第6回目の開催となったStartupWeekend苫小牧!とまチョップと氷の街から始まる熱気溢れる様子をお伝えします!
■概要
日時:2025/12/12(金)~12/14(日)
会場:ココトマ
参加人数:20名
ファシリテーター:小林洋実
オーガナイザー:朝倉健太・勝見渉・箱山秀樹・村田なちこ・下川部淳・藤田哲郎・佐藤晶子・右田幹・清水珠緒・頼経篤史
【Day1】
前回に引き続き、苫小牧駅に隣接する「ココトマ」での開催でした! 今回はココトマが大改装して、会場が広々になりました!
恒例のイベントTシャツは、昨年更新したデザインをベースに、ロイヤルブルーの生地に赤プリントのとまチョップです。2025年は大阪・関西万博もあったことにあやかって、「ミャクミャクカラー」にしてみました。
12月8日に、青森県東方沖を震源とする最大震度6強の地震が発生し苫小牧でも震度4の揺れが観測されました。その後、「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が発表され、緊張感のある中での開催となりました。 加えて、初日の12月12日は苫小牧に珍しい大雪で交通機関も大混乱、道路も大渋滞。 参加者の皆様、よくお越しいただきました!
最初は定番のピザパーティ。ポポラーレ様のピザを談笑しながらお腹いっぱい食べました! コーチの西本さん、ジャッジの松井さんにもお越しいただきました。
今回は、小林洋実さん(ひろさん)にファシリテーターをご担当いただきました。はるばる高知県から飛行機を乗り継いできていただきました! 開催初日は、飛行機と汽車の遅延で、さっそく北国の洗礼を受けました! 普段は苫小牧はこんなに雪降らないんですが、とにかく会場に無事到着されてほっとしました。
予定より1時間遅れでの開幕し、アイデアをカタチにしたいと集った仲間たちと共にアイスブレイクをスタート!二つのキーワードを組み合わせてアイデア作りを行った結果、見たこともないアイデアが多々会場に飛び出すこととなりました。
場を温めた後はいよいよ本番!1分間ピッチの始まりです!古道具を浸透させたい!スマホで着替えたい!レンズも着せ替えたい!服を共有したい!車で存分に事故りたい!強くなりたい! といった様々な想い(?)を起点にアイデアが披露されていきます。けれども残念ながら一分間という時間制限のため伝え切れずに時間オーバーで終わってしまう方も。
投票によって選ばれたその次は共にスタートアップを始める仲間集めがスタート!
合計4チームが誕生しました。
チーム①:クローゼット (洋服に困った人を助けたい) ※のちにピボット
チーム②:強くありたい (吹雪に遭っても強くありたい)
チーム③:熊対策 (熊にICチップをつけて遭遇を防ぎたい)
チーム④:病院にいきたくない (病院の待ち時間を減らしたい)
【Day2】
2日目は朝から事件発生。チーム③が、リーダーの都合がつかず、集合と同時に解散することに・・ メンバーは各チームに散り散りになってチームは3つへ。
ひろさんの「顧客の声を聞かずに投資家に会いますか?」という問いかけにドキッとしながら、メンバーたちは顧客ヒアリングに奔走したり、ビジネスプランを整理したりと大忙し。
そうこうしている間にすぐにお昼の時間に。本日のお昼は、パンとサンドイッチのお店BONさんの特製サンドイッチでした!パンからこだわっていて、パンがふっわふわ。とてもおいしいサンドイッチでした。
二日目の本番はコーチング。一日目に出来上がったアイデアとチームでアクションを起こすものの、中々に事業の起点は掴み辛いもの。そこで事業立ち上げ経験を持つコーチの皆様がご支援に来てくださることとなりました。
なぜその事業をやりたいと思ったの?その事業に顧客はいるの?どのくらいのマーケットサイズになるの?どこまで検証は進んでいる?といった質問を経て、各チームが自分のアイデアをよりよくしていくための気づきを得ていきます。今回は、とても好意的に各チームのやりたいことに寄り添っていただきました。コーチによってもそれぞれどのチームのアイデアが良い等の意見が分かれていたのが印象深かったです。
<コーチの皆様 ※敬称略>
・平田 瑞穂(株式会社The 360 代表取締役)
・山川 広人(公立千歳科学技術大学 情報システム工学科 准教授)
・二瓶 竜紀(とまこまいコミュニティ放送株式会社 代表取締役社長兼局長)
・加藤 元基(合同会社ROMAN 代表)
・嶋中 康晴(合同会社5aura 代表社員、苫小牧市議会議員)
今回のお土産は、前回に引き続き「amidecoration」様のお菓子詰め合わせセットでした。軽くてサクサクでおいしいお菓子です。
コーチング終了後、「クローゼット」チームでは、ビジネスアイデアやチームの存続について激論が行われ、大きな方向転換をすることになりました。
議論が煮詰まってきたところで、気分転換にメンバーをシャッフルしての夕食の時間です。 今回の夕食は、オーガナイザーの佐藤晶子さん(あっこさん)のお家で育てられた豚肉を使った、B1とんちゃんの豚丼!そして、差し入れのシューマイでした。豚肉パワーでみんな元気を取り戻しました。
夕食後、本日は駅前イルミネーションの点灯式ということで駅前はにぎわってました。そしてなんと!仕事終わりの苫小牧の公式キャラクター「とまチョップ」がココトマカフェに出現!皆の心が癒されました。外は雪が強くなってきたことを逆手に取り、「強くありたい」チームは製品の実用検証をしていました!
