日本のものづくりを牽引する豊田に、Startup Weekend豊田 3rd が開催されました!今年も梅雨晴れの猛暑日開催(36度!?)となり、気温も、参加者の熱気もアツい3日間となりました。
そんな猛烈にアツいSWの様子をお届けします。
(記:オーガナイザー 鈴木舞衣、関仁貴、浅沼博貴)
イベント開催概要
日時:2024年7月5日(金)~7月7日(日)
会場:ものづくり創造拠点SENTAN
参加人数:41名(内、学生=15名、社会人=26名)
ファシリテーター:上原和也
リードオーガナイザー:林皇希
オーガナイザー:田家南奈・鈴木舞衣・大澤博美・関仁貴・中野航太・久保田恭一・馬場浩輔・田中翔麻・加藤修大・浅沼博貴
+α お手伝いや差し入れにきて下さった方々、本当にありがとうございました。
【Day1】
18:00 開場&交流会
いよいよ開幕です!100名入れるセミナールームが参加者で次々埋まっていきます。
1日目夕食は、RiRi tea様「ハンバーグ&唐揚げ弁当」「中華おこわ弁当」「カオマンガイ弁当」
ハンバーグ、中華おこわ、カオマンガイか…皆さん熟考しています。
18:30 ファシリテーター挨拶
場が温まってきたところで、ファシリテーターの上原和也さんが登場。イベント概要を説明し、Startup Weekend 恒例のアイスブレイクに突入します。
アイスブレイクでは、選んだキーワード2つを組み合わせて新しいアイデアを考えます。今回はチームでアイデアを考え、アイデアを発表し合います。
19:30 1分ピッチ
形にしたいアイデアを全員の前で順に発表していきます。今回は、参加者が41名の開催です。
時間の関係で全員が発表することは叶いません。そこで立候補した25名の方が発表することになりました!
20:30 チーム作り
投票で残ったアイデアをもとにチームを組んでいきます。人数の多いチーム少ないチーム。全員学生チームや老若男女混合チーム。個性豊かなチーム分けに期待が高まります!メンバーが多いチームが有利…?実は Startup Weekendはそんなに単純ではなかったりします。
仲間と共に3日間を駆け抜けます!
【Day2】
9:00 開場&ワーク
ビジネスモデルを考えるのは、巨大なパズルを組み立てるようなものです。完璧だと思ったアイデアがすぐに迷子になり、市場調査は無限の迷路に迷い込みます。
10:00 ファシリテーション
ファシリテーターの上原さんよる、ファシリテーションです。「顧客のところに300回行け!!」そう、No talk, All action です!皆さん外に出て、顧客の声を聴きましょう!
「No Talk, All Action」は、会議室での議論ではなく、顧客の声を実際に聞き、アイデアを検証し正しいビジネスとして発展させていく人を指します。
最終ピッチへ向け、各チームNo Talk, All Action で全力疾走します!!
12:00 昼食
ほがらか様 「ハンバーグ弁当」「唐揚げ弁当」「鯖の竜田揚げ甘酢あん」
ジューシーなから揚げに、ボリューミーなハンバーグ… おいしいご飯を食べながらアイデアの検討ができるのもSWの魅力です!
14:00 コーチング
Day1 でのアイデアをもとに各チームの皆さんはインタビューやアンケートを通じて検証活動を進めていきますが、なかなかうまくいきません。
そこで、起業の先輩であるコーチにビジネスプランに対してフィードバックをいただきます。
今回もアイデアに行き詰まる参加者のもとに、強力な助っ人が来てくださりました。
コーチの皆さん、お忙しい中駆けつけてくださり本当にありがとうございます!
【コーチの皆さん(敬称略・順不同)】
鬼木 利恵
(株式会社 eight 代表取締役/合同会社なんつな共同代表/キャリアモデル開発士)
常盤木 龍治
(パラレルキャリアエバンジェリスト/プロダクトデザイナー/DX軍師)
大柴 貴紀
(East Ventures フェロー)
鳥羽 伸嘉
(ピノベーション株式会社 代表取締役)
村井 美映
(株式会社スペース 代表取締役)
コーチの助言を受けてアイデアの方向転換をするチーム、さらに深堀するためにユーザーヒアリングをするチームも…
18:30 夕食
Kaju Burger様 「チーズカジュバーガー」「ベーコンチーズバーガー」「てりやきチキンバーガー」
おいしいハンバーガーを頬張りながら、ディスカッションしていきます!
