2023 8/25,26,27にStartupWeekend熊本Vol.14@人吉球磨が開催されました!

Startup Weekend 熊本初となる人吉球磨での開催で、今回は10名の皆様にご参加いただきました。

会場は多良木町交流館 石倉
国の登録有形文化財にも登録されている歴史ある建物です。

◆ 概要 ◆
< 日時 >
2023/08/25, 26, 27

< 会場>
多良木町交流館 石倉

< 参加人数 >
10名(社会人8名、学生2名)

< スポンサー >
《 日本全国・通年スポンサー 》弥生株式会社 様
《 シルバースポンサー》ReHug株式会社 様
《 ブロンズスポンサー》株式会社Vizers 様
人吉・球磨しごと創生連絡協議会 様
税理士法人TAパートナーズ 様
《 副賞スポンサー 》一般財団法人たらぎまちづくり推進機構 様
《 後援サポーター 》人吉市 様
多良木町 様
くま川鉄道株式会社 様
球磨川くだり株式会社 様

< ファシリテーター >
特定非営利活動法人StartupWeekend認定ファシリテーター
Code for Kitakyushu事務局長
I.I.(個人事業) 代表
(公財)北九州産業学術推進機構(FAIS) ロボット・DX推進センター DX推進担当課長 糸川 郁己 氏

< オーガナイザー >
特定非営利活動法人StartupWeekendリードオーガナイザー
ReHug株式会社代表取締役 勇者(公認会計士Lv.22 税理士Lv.6+1=7):勇者けいぞう(本永(岡)敬三)
株式会社 Vizers 代表取締役:安田 亮治
株式会社 Vizers:前廣 千愛
某コンサルティングファーム勤務:金川 俊介
肥後銀行:松尾彰文
株式会社ロジトーイ 代表:野間 英樹
Socialups株式会社:皆芳 宅雅

◆ Day1 ◆

初日はピザとビールで乾杯からスタート!

軽く打ち解けあったところで、早速ファシリテーションがスタート。

ファシリテーターの糸川さんにとって、今回がStartup Weekendでのファシリテーターデビュー戦となりました。

「スポンサー」「リードオーガナイザー」「参加者」と三足の草鞋をはく勇者けいぞうさんからの挨拶も

その後は、アイスブレイクのゲーム「ハーフベイクド」で肩慣らし。

そしてアイスブレイク後は1分ピッチ!自分のビジネスアイデアを発表します。
今回は参加者全員がピッチを披露してくれました。中には小学生も!

ピッチが終わったらチームビルディングを行い、アピールタイムを経て投票となります。

今回は2チームが形成されました。

◆ Day2 ◆

朝のファシリテーションが終わると各チームすぐに建物の外へ。
No talk All Action!というスローガンを体現しています!

午後からはコーチング。

・球磨川アーティザンズ 代表社員 田畑 奈津 氏
・株式会社Ciamo 代表取締役 古賀 碧 氏

・インキュベイトファンド株式会社 事業開発アナリスト 溝口 然 氏

以上の3名のコーチをお招きし、アドバイスをいただきました。

コーチの方々のアドバイスを受け、さらにアイデアを練って最終ピッチに向けて突っ走ります。

◆ Day3◆

あっという間に迎えた最終日。各チーム最後の追い込みです。

プレゼンの際の注意事項や聞くときのポイントを踏まえた上で、いよいよ最終プレゼンテーション。
3名のジャッジに向けて5分間の発表を行います。

今回のジャッジを快く引き受けてくださったのは以下の3名の方々です。


株式会社OK Junction 代表取締役
一般社団法人交通都市型まちづくり研究所 代表理事
STARTUPS SELECTION® パーソナリティ
漆畑 慶将 氏

Startup Hub Kumamoto 肥後銀行創業·開業プラザ長
西 浩(にし ひろし)氏

株式会社システムフォレスト  代表取締役
富山 孝治 氏

最初の発表は「人ん義」。
結果にコミットした、次世代リーダー育成プログラムの発表でした。

多くの企業が人材育成について悩んでいるという現状を受け、3ヶ月で30万円の養成プログラムを組み、組織に貢献できる本質的な人材育成を行うサービスを提供したいという内容。形式的な知識の習得にとどまらず、それぞれが自立し、実際に行動できる人材を育成していきたい!という熱い想いのあるチームでした。

そして次の発表は「アンタッチャブル」。

当初の「くまケンクエスト」からピボットし、チーム名も変更となった「アンタッチャブル」。
地方で課題となっている高齢化の問題や後継者不足の問題に焦点を当て、若者が職業体験を行う場を作ることで、事業者と就職希望者を繋ぎ、将来的には事業承継の課題解決も目指すというマッチングサービスについての発表でした。

両チームとも、ジェスチャーも交えながらの堂々とした発表で、3日間やってきたことの集大成となるプレゼンテーションでした。

最終発表後はじっくりと審査が行われ、結果、優勝したのはアンタッチャブルチーム!

優勝者特典として、たらぎまちづくり推進機構様よりコワーキングスペース「T_Lab」の1年間無料利用権が授与されました。
優勝できなかったチームも、最後には感極まって涙を流すメンバーが出るほどの熱い3日間となりました。

審査員からの総評としては、「人ん義」チームの方は、経営者と接していると「人材育成が悩み」という人はかなり多く、そこを解決させるサービスを提案するのは意義がある、とニーズのあるサービスである点が評価されました。また、「アンタッチャブル」チームの方は、人吉球磨に限らず、各地方で問題となっている事業承継の問題に着目し、実際に外に出て現場の声をしっかりヒアリングしていた点や、イラストも使ってスライドもわかりやすくまとめられいた点が高く評価され、アンタッチャブルチームの優勝となりました。

その後は懇親会が行われ、ジャッジやスポンサーの方々、ファシリテーターや緊張も解けた参加者の方々、これまで開催に向けて準備を進めてきたオーガナイザーみんなが一緒になって交流を深めました。

参加後の感想や今後に向けての意気込み、それぞれが行っている取り組みなど、あちこちで熱い会話が繰り広げられていました。今後、県内の各地域でStartup Weekendを開催したいとの声も上がり、これからますます熊本は盛り上がりそうです。

今回、初の人吉球磨開催となりましたが、人吉市や多良木町の皆様にも後援していただき、大盛況のうちに幕を閉じることができました。過疎化や水害の被害で悩む人吉球磨地域を、一気に活性化していくエネルギーを感じるイベントとなり、人と人とのご縁が繋がるきっかけにもなったかと思います。

参加者の皆様、支援してくださった皆様に心より感謝申し上げます。

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