2017年8月10(木)から12日(土)にかけて、Startup Weekend 和歌山をコワーキングスペースLUIDA(ルイーダ)にて開催いたしました。
Day 1
和歌山城近くにあるコワーキングスペース「LUIDA(ルイーダ)」が会場。
18 時から受付を開始し、続々と参加者が会場入りした。
最初にオープニングパーティーが催され、第1回目もお世話になった地元企業のお弁当の杏亭様のオードブルを囲みながら、参加者同士の親睦を深めた。パーティーのあと、ファシリテーターナカモトによってオープニングセレモニーが催された。
その後、いよいよ参加者たちによるビジネスアイデアの1分間ピッチが始まった。参加者 13名全員によってピッチが行われた。大学の講義記録を簡単に取れるアプリや、街中のどこにでも現れる移動式のカフェなど、心惹かれるアイデアが披露された。ピッチ後に、参加者同士が互いにアイデアの詳細を説明し、会場全体が熱気に包まれた。
そこから、参加者の投票によって3つのアイデアに絞られ、3チームが結成された。
Day 2
9 時から、昨夜披露し語り合ったアイデアを各チームとも形にすべくスタート。
10時から、ファシリテーターナカモトさんによるリーンスタートアップに関するレクチャーが行われ、その後地元和歌山で活躍するコーチの紹介がなされた。
午前中はチームでビジネスモデルについてのブレストが行われ、アイデアのMVP、アンケートの実施場所や方法について議論がなされた。
午後、和歌山で活躍する経営者、秋竹新吾様、藤戸佐千世様、鳴海禎造様によるコーチングが行われ、各チームはアイデアをさらにより良いものにした。夜、お弁当の杏亭さんから提供していただいた葡萄牛ステーキがふるまわれ、参加者は英気を養った。
ファシリテーターのナカモトからは、「疲労がたまり、今テンションがどん底の参加者もいるが、明日になれば必ず上がる」という話があった。この時点で、うまくアイデアがまとまり、明日の最終プレゼンに向けて意気揚々と作業を進めるチームがある一方、アイデアが一向にまとまらず、方向転換を何度も繰り返し、夜遅くまで疲労困憊の中、喧々諤々議論するチームも見られた。
Day 3
ついにやってきた最終日。
3日目、昨晩の落ち込んだテンションとは打って変わり、各チームのメンバーはすがすがしい表情で、午後からの最終プレゼンに向けて、資料作成を進めた。
午後から、各チームともプレゼンの準備に入った。プレゼン資料が完成し、ピッチを繰り返し練習するチームから、プレゼン資料を作りつつアイデアのさらなるブラッシュアップを行うチームもあった。
午後5時、待ちに待った最終プレゼンが開始された。最終プレゼンを見ようと見学者が6名来場した。審査員やコーチ、記者などを含めると24名程のオーディエンスが集まった。審査員の及川智正様、原亮介様、藤井康栄様の紹介が行われた後、各チームのプレゼンが始まった。
□ Teamタイニー
Tiny House MINI・・・移動式のタイニーハウスを使って、和歌山の各地域にある空き地や駐車場で、隠れ家的な感覚を味わえるカフェを若い女性向けに提供する。
□ ドリームスターターズ
子ども起業スクール・・・子どもが自分の夢を見つけ実現させることを応援するための学校を開講する。小学生クラスでは、GIVE&TAKE等の世の中の経済の仕組みを学ぶことができ、また中高生クラスでは起業のリスク等を学ぶことができる。
□ チーム BE CREATIVE
BE CREATIVE・・・自分がアイデアを生み出すときの行動パターンを分析・把握し、アイデアを生み出しやすい行動を促すアプリ。アイデアを出さなければいけないが、どうしてもアイデアを出すことができない時に、アプリが利用者がアイデアを閃きやすいシュチュエーションを教えてくれる。
■優勝は
審査員の白熱した協議の結果、優勝は「ドリームスターターズ」。
優勝理由は、子どもに夢を持たせ実現させたいという目的と、確かなマーケティングに基づく、需要予測。そして、構成メンバーによる実現可能性の高さが評価の対象となった。
次点は、TeamタイニーのTiny House MINI。和歌山県民のカフェ利用頻度に基づく需要予測について審査員で意見が分かれ、白熱した議論となった。
最後に、協力いただいたスポンサー、コーチ、ジャッジ、参加者、ほか様々な形でご支援してくださった方々に対して、心よりお礼を申し上げます。
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