【若い力が躍動!未来への挑戦は、創造性溢れる〝新しいまちのシンボル〟から】
コロナ禍で溜まっていたみんなの「行動したい」が爆発した第6回 Startup Weekend 豊橋!参加者・オーガナイザーともに半数以上が「大学生」という全国でも類を見ない、「若者のパワー」と若い力に刺激を受ける「社会人の起業に対する想い」を感じた当日の様子をお伝えします。
■イベント概要
日時:2021/12/10(金)~12/12(日)
会場:emCAMPUS(あなたの「笑む」が満ちるキャンパス/2021.11.27OPEN)
サブ会場:トライアルビレッジ、Farmers
参加人数:54名(参加者35名、ジャッジ4名、コーチ5名、ファシリテーター1名、オーガナイザー9名)
ファシリテーター:中本卓利
オーガナイザー:室井崇広・佐藤雄太・岡田知之・種田憲人・前川啓一郎・籔内龍介・蕗谷郁弥・佐藤芹菜・五十嵐駿
【Day1】2021.12.10(Fri)
18:00/イベント開幕
ついに第6回Startup Weekend豊橋の当日イベント受付が始まりました。イベント開始に向けて続々と集まってきた参加者は、コロナ禍の鬱憤を晴らすようにそれぞれ熱気を纏っているのを感じました!会場に入るや否や、たくさんの方との名刺交換や交流が始まり、ファシリテーター「中本卓利さん」による軽快なトークで開始前から会場のボルテージも上がっています!!!
18:30/恒例のアイスブレイク
「ハーフベイクド」から始まるスタートアップウィークエンド。それぞれのグループが面白いアイデアを発表する中、気になったのは「野球×ATM」のアイデア。野球観戦をしたい孤独なおじさんとちょっとだけお小遣いが欲しいお姉さんを繋ぐマッチングサービス。野球好きのおじさんは独りで野球を観るより、みんな(お姉さん)で観る方が断然面白い!野球に興味のないお姉さんもちょっとお小遣いが貰えるのなら…と、衰退傾向と言われている野球界も若いお姉さんという新しいファンが獲得できる!!球団と提携して、サービス提供することで球界全体の盛り上がりに貢献でき〝Win-Win-Win〟の関係に。意外としっかり課題を捉えてる(笑)。この短時間でここまでのサービスを考えられるのは素晴しいですね。これからのピッチ、本イベントが楽しみです!!!
※ハーフベイクドとは、ランダムに出された2つのキーワードを組合せてアイデアを発想するものです
19:00/ピッチ開始
いよいよピッチイベントの開始です。今回は会場時間の制約もある中で、20名がアイデアピッチに参戦し、1分間で自分の想いを伝えました!!
驚いたのは、参加者みんなピッチのレベル高っ!!みんなの前で発表するのって結構勇気がいることでオドオドしてしまうけど、みんな堂々としており、1分間ぴったりでピッチする人も続出。今回は、豊橋技術科学大学生の参加も10名と多く、就職活動や独り暮らしに関する悩みなどテーマで上がっていました。
20:00/チームビルド
アイデアピッチを基に、それぞれが良いなと思ったアイデアに投票し、得票数が多い順から6つのアイデアに絞られました。「古本のオンラインセレクトショップ」「AI記者」「通勤時間帯の車にハンバーガー販売」「プロ緑茶サーバー」「漫画化できるアプリ」「採用マッチングサービス」どれも面白そうなアイデアの種です。これからどんなビジネスが生まれるのか非常に楽しみです!!
20:30/「NoTalk!All Action!!」始動
さぁいよいよチームが決定し、明日以降に向けて始動!とは言え、ルールがないことがStartup Weekendのルールです。本当に面白いのはこれからです!「65%が仲間割れを起こす」と言われている中、チームの目的や価値観を共有することが明日への一歩となります。スタートアップで成功するためには、答えは「行動」の中にしかありません。たった1人でもいいから最初の顧客を見つけ、どんな課題に対し、どうやって解決策を届けるのか…Startup Weekendはまだ始まったばかりです。これから、短い時間の中で今まで体験したことないような経験と濃密な時間を過ごすことでしょう!明日は、ヒアリング、コーチング、MVP制作、ヒアリグ、ヒアリグ、ヒアリグ…などなど、最も楽しい体験が待っています。ぜひ3日間を心から楽しんでください!!会場時間の関係からチームの連絡先交換は寒空の中で…今日はサブ会場のトラビレさん、fermersさんでエンドレス?!
