起業家のみなさん、こんにちは。

新潟県のファシリテーター&オーガナイザーの西村 治久(ハルヒサ)です。

この場を借りて、新潟県では初めてという《大学でのイベント開催》のレポートをお届けします。

詳しい開催概要はこちらをご覧ください。
https://swniigata.doorkeeper.jp/events/42186

まず参加者ですが、27名がエントリー(ほかに観覧13名、運営として5名)と、地方では多い方だと思います。最年少で15歳、最年長で40歳もいて、富山や埼玉から来た人も。また高専生、経済学部、工学部といろいろ。みんなStartup Weekend初参加で初対面ばかりでした。

新潟県は、イベントの回数はそう多くないものの、表面的には見えない水面下でのコミュニティ活動が活発のような気がします。自分もメッセージなどでよく相談を受けますし、あちこち駆け回っているコミュニティメンバーの情報をよく聞きます。

だからでしょうか。
自分がイベントを開催しようとするまでもなく、どこからともなく「イベントやりましょう!協力してください」という熱のある声があがります。そうしてSW新潟の金土日のイベントが立ち上がるわけです。おかげさまで毎回のように多くの参加者が集まります。

今回の新潟大学での開催もそうでした。
東京の大学在学中で新潟出身の学生が、地元の新潟県を盛り上げたい!という強い熱を持っていて、自分に開催希望を寄せてくれ、「じゃあイベントやろう!」となりました。

あとはトントン拍子で準備が進み、その学生を中心としたコミュニティもたくさん手伝ってくれて、あれよあれよという具合に参加者が集まっていきました。

結果、前述のように多様な参加者が集いました。富山県の学生は「ぜひ地元でSWのイベントを開催したいです!」と言ってくれました。コミュニティの広がりも実感できる、よい開催だったと思います。

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さて、結果はと言うと、ビルメンテナンスの職人技を継承するためのマッチングサービスが優勝しました。

実際にビルメンテナンスの会社に所属する社会人と、そのピッチに共感した学生たちがコラボ。金土日の54時間で検証を重ね、最終ピッチも堂々としたものでした。

惜しくも優勝を逃しましたが、スープカフェの学生チームがユニークでしたね。そのアイデアには審査員も感嘆していたようでした。お客さんの気持ちに寄り添い、喜怒哀楽の感情をスープメニューや空間で表現し、元気になったり楽しんでもらいたいという発想はおもしろかったです。

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食事が毎回のように好評なのも、新潟県の特長です。
今回は知人でもある「地層食堂」という地元発のフードユニットに、3日間の食事と懇親会のケータリングをお願いしました。

地層食堂の女性ふたりによる、きめ細かな“もてなし”がなかったら、ああも豊かな3日間にならなかったでしょう。地層食堂は、いまや早くも全国誌に載ったり有名企業のケータリングもするようになっていると聞いています。

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というわけで盛況だった新潟大学でのイベント開催。

その後も県内の中山間地域である十日町市(とおかまちし)で初めてのプレイベントを開催するなどコミュニティ活動を展開しています。

また、SW Japanコミュニティのつながりから新たな新潟出身者を紹介され、こんどはその人が中心になって12月に金土日54時間のイベントを開催することになりました。

その人も熱量が高く、ほとんど自分が何もしなくても、すでにいろんな人を巻き込んでいます。新潟市などの後援はもちろん、多彩なメンターと審査員を招いています。

12月開催の概要はこちらです。
https://swniigata.doorkeeper.jp/events/53828

Facebookからのエントリーを含めると、告知開始からたった2日間ですでに参加者が20名を超えているそうです。この勢いの良さも新潟県の特長でしょうか。

新潟県以外で展開しているみなさん、ぜひSW新潟にもご参加ください。地域をまたいで展開して可能性を広げられることこそ、Startup Weekendの良さですから。

お待ちしています。

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