新潟県コミュニティはおかげさまで今年(2020年)で7周年。ついにメンバーは500名を超えました。
そして、その7周年での新しいチャレンジとして始めた最大10名限定の少人数制イベント、その名も『mini版』。
今回はそのvol.5が開催されました。
記念すべきmini vol.1・mini vol.2・mini vol.3・mini vol.4につづき、mini vol.5も1週間の告知期間で10名が揃い、満員御礼!
なお、mini vol.5はコロナ禍に対応すべく企画された3回目のオンライン開催。イベント概要はこちらをご覧ください。
【1日目】
参加者たちをあらかじめ専用のチャットルーム(Facebookメッセンジャーグループ)に招待しておき、数日前から案内を流していました。
そして迎えた当日のオンライン本部は「ギルドハウス十日町」。ファシリテーター用PCにはWi-Fiではなく有線LANをつなぎ、ネットの速度と安定性を向上。さらに高感度マイクやセカンドモニタを設置して参加者たちをビデオ会議に集め、初日の懇親会がスタート!
そこには新潟県内のみならず、長野県、岐阜県、大阪、東京からも参加者が!
まさにオンラインならでは、ですね。
それぞれの属性においては、有名IT企業の中のひと、11歳の小学生(!!)、エンジニア、フリーター、ゲストハウス運営者、さらにはギルドハウス十日町の愉快な住人といった多様な面々が参加!
オンラインで乾杯のあと1分間ピッチが行われ、初日に2チームが結成されました。
【2日目】
めでたく2チームで作業開始!!…と思いきや、朝のファシリテーションから途中参加したひとがもう1チームを結成!
こうして3チームに増えました。
イベント中は、チームごとに用意されたメッセンジャーグループを基点として、チームメンバーがオンラインミーティングを重ねました。
今回のテーマはコロナ禍のNEW NORMALに対応した「ルーティーン支援アプリ」。開発スキルのあるエンジニアの有無にかかわらず、仮説設定やバリデーションを進めていく各チーム。
コーチ巡回がオンラインで行われ、ビデオ会議で1チームあたり15分間ずつアドバイスを受けました。
【3日目】
いよいよ3日目、最終日!
リハーサルとなるテックチェックを経て、最終ピッチに向けてチーム作業が土壇場まで行われました。
そして迎えた最終ピッチ。
審査員を招き、3チームのプランが発表されていきました。
そして優勝したのは…
チーム『1日1枚カメラ wanSnap』!!
Instagramが嫌い/使わないというターゲットに絞り、なおかつ誹謗中傷のないようSNS要素をいっさい排除した、1日1枚しか撮れないカメラアプリです。
惜しくも優勝を逃しましたが、他のチームも大健闘!
たとえば、日々のSNS利用時間を減らしながら体操などのアクティビティをルーティーン化するプランや、地域の飲食店のテイクアウト更新情報がなかなか得られないという課題解決のためにポケモンGoやドラクエウォークのようにゲーム感覚でルーティーン化するというアクションが生まれました。
【アフターパーティー】
お待ちかねの…オンラインで乾杯!
今回のmini vol.5でも、慣れないオンライン作業と限られた時間で形にしてきたからこそ、得られた学びと仲間はいっそう大きかったようです。
なお、新潟県ではこれまで20~50名という規模の通常イベントを12回ほど開催してきましたが、たった10名の少人数制イベントのmini版でもStartup Weekendのコミュニティ活性化につながる良い成果が得られています。
たとえば今回のmini vol.5で、新たに長野県でイベントを開催したいというひとが現れました。また、参加者の中に兵庫県の養父市のオーガナイザーがいたり、見学者からは次回ぜひ参加したいという声も。
そのほか、新潟県内では越後湯沢、南魚沼市、魚沼市、そして佐渡島で準備中。さらに当コミュニティから派生した群馬県みなかみ町や長野県の栄村・上田市・伊那市でも開催検討中です。
ちなみにmini版の準備期間は1ヶ月どころか実質的に1週間程度。次回も1か月後に予定するなど、どんどん回転よく動かしていきます。また、通常イベントでは難しいようなニッチなテーマ設定も可能です。
再びリアルイベントを開催できる、その日まで…。
今後もどんどん次につなげていきます!
新潟県コミュニティの挑戦と展開にご期待ください。
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