そんなこんなで苫小牧には珍しくドカ雪の降った2日目の夜は更けていきました。今回は雪で交通機関の遅れがあったり、地震のリスクもあったので、早めに家やホテルに帰ってもらいました。
【Day3】
今回、SW苫小牧では久しぶりに宿泊付きチケットを数量限定で販売しました。宿泊先は「ステイビレッジ」、今回スポンサーも務めていただきました苫小牧中野自動車学校様が運営されている宿泊施設です。2段ベッドのお部屋なのですが、ぜいたくに1人1室使わせていただきました。朝は会場までの送迎もしていただきました。
施設内には打合せできるスペースもあったようで遅くまでアクションしていたメンバーもいたようです。みんな楽しそうです。
もういよいよ最後!眠気に負けず朝から顧客開発が進みます。顧客の声に耳を傾けながら、自分たちが提案する商品やサービスをブラッシュアップしていきます。
あっという間にお昼に! 本日のお昼ごはんは「おにぎりや旬」さんのおにぎり! お米マイスター厳選の道産のお米を使用したおにぎりだけあって、素朴ながらも自然な味わいで、大変おいしくいただきました!
そしてその後は製品開発とビジネスモデル設計の大詰め!泣いても笑ってもこれで最後ということで全チーム共にラストスパートの道をひた走ります。
スライドの動作確認(テックチェック)を終え、夕方からピッチ開幕。この三日間の成果を審査員の皆様に全力でぶつける時間の幕開け、5分間のピッチと10分間のQ&Aの始まりです!
最終的にこちらの3チームとなりました。
1組目: ホスピタルファースト (病院の待ち時間を減らしたい
2組目: ありがとう (利用者に寄り添った生前整理を提供したい)
3組目: 強くありたい (吹雪に遭っても強くありたい)
ここでジャッジの皆様のご登場です。東京から参戦してくださる予定だった白岩さんですが、昨日は飛行機が飛ばず、本日も飛行機の遅延リスクが高そうだったことから最終的にリモートで参加いただくこととなりました!
<審査員の皆様(敬称略)>
・西本 誠(ラグナロク株式会社 代表取締役超監督)
・松井 愛里(苫小牧信用金庫 中野支店 支店長)
・白岩 歩(株式会社 ATOMica 事業開発室 室長)
①ホスピタルファースト
1組目は「病院に行きたくない」改め「ホスピタルファースト」 病院で待たされるという経験は誰にもあること。忙しいビジネスパーソンをターゲットに、病院版のファストパスのサービス提案でした。ダイナミックプライシングを含めた値付け方法も考案した面白いアイデアでした。患者側には明確にニーズがあり、「お金を払ってでも待ち時間を短縮したい」といった声や、「昼休みに仕事を抜けていくとしたらどのくらいの待ち時間になるか明確だとありがたい」といった声は多かったようです。ただ、病院側がこれを求めているかというのは調査がしきれなかったようなので、今後の課題となりそうです。類似サービスも出始めているようなので、差別化戦略が鍵になりそうです。
②ありがとう
2組目、「ありがとう」 そろそろ生前整理を考えたい高齢者とその家族向けに、できる限りユーザーに寄り添って時間をかけて持ち物を整理していくサービスでした。買取業というと、「売りたい人とお店の1回まとめて取引」となりやすいところを、時間をかけて、その人たちがその思い出の品をどうしたいのかを決めるお手伝いをするというのは、従来の買取業にない「あたたかみ」を感じるサービスでした。
③強くありたい
3組目は、「強くありたい」 顔をガードして視界を確保することで、吹雪にめげずに立ち向かえる防雪グッズの提案でした。北海道は学校が駅から離れているというのはよくあるのですが、登下校中に吹雪に遭うということはよくあります。このチームは68人もの顧客にヒアリングを掛け、顔回りに課題があるということを突き止めました。学生や若者向けということもあって、「雪ララ」というブランド名や、奇抜なデザインで「熱狂的なファンに刺さる」商品を提供するというのも的確なマーケティング戦略でした。雪国の学生向けだけだとマーケットは小さいですが、海外の雪国や、砂漠地帯への展開も考えうるので、マーケットの拡大が見込めそうとのことでした。
これにて全3組の発表が終了となりました。プレゼンお疲れさまでした。ジャッジの皆様による公正な審査の間に、今回お世話になったスポンサーの皆様からご挨拶いただきました。
最初に「FMとまこまい」(とまこまいコミュニティ放送株式会社)局長の二瓶さんにご挨拶いただきました。二瓶さんは、Startup Weekend苫小牧の第1回に参加され、それから「FMとまこまい」の開局に尽力、2023年についに開局を実現しました。Startup Weekend苫小牧第5回と、今回第6回とスポンサーとして参加して頂きました。 今回はパーソナリティーの方も参加者として送り出していただきました。二瓶さんには毎年のように顔を出していただいていて大変お世話になっております。