19:00 ブラッシュアップ
2日目も終了まであと2時間。最終ピッチへ向け、各チームNo Talk, All Action で全力疾走します。
21:00 閉場
あっという間に2日目も終了…
最終ピッチまで残り18時間…どんな展開になるのか、ギリギリまで分かりません!
【Day3】
9:00 開場&ワーク
あっという間に最終日を迎えました。順調に準備を進めるチームもあれば、2日目夜にアイデアを変更して検証を続けているチームもあります。
11:30 昼食
発表直前の昼食はおにぎりカフェRIZ様のおにぎり弁当です。
どのチームもおにぎり片手にパソコン画面とにらめっこしています!
発表練習の声が聞こえ始め、いよいよピッチが始まる実感が湧いてきました。
どのチームも追い込みをかけます!
15:00 最終ピッチ
いよいよ最終ピッチが始まります!会場いっぱいに参加者・関係者が集まり、会場の熱気も最高潮です。
審査は以下の方々が行ってくださいました。お忙しい中ありがとうございます。
【審査員の皆さん(敬称略・順不同)】
・甲田恵子((株)AsMama 代表取締役社長)
・漆畑慶将((株)OK Junction 代表取締役/一般社団法人交通都市型まちづくり研究所 代表理事)
・堤孝志(スタートアップ・ブレイン(株) 代表取締役)
各チーム5分で思いをぶつけていきます。今年は、MVPとしてチラシや工作品をジャッジ陣に手渡したり、寸劇を取り込んだりした発表が多く、会場も大盛り上がりです!
ジャッジ陣からは「今後サービスを拡大できるのか」「サービスを続けるための工夫はあるのか」などの鋭い質問が飛んできますが、はっきりと回答している姿が印象的でした!
17:00 結果発表
優勝:チーム「覚悟はいいか?おれたちはできている」
全員高専生の若手チーム!アルバイトしたい高専生が持っている技術と、人手不足に悩む地元の中小企業をつなぐサービスを提案しました。実際に人手を募集する企業さんを見つけてきた点が高く評価されました。
2位:チーム「Fly High」
現状から逃げ出したい人の夜逃げを、ワンストップでサポートするサービスを提案しました。2日目に分裂したことを感じさせないヒアリング力で顧客を見つけ出した点が評価されました。
3位:チーム「年林」
伐採した木材を位牌に加工して販売することを提案しました。故人の地元の木材を使用することがポイントです。MVPを作成し、仏具店での販売許可をいただくほどの行動力が評価されました。
また、今年は最も action したチームに豊田鉄工賞が贈られます。受賞したのは、チーム「年林」です!
豊田鉄工賞:チーム「年林」
19:00 懇親会
結果発表の後は懇親会です。 BACCHUS 様のオードブル料理を食べながら、チームを越えた交流が行われます。聞こえてくるのは、お互いを褒め称え合う声にコーチ・ジャッジからのフィードバック。「これからもよろしく!」の一声で新たなネットワークも生まれています。この3日間はきっかけに過ぎません。やりきったと思っている方も悔しさが残った方も、今後も action し続けましょう!
最後は3日間を共に創り上げた皆さんで集合写真の撮影です。
本イベントを支えて頂きました参加者の皆さん、スポンサーの皆さん、ジャッジの皆さん、コーチの皆さん、ファシリテーターの上原さん、そしてオーガナイザーの皆さん、素晴らしいイベントを作り上げることができました。
ありがとうございました!
最後に、本イベントにお力添えくださったスポンサーの皆さんをご紹介し、本レポートを締めさせていただきます。
ご協賛ありがとうございました。(敬称略・順不同)
【スポンサー】
豊田鉄工株式会社
ひまわりネットワーク株式会社
株式会社FTS
株式会社モビテック
小島プレス工業株式会社
三井屋工業株式会社
エイトス株式会社
一般社団法人ベンチャー投資育成研究会
【日本全国・通年スポンサー】
弥生株式会社
G’s ACADEMY
【会場スポンサー】
ものづくり創造拠点SENTAN
【後援】
豊田商工会議所
豊田市
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