イベント開催概要

日時:3月8日(金)~10日(日)
会場:村半 若者等活動事務所
参加人数:15名(内訳:)
ファシリテーター:マツモトサトシ様
リードオーガナイザー:中垣乃彩
オーガナイザー:ながいしともき、久保田恭一
イベントページ:https://swhidatakayama.doorkeeper.jp/events/162097

スポンサー・後援

StartupWeekend飛騨高山1stの開催にご支援いただきました企業さま・団体さまになります(敬称略・順不同)
スポンサー:
・株式会社STARTERS 様
・高山商工会議所 様
・高山市商工会協議会 様

日本全国・通年スポンサー弥生株式会社
後援
・高山市
・飛騨市

【Day1】

2024年3月8日(金)〜10日(土)に飛騨地方に初めてStartup Weekendがやってきました!
岐阜県内では2019の大垣開催を最後にご無沙汰だったという驚き。
そして3月なのにまだ雪が舞うというダブルの驚きの飛騨のエネルギッシュな週末をレポートしていきます!
(執筆担当 SW飛騨高山org中垣乃彩)

開場&交流会

毎度お決まりのピザからのSWスタート。
SW飛騨高山に集まった15名のうち、学生は6名、社会人9名。参加者の平均年齢約26歳という飛騨らしからぬフレッシュさで初開催を迎えることができました。そして8割以上が地元の方。『飛騨地域で』を体現できたこと、本当にうれしかったです。
ピザを食べながら早くも会場は和やかな雰囲気になっていました!

ファシリテーション

ファシリテーターはマツモト様にお願いしました!この「起業」「起業」「起業」のスライドでスイッチが入ったという参加者の声も。
15名のうちSW参加経験があるのは2名と少ないながら、マツモトさんのファシリテーションでSWの流れをつかんでいきます。

アイスブレイクはハーフベイクドを。

ハーフベイクドというのは、異なる2種類のキーワードの組み合わせから実現可能性を考慮せず新しいサービスを考えるという方法です。

あつまったキーワードは「かわいい」「温泉」「家具」「五平餅」「走る」「山」の6つ

「かわいい×温泉」、「家具×五平餅」、「走る×山」の組み合わせでチームごとにサービスを考えます。

1分ピッチ

そんなアイスブレイクでさらに場が温まってきたところで本番の3日間一緒に取り組んでいく仲間を探す1分間ピッチです。全員が1分ずつ、3日間なにをしたいのか、もしくは自己PRをしていきます。

1分ピッチ開始まで休憩も含め10分ほど時間があるとはいえ、1分間に伝えたいことをまとめるのは至難の業です。
皆さん気合と緊張が入り混じります。

全員のピッチが終わった後は投票に入ります。

1人3票を持ち、テーマオーナーの話を決めながら、自分はどのテーマで取り組みたいか決めていきます。

最初の投票数が多かったテーマオーナーが再度30秒でピッチをし、再投票。いよいよチームを決めていきます。

チーム結成

SW飛騨高山の驚きは雪と久しぶりの岐阜県開催だけにとどまらず、

10分弱でチームが結成するというスタートダッシュの良さ。ポンポンとチームができあがっていきます。

チーム和紙
チームシェアーズ
チームかわいい
チーム演劇

順調なスタートで締めくくられたDay1でした!

【Day2】

開場&ワーク&ファシリテーション

さて、Day2はマツモトさんからのレクチャーから始まります。

最終日の審査項目についての説明を終え、いかにすっきりして説得力のあるピッチを用意できるか、その重要性を学びました。そのためには仮説検証が欠かせません。とにかく未完成でもいいから必要最低限の実用性をそなえたプロダクトをつくって検証する。実際に検証を回さなければ意味がないというところに驚いた参加者も多かったはずです。

昼食

昼食は「ちとせ」の焼きそば弁当。

高山のメインストリートに店を構える行列ができる焼きそば屋さんです。
いくら食べても減らない無限焼きそばでエネルギーを補給します!

いよいよコーチングが始まるのですが、町に足を運んでいるチームもあります!