【Day2】2021.12.11(Sat)
9:00/二日目始動
昨日は夜遅くまでチームで議論していたチームがほとんどだったようで、少し眠そうな方も。。。しかし、チームメンバーが集まり次第、ホワイトボードに集まって深い議論をしているチームも多く、皆さんのモチベーションの高まりを感じました!そしてファシリテーターの中本さんより、チーム名を決めるようにとのアナウンスが。未だビジネスプランの固まっていない中で、各チームがチーム名を話し合っている姿も印象的でした。どのチーム名もチームメンバーの個性が表れていて、素敵ですね。
9:30/リードオーガナイザー室井さんからの連絡
Wifiの接続や会場の利用方法等、改めての共有です。一番忘れてはいけないのは…何といっても名札。今回のイベント中の食事は、会場em campus1階にあるem campus foodで提供されます。名札が食事を食べられる”パス”になっているんですね。早速、名札を忘れて室井さんの元へ申し訳なさそうに申告をしに行く参加者も笑。
10:00/ファシリテーターからのご指南
チームでの活動に当たって、ビジネスを形にするための考え方を教えてもらえるのが、SWのいいところ。ファシリテーターの中本さんから、この三日間で重要となる考え方をいくつか共有していただきました。中本さんはただ知識を共有するだけでなく、毎回クイズ形式で参加者に問いを投げかけてくれるので、参加者は中本さんの話に釘付け。ココでのメインのお話は、皆さんお馴染みのMVPについてでした。過去のSWで出たアイデアである、全自動タコ焼き機を例に挙げ、「製品やサービスを作るのでなく、検証する。作る前に売る。」というMVPの意味を理解できたのではないかなと思います。
10:15/コーチング割り振り
ここで各チームのコーチングの割り振りが行われました。実際に起業家・経営者として活躍されている豪華コーチ陣からメンタリングを受けられるのも、SWの醍醐味。今回は5名の方からコーチングをして頂きます。SW豊橋のイベントページに記載されているコーチのプロフィールを参考にしながら、どのコーチにメンタリングをしてもらいたいか、チームで話し合いが行われていました。
10:30/「勝負の2日目」本格稼働
コーチングの割り振りも決定し、いよいよ本格的に2日目の活動が開始です。チーム内での役割や、それぞれのキャラクターも少しづつ分かってきて、どのチームも盛り上がっている様子。ホワイトボードを使ってブレストするチームもあれば、google formを使ってアンケートを取ったり、会場にいた方にがっつりインタビューしているチームも。今回のSW豊橋で作られたチームはいずれも学生と社会人がいい感じに混ざっていて、普段あまり関わることが無い人同士が意見を出し合っている様子が印象的でした。
12:00/昼食タイムはお洒落なカレーで
2日目の昼食はem campus foodで、カレーを用意していただきました。お洒落で美味しそうなカレーですね。チームごとにサービスについて話しながら食べたり、全く関係ない話をして、頭の休憩をしているチームそれぞれです。リラックスしたチーム、ミーティングしながら食べたチーム、最終日の発表はどうなっていくか楽しみですね。日差しのさす、ラウンジで食べるカレーとなんかおしゃれなお水の写真を上げてきますね。ぜひem campusに来た時は、このem campus foodでカレーを食べてみてください!!
13:30/コーチ来る
今回は遠方からもコーチの方が協力していただけました。たくさんの方に支えられながら開催できていることを実感させられますね。それぞれのチームに割り振られたコーチが時間中向き合ってサポートしてくれます。「課題は何なのか?」「その課題は本当にあるのか?」「これからの時間をどう使っていくべきなのか?」経験豊富なコーチ陣から、チームそれぞれに合ったさまざまなアドバイスをいただきます!アドバイスをもらってから、アイディアが変わっていくチーム、課題を深掘りしていくチームそれぞれですね。最終日どんなアイディアに変わっていくのか楽しみですね!