続いて、苫小牧信用金庫の北口さんよりご挨拶いただきました。北口さんは第4回にジャッジを担当していただき、第5回と、今回第6回とスポンサーをしていただいています。苫小牧信用金庫様とは、第1回からずっとご縁があり、今回は、新入社員から2人参加者を送り込んでいただいたり、ジャッジとして松井さんに来ていただいたりとイベントを盛り上げるのに全面協力していただいていて大感謝です。(もちろんオーガナイザーで運営してくれている箱山さんも)
【結果発表】
今回は、なんと、図らずも同率2位が2チームとなりました。(点数を付けたらピッタリ同じ点数でした)しかも、ジャッジ3人でそれぞれ一押しのチームが違うという絶妙なバランスの結果となりました。
同率2位1組目は「ホスピタルファースト」 白岩さん一押しのチームでした。ビジネスとしての実現性が高そうとのことで高い評価を受けました。既存ビジネスが出始めていることと、病院側にどうサービスを売り込むかは課題となりそうですが、「病院で待ちたくない」というペインは存在するので、うまく戦略を練られれば、良いビジネスになりそうです。
同率2位2組目は「ありがとう」 西本さん一押しのチームでした。 西本さん自身も中古品の買取ビジネスは検討されたことがあるそうですが、買取業では田舎で安く買って都会で高く売るということもよくあるそうで、正当な値付けをするということには社会的意義があるということに今更ながら気づかされました。
優勝チームは「強くありたい」でした。松井さん一押しのチームでした。リーダーの「雪に負けたくない」という想いに加え、68人へのヒアリングや、実際にお店に売り込んでみたりといった行動量は圧巻でした。(ドンキで買ったものをちょっと手を加えてドンキに売ろうとしていたのは最高のコントでした)その行動量がピッチにあふれ出ていたというコメントが非常に印象的でした。行動をとるということは、ただデータ上の裏付けを取るだけでなく、自分のその後の態度にフィードバックするものなんだという気付きを与えてくれました。松井さんは「純粋に自分も欲しいなと思った」という素朴なコメントで会場がほっこりしました。
大団円を迎えたところで、お待ちかねのSW苫小牧定番の、寿司パーティです。「旬楽」でおなじみの久恵比寿さんから職人さんに来ていただき、「実演握り」からの持ち込んだレーンで「ミニ回転ずし」が提供されました。三日間を共に駆け抜けた仲間や、場にお越しくださったオブザーバー、スポンサー、ジャッジ、後援の皆様との交流が花開きました。
今回は、前回コーチしていただいた品川さんが飛び入りでゲストに来ていただいたり、久恵比寿の社長の畑中さん、そしてStartup Weekendの千歳の参加者の方々が見学できてくれました。今年も、みぎーによるバイオリン独演会(なぜか無観客)とそらくんのジャグリングの余興(ダイス10個積み成功!)もあり大いに盛り上がりました。終了間際には、Startup北海道の新発田さんも大雪の中駆けつけてくださいました。苫小牧のスタートアップシーンがもっともっと盛り上がっていきそうな、そんな予感に胸が高鳴るひとときでした。
これにてStartupWeekend苫小牧は閉幕したものの、これからもコミュニティとして活動は続きます。運営を仰せつかったオーガナイザーのみんなはひとまず本当に無事開催できてよかったととにかく安堵しました。写真のポーズは初代リードオーガナイザーが考案したほっきがいポーズです。
苫小牧から、北海道からより多くのアントレプレナーが、スタートアップが生まれるよう、引き続きStartupWeekend苫小牧コミュニティは様々な取り組みを続けて参ります。 私の街でもやりたい!という声がございましたら、みぎーまでどうぞ!そして最後に、本イベント開催にお力添えくださったスポンサーの皆様をご紹介し、本レポートを締めさせていただきます。
【スポンサー】
とまこまいコミュニティ放送株式会社 様
有限会社北島工業 様
苫小牧信用金庫 様
株式会社ササキ 様
STARTUP HOKKAIDO 様
NDS中野自動車学校 様
山本浄化興業株式会社 様
株式会社コンフィデンス 様
弥生株式会社 様
G’s 様
株式会社eiicon 様
【後援】
苫小牧市役所 様
苫小牧市教育委員会 様
苫小牧工業高等専門学校 様
【イベントページ】
Peatix





























































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