7年ぶりの開催となったStartup Weekend 仙台!寒さにも負けず、日本で最も熱気が溢れていた現地の様子をお伝えします!
■概要
日時:2022/2/4(金)~2/6(日)
会場:WeWork JR仙台イーストゲートビル(金)
会場:enspace(土日)
参加人数:約30名
ファシリテーター:中本卓利
オーガナイザー:小松由・辻貴美花・小山美穂・野呂浩一
特別協力:白川裕也
【Day1】
WeWorkの仙台拠点立ち上げ1周年という記念すべきタイミングで会場スポンサーとしてDAY1の会場提供をしてくださったのは、WeWork JR仙台イーストゲートビルです。とても清潔で感染対策も行き届いており、情熱あふれるメンバーさんがいる環境で会場設営を。コミュニティチームの皆さんもとても協力的でオープンマインド、運営メンバーも今日から始まる3日間にワクワクしております!
今回の運営チームは「多世代」というのが特徴で、リードオーガナイザーは40代の小松(こまっちゃん)です。SW北九州の猛者、辻ちゃんや、SW宇都宮優勝チームの小山ちゃんなど才能あふれる若手メンバーですでに磐石のところ、過去リードオーガナイザーを務めたのろさんと、特別協力のモミーさんがバックアップ。多世代ならではの化学反応が生まれていきます。
<はじめに、リードスポンサーご挨拶>
「心に秘めた想いがあるなら言葉にしていきましょう。その言葉を耳にした誰かが協力するよと申し出てくることもあるし、それがきっかけで自分自身が本気で動き出すことがある。全ての始まりは想いを語ることから、ということを忘れないないでください」(仙台市の白川さん)
7年を経て開催となった仙台。そのリードスポンサーを申し出てくださった仙台市の白川さんの開幕挨拶で参加者の眼差しがより真剣に。
その後、様々なバックグラウンドを持つ同志たちと共にアイスブレイクをスタート!二つのキーワードを組み合わせてアイデア作りを行い、世界で初めて生まれたアイデアが会場を沸かせます。
全国各地から参加者が集まったからか、「雪」「牛タン」など仙台にまつわるキーワードが多く出ていて盛り上がりました!
<1分間ピッチ>
場を温めた後はいよいよ本番!アイデアを一人一人が一分間で伝え、共にスタートアップを始める仲間集めがスタート!参加者全員、さらにはオーガナイザーまでもが溢れる想いを訴えかけます。
そして、仲間集めを終え、合計5チームが誕生することになりました!さあ、いよいよ短くて長い、アイデアをカタチにする週末、Startup Weekendの開幕です!!
【Day2】
夜中に降り積もった雪の中で2日目が始まります。No talk, All action!を実行しようと、各チームさっそく作戦会議です。今日からは場所は「enspace」に変わり、また違った雰囲気でスタートです。enspaceさんはスタートアップガレージというコンセプトがとても素敵な空間です。
<ランチタイムでホッと一息>
二日目のお昼は「かまどや」さんのお弁当、老舗の美味しさです。ファシリテーターのTakutoさんも黙食。
<コーチングセッション>
食事が終わるとあっという間にコーチング。1日目に生まれたアイデアをカタチにするのに苦労している参加者のために、スタートアップの最前線に立つ皆様がご支援に来てくださいました。仙台、宇都宮、大阪とさまざまな地域から駆けつけていただき、本当にお忙しい中ありがとうございます!
大阪から駆けつけてくださった鶴さんはStartup Weekend立ち上げにいつも協力してくださっており、SW仙台だけでなくSW秋田にも協力してくださった熱い方です!しかも今回はレッドブルまで差し入れいただきました。翼を授けられたチームはさらにヒートアップ、ありがとうございます!
SW宇都宮のリードオーガナイザー兼スポンサーの常川さんは宇都宮から駆けつけてくださいました。しかも、特製ドリップコーヒーも淹れてくれてホッとひと息。この時間帯の美味しいコーヒーはとても嬉しい!!
