ブラッシュアップしてクラウドファンディングに持って行けるね、と審査員から講評をいただくこととなりました。
その後に美味しいお酒と料理が振る舞われた懇親会を経て、三島から始まるスタートアップの場は幕を閉じました。けれどもこれで閉幕ではありません。ここで出会った仲間たちと一緒にアイデアをカタチにする日々が、そして三島を盛り立てるコミュニティがここから動き出すのです。
その三島での最初の一歩を踏み出すためご支援くださった皆様を最後にご紹介し、今回のご報告とさせていただきます(敬称略)。
[スポンサー]
・加和太建設株式会社 様
・株式会社にしはらグループ 様
・株式会社イワサキ経営 様
・弥生株式会社様
[後援]
三島市様
今後とも何卒よろしくお願いいたします。
[イベントページ]
https://swmishima.doorkeeper.jp/events/102368
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