時間の使い方もどこに足を運ぶかもチーム次第。隣の席の様子をちらっと気にしながらここからは時間との勝負です。

コーチング

今回飛び入りの方も含め、4名の方にコーチを務めていただきました!(順不同)

・中畑久美子様(社外社員計画株式会社 代表取締役)
・漆畑慶将様(株式会社OK Junction 代表取締役)
・田和草太郎様(株式会社田和コーポレーション 代表取締役社長)
・平光昌寛様(合同会社シェアストック 代表取締役社長)

チームの困りごとやビジネスの先輩としての立場からのアドバイス、情報提供など、急所を突かれた言葉の数々に次第に参加者の口数が減り、表情が曇っていくところも……。

コーチの皆さまからは、どのチームも検証やヒアリングを通して顧客の痛みを聞くことができていないという厳しいご指摘。コーチングの予定時間を過ぎても、コーチの皆さまがチームの席に入ってくださり、知見や人脈を活用した熱いサポートが続いていきます。

夕食

頭を終始フル回転なので皆様お疲れ様モード。

ある参加者さんは頭から湯気がみえていたとか???!
というわけで、たっぷりのコーチングの後はおいしいお弁当!
Day2の夕飯は中山中華そばのチャーハン弁当。これだけのボリューム感です。

好評の声が運営に届き、元気を出してもらえたようでうれしかったです!!

夕食後にマツモトさんによるワーク。
このグラフは参加者の皆さんの記憶にがっつり刻まれているのではないでしょうか?
このグラフは参加者のモチベーションを示しており、ワークをしているこの時点で青色の点の場所。

「これからまだどん底があるけれど割り切って力を発揮できるので大丈夫ですよ。」と淡々と語るマツモトさん
まだ苦しい夜が待っているのか、、、そんな参加者の心の響きがオーガナイザーにも届くようでした。

そうして数時間先のどん底を前に不安を残して終わるDay2でした。

【Day3】

開場

Day2までに比べ、朝からパソコンやスマホの画面に集中している人が多く、発表がすぐそこまで来たのだと感じられます。オーガナイザーもなぜかそわそわしてしまいます。

最後の追い込み&昼食

追い込みに相応しいものをとおもい、Day3の昼食はこびしやのおにぎり弁当。
ぎっしりおにぎり3つの揚げ物が入ったパワフル弁当で気合をつけます。

最終発表

15時からいよいよ最終ピッチです。

SW飛騨高山1stでは、DAY1で10分弱で結成したチームが移動や解散なく、最終ピッチまで走り切るという平和な静かな戦いでした。

今回ジャッジを務めていただいたのは飛騨出身、飛騨で大活躍する仲良しすぎる若手のみなさまです!(下の写真左から)まるで3人トリオのような息のピッタリさと連帯感で、いろいろな角度からSW飛騨高山にふさわしいジャッジをしていただきました。(敬称略)

・有巣弘城様(有限会社舩坂酒造店 代表取締役社長)
・松場慎吾様(株式会社HIDAIIYO 代表取締役)
・古里圭史様(株式会社リトルパーク 代表取締役/一般社団法人 CoIU設立基金 監事)

結果発表

ジャッジの皆さまの熟考の末、ついに受賞者が決定しました!
合計4チームのプレゼンが行われた今回は優勝と特別賞が発表されました!

優勝したのは!

チーム「takayamaをショーのまちに!」

つづいてジャッジによる特別賞は!

チーム「わくわく企画」

懇親会

SWの魅力は3日間さんざん頭をフル回転させた後に来るご褒美。懇親会こそSWの醍醐味ではないでしょうか。同じ釜の飯を食べながら、より参加者やコーチ、ジャッジの関係性が深まっていきます。

自分を売り込んでいく。学生の参加者たちの姿も見受けられました。

最終ピッチから熱量が上がり続けたまま、惜しまれつつも閉幕となります。

そうしていつの間にか仲良くなった参加者は雪がぱらつく夜の高山の街に消えていきました。

最後に

私が「地元飛騨でSWをやりたい!」

そんな思いがふっと降りてきたのは夏季の集中講義でした。そこから8か月があっという間に経ち、たくさんの方々のサポートでSW飛騨高山1stを終えることができました。

開催にあたり、ご尽力してくださったすべての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

この場を借りて、心よりお礼申し上げます。

そして今回のSW飛騨高山の開催で、何よりうれしかったのは、横のつながりが生まれたことです。

飛騨のというエリアは狭いので、参加者も顔見知りが多いのかと予想していましたが、いろんな関係者の方々のつながりで多様な層に参加していただきました。特に今回はチームの解散もなかった分余計に、3日間で得られた結束が固かったように思います。

SW飛騨高山の3日間の中で仮説検証をできなかったチームも次の日からのアクションの話がさっそく上がっていました。ここで見つけた仲間とアクションを続けていくそうです!

私がそうだったように、3日間のチームでのアクションはなくても、参加者の心になんらかのアクションの火を着火できていたら嬉しいです。
No talk, All action!

★★集合写真★★

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