<コーチの皆様(敬称略)>
・鶴健一(株式会社STARTERS 代表取締役社長)
・羽山暁子(株式会社Pallet 代表取締役)
・三浦哲志(b.mode株式会社 代表取締役)
・原亮(エイチタス株式会社 代表取締役)
・常川朋之(株式会社エンターテイン代表取締役CEO)
・青木雄太(株式会社funky jump 代表取締役)
コーチング前後では、検証のために外へ出るチームも。あるチームはコーチング開始ギリギリまで外で検証を行っていました。どんなに素敵な会場であっても、そこに居続ければアイデアは仮説のままです。もっと顧客と課題の検証を!一方、会場では新たに1チームが誕生し合計6チームに!
【Day3】
3日目はこの週末で生まれたアイデアをカタチにするラストスパート!!ピッチに向けて皆さんの熱気がさらに高まり感情もほとばしります!1名が新たな仲間を求めて各チームメンバーを口説きにかかったり、オーガナイザーに1分ピッチをしたり、最後までAll action!残念ながらチームアップはできませんでしたが、ナイスチャレンジでした!
各チーム、ピッチに向けて最後の追い込み!とにかく時間との勝負です。時間ギリギリまで仕上げていきます。
<ランチタイム・・・それどころじゃない!?>
最後の追い込み中にこんな美味しそうな海鮮丼(魚丼さんありがとうございます!)が。それどころじゃないという表情も見受けられますが、食べよーという声がけが自然と起こり、「美味しそう!」「食べたら元気になった!」「うまい!うまい!」という声も聞かれて、オーガナイザーの辻ちゃんが嬉しそうです。
<ピッチ開幕>
そしていよいよピッチ開幕。最終的には6チームのアイデアが、この3日間でプレゼンまで辿り着きました。期待を膨らませる審査員の皆様に向けて、仲間とともに熱い想いを訴えかけます!!
<審査員の皆様(敬称略)>
・佐藤里麻(MUSASI D&T株式会社 代表取締役)
・福留秀基(株式会社MAKOTOキャピタル代表取締役)
・荒木義彦(株式会社アイティプロジェクト 代表取締役、PCN仙台 会長)
・清川普(仙台商工会議所青年部 会長、仙台中央タクシー株式会社 取締役)
【結果発表】
三位のチームは「キラキラ大人女子」。更年期障害で悩む世界中の女性を救う、パートナーへのメッセージ仲介サービスです。顧客と課題の当事者意識が評価されました。
二位のチームは「Sympathy」。女性コンシェルジュが旦那さんに記念日ごとのプレゼントを提案する「LOVE GIFT」というサービスです。審査員の課題への共感、今後の進化への期待、実際の顧客を見つけてきたことが評価されました。
そしていよいよ優勝チームの発表です!発表の瞬間ガッツポーズをとったのは、滋賀県から来てくれた「ひこにゃん」率いる「マイグレーション」!!
優勝チーム「マイグレーション」は、中距離移動時の行程管理を一括化できるmaasアプリです。リーダーのひこにゃん自身が滋賀県から宮城県に移動する時の不を起点に課題を発見し、顧客も実際に見出せたこと、地域課題である仙台maasが抱えている課題も解決できる点とサービスの拡張性が評価されました!
【懇親会】
結果発表が終わった後は懇親会です。共にこの3日間を過ごした皆さんで自分とお互いを讃え合います。審査員の方々に熱心にフィードバックを聞きに行く参加者もいましたが、逆にフィードバックをもっと伝えたい!むしろ共感しすぎて一緒に働きたい!というコーチ、ジャッジの皆さんから参加者へ逆アプローチも多く生まれました。懇親会中には、新たなオーガナイザーが3名も名乗りを挙げてくれたり、協力してくれたみなさんが面白そうだから今度は参加者として入りたい、と言ってくれたり、岩手や福島など、他東北地域でもやりたい!という嬉しい声も挙がっており、東北エリア全体の活性化が見込まれました!
Startup Weekend 仙台はさらなる展開という未来に期待を持てて閉幕。これからも仙台で持続的に起業家が生まれるよう全力で取り組みを続けてまいります。そして最後に、本会にお力添えくださったスポンサーの皆様を紹介して開催レポートを締めさせていただきます。
[リードスポンサー]
仙台市様
東北大学 様
MICHINOKU ACADEMIA STARTUP PLATFORM 様
仙台スタートアップエコシステム協議会 様
[スポンサー]
雅プロ株式会社 様
株式会社STARTERS 様
株式会社WONDERVOGEL 様
[会場スポンサー]
WeWork Japan合同会社 様
【イベントページ】
https://swsendai.doorkeeper.jp/events/126261
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