【コーチ(敬称略) 】
阿部晋士 株会社パワーウェーブ代表取締役
伊作猛 武蔵精密工業株式会社Chief Innovation Officer
土屋恵美 株式会社CocoStories代表取締役
鶴健一 株式会社STARTERS 代表取締役社長
山本愛優美 Nexstar CEO
17:30/夕食はガッツリ栄養補給
2日目夕食はem campus foodの生姜焼き定食でした。食べたことないような大きい葉っぱをお肉に巻いて食べたのですがとても美味しかったです。二日目のこの時間がとてもつらいので、息抜きにがてらの夕食は大事ですね。サービスを作り上げる話だけでなく日常の話で盛り上がっているチームもありとてもいい雰囲気でした。
18: 30/二日目最後の作業時間、この時間でピボットするチームも
さあ、ここからが正念場。夕食も食べ終わり再び自分たちのサービスの課題はなにか、解決策はなにかを再度話し合いを行います。ターゲットやコンセプトを作り上げているチームもあれば、アイディアを0からリスタートするチームもありました。コーチの方々も時間ギリギリまでアドバイスをしており、アイディアがブラッシュアップされているチームが多々ありました。
20:00/ファシリテーターからモチベーションアップのありがたいお言葉
3日目に向けて皆さんを鼓舞しています。モチベーショングラフを示し、今みなさんが感じているのはとてもきついところで、ここを抜けるとモチベーションが上に突き抜けると、みなさんのモチベーションを上げていました。
実際に顧客を見つけるまで、ピボットを重ねることの大切さをインプットしていました。また、MVPの作成までを行うことを目指して3日目は動けるように促していました。
【Day3】2021.12.12(Sun)
10:00/いよいよ最終日突入!!
朝から早速アンケートやインタビューにいく参加者も。昨日のモチベーショングラフが下がっている状態が上昇して来ていることを感じます。
昨日の時点では顧客が見つかっていなかったチームがほとんどですが、今朝の時点ではなんと4チームが最初の顧客を見つけられたとのこと。果たして崖から飛び降り、地面に着地する前に飛行機を組み立てられるのか!?相手に伝わるピッチの極意をファシリテーターの中本さんからレクチャー。課題、ソリューション、市場、ビジネスプラン、マーケティング戦略などのピッチガイドや伝え方を学び、いよいよ最終ピッチまでラストスパート!!
12:00/3日目の昼食はお洒落なパスタ
トマトソースのコクと存在感のあるブロッコリーの相性が絶妙でした。このemCAMPUSでの食事も名残惜しく感じますね、、昼食で気力をつけてピッチにむけて準備です!!!3日間通じて、お洒落なご飯を提供していただき、大変ありがたいです。
13:00/チームごとに追い込み作業
最終ピッチに向けての準備が着々と進んでいます。2日目夜にピボットしたチームも多く、皆さん必死で作業する中、どこか表情はスッキリした印象。チームでピボットをする決断を下したことで、やる事が明確になり作業も順調に進んでいきます。16:00からの最終ピッチに向けて資料づくりに取り掛かるチームも出てきました。
13:30/「油断は禁物!?」まさかの事態にオーガナイザーパニック笑
皆さんの頑張りを3日間通じて見守ってきたオーガナイザーも3日間の終わりが見えてきて、少しほっとしていました。そこに、ファシリテーター中本さんがとことこやって来て「オーガナイザーチームもピッチ登録しといたから」と。(オーガナイザー心の声:今、3日目の午後であと数時間後に最終ピッチですよ??)
完全に油断していたオーガナイザーチームも急遽アイデアづくり、課題ニーズ検証、プレゼン資料まで行うことに…中本さんには敵いません笑
※突然の事態にパニックになり、オーガナイザーチームの作業風景はこれしかありません
14:30/テックチェック
肝心なピッチの資料がきちんと表示されるかを確認するためのテックチェックです。emCAMPUS内の別会場に特設した、最終ピッチ会場。まだ新設されたばかりの建物で、初めて開催されるイベントのため、プロジェクターや音響設備なども初めて使用することに。入念なチェックが必要です。この時間オーガナイザーチームは未だアイデア出し等しており、最少人数でのチェック立会いに笑
16:00/発表&審査
ついに最終ピッチ開幕!!この3日間の成果を審査員の皆様にぶつける時間です。
以下最終ピッチの様子です。
1.ジブン漫画
2.ながもん
3.Future経験
4.ビークール
5.ちくさ
6.Value to STOP
7.夢ドリーム(オーガナイザー)
8.グポット
第6回Startupweekend豊橋の審査員の皆さまはこちらです。
それぞれ全国各地でご活躍される豪華なメンバーにお集まりいただきました。
【審査員(敬称略) 】
神野吾郎 株式会社サーラコーポレーション 代表取締役社長 兼 グループ代表・CEO
堤孝志 ラーニング・アントレプレナーズ・ラボ株式会社代表取締役/スタートアップ・ブレイン株式会社代表取締役
牧野成将 株式会社Monozukuri Ventures代表取締役
森敦子 株式会社サンルイ・インターナッショナル代表
18:00/審査公表
3位:「ちくさ」/学びたい人と専門家のマッチングサービス
生涯の学びをサポートするために、学びたい人とその分野の専門家をマッチングさせるサービス。発表者自身の必要なニーズからサービスを作ったところが印象に残り、サービスを個人向けに行うということが新しいとの牧野様からの講評でした。
2位:「グポット」/週末パパの充実した家族時間を提供するサービス
週末にパパが子供達を連れておでかけ場所を決める情報が少ないという課題を解決するために全国のパパが情報を投稿できるプラットフォームサービス。パパだけの課題ではなく、社会の課題の大切な部分を担っていて社会全体が明るくなれるような情報を提供できるようにとの森田様からの講評でした。
優勝:「Value to STOP」/信号待ちの搭乗者に朝食を届けるサービス
朝ごはんを食べるためにコンビニに寄る時間がもったいない。信号待ちの間に朝ごはんが届いたらいいのになぁ。そんな課題感から信号待ちの搭乗者にハンバーガーを届けるサービスを考案。「信号待ちにハンバーガーを投げつける!?」という斬新なコンセプトと実際に存在する朝の時間の無駄な部分を活用できないかという課題が明確であったこと。なんといってもMVPを作り上げて何度も実証実験を行った点が審査員の方々から高く評価されていました。
18:30/懇親会
今回、イベントスポンサーおよび会場を提供してくださった神野吾郎様(株式会社サーラコーポレーション 代表取締役社長 兼 グループ代表・CEO)より、「豊橋の未来」についてお話いただきました。こんな貴重な機会、なかなかありません。また、今回の懇親会は、3日間の私たちの胃袋を支えてくださったemCAMPUS FOODさんで行われました。参加者の皆さん同士で笑顔で交流されていたり、ジャッチの方々に改善点や意見を伺いに行くチームもいて4日目以降のActionにも期待が高まります!
最後に3日間一丸となってStartup Weekend豊橋を創り上げてくださった皆様との集合写真です!!
参加者の皆さん、怒涛の3日間お疲れ様でした!!そして本イベントを支えて頂きました、スポンサーの皆様、コーチの皆様、ジャッジの皆様、ファシリテーター中本さん、素晴らしいイベントをありがとうございました。
【スポンサー】
オーエスジー株式会社 様
株式会社STARTERS 様
武蔵精密工業株式会社 様
Grasp Communications 様
株式会社サイエンス・クリエイト 様
株式会社サーラコーポレーション 様
豊橋建設工業株式会社 様
豊橋信用金庫 様
大三紙業株式会社 様
トライアルビレッジ 様
ヤマサちくわ株式会社 様
株式会社リーフ 様
弥生株式会社 様
【会場スポンサー】
emCAMPUS/株式会社サーラコーポレーション様
トライアルビレッジ様
Farmers様
【イベントページ】
https://swtoyohashi.doorkeeper.jp/events/125387
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