福岡県田川市にて第2回Startup Weekendを開催!かつて日本有数の産炭量を誇り、炭坑のまちとして日本の近代化を支えたエネルギー溢れるまちでの3日間の様子をお伝えします!
◆概要
日時:2022/10/7(金)~10/9(日)
会場:田川伊田駅舎3F会議室
参加人数:16名
ファシリテーター:中村 武
オーガナイザー:澤田祐介、北敢、田中海騎也、中村直翔、原口 幸、糸川郁己
【Day1】
今回の第2回Startup Weekend田川は、JR田川伊田駅の駅舎3階にある会議室をお借りして実施しました。
この会議室はデザインステーション様によって運営されており、1日目から会場下にある美味しいレストラン「神様の宝石でできた料理店」のお料理をいただきました。デザインステーションの代表である佐藤さんからの熱い熱いご挨拶から1日目は始まりました。
初日は「ハーフベイクド」というワークショップから入りました。このワークショップではキーワードとキーワードを組み合わせて、ビジネスプランを練っていくというものです。
全部で4つのグループが楽しそうにグループワークをしていました。
その後の、全員が行った1分間ピッチでは、最終的に5人の意見が採用されました。
「子ども未来に夢と光を」「田川にキッザニアを」「田川の高校生のための何もしない合宿」「誰しもがサードプレイスを持つ選択肢を」「Let’s ベンチプレス」
公務員や教員の参加が多かったため、社会課題への問題意識が強かったように思います。 (ベンチプレスだけ終始異様でした笑)
【Day2】
そして迎えた2日目。この日は午後からコーチングを控えています。
アイデアの軌道修正を行うチームもあれば、仮説を立てアンケートを取って検証をし始めるチームもあり、それぞれコーチングに向けてアイデアの解像度を高めていきます。
いよいよお待ちかねのコーチング。
実際に起業された方や経営をされている方から、チームごとにコーチングを受けます。
<コーチの皆様(敬称略)>
・大井忠賢(選挙テックCEO兼編集長)
・白石憲正(連続起業家)
・藤永哲嗣(アジア士業共同体(ASPO)アジア地区責任者)
なんと白石さんはマルタから、地元田川のためにとオンラインでご参加くださいました!錚々たる面々のコーチ陣に、タジタジしながらも事業案を説明していきます。
「そのサービスは、誰の、どんな課題を解決するものなのか?」
「キャッシュフローは?ほかの流れも考えられない?」
コーチからの質問への答えを考えることで、見落としていた考え方に気づかされていきます。
その気づきをもとに、各チーム軌道修正。中にはこれまでのアイデアが白紙になってしまうチームも…
そんな疲れた参加者の心と体に優しくしみわたる田川伊田駅舎レストラン「神様の宝石でできた料理店」のお料理と、支配人佐藤さんの温かい激励の言葉。
そんなおもてなしでパワーチャージをして2日目の夜は日付が変わるまで議論は続きました。
【Day3】
いよいよ3日目。夕方までにプレゼンテーションを仕上げなければなりません。
ギリギリまで黙々とスライドを作成するチーム、スピーカーが繰り返しプレゼンの練習をするチーム、会議室内には姿が見えないチーム…三者三様にラストスパートを全力疾走します。
お昼過ぎになるとスポンサー関係者やジャッジの皆様が続々と到着し、会場は緊張感に包まれていきます。
<ジャッジの皆様(敬称略)>
・柏木秀行(飯塚病院連携医療・緩和ケア科)
・河合賢一(平成筑豊鉄道代表取締役社長)
・佐々木彩(株式会社FFGベンチャービジネスパートナー)
・牟田俊介(Cocoテラスたがわ株式会社代表取締役)
いよいよ最終ピッチの時間。プレゼンテーション5分、質疑応答5分の1チーム10分での発表です。各チーム、3日間の想いをすべて詰め込みます。
ジャッジの結果、優勝したのは「胸はってコーポレーション」
企業のトップの方々のカバン持ちをして、そんな方々の行動哲学や考え方を習得していく「キャリバ」というサービスの提案でした。
なんとこのチーム、初日の1分間ピッチで「ベンチプレス」をやりたいと言っていたチームでした。アイデアが何度も何度も方向転換を繰り返し、3日目の朝にようやくこのアイデアに行き着いたとのこと!
何度も壁にぶつかりながらも、終始楽しみそして諦めずに挑み続けた結果の優勝です。
そして、3日間の全力疾走をたたえ合う懇親会です。
3日間、おいしいお料理で参加者の胃袋と心を温めてくれた、田川伊田駅舎のレストランでの懇親会です。
最後はレストラン支配人の佐藤さんも加わり、円陣を組んで大合唱!!
なんとも田川らしい熱い熱い夜になりました。
今回第2回SW田川を開催し、スポンサーの皆様、コーチ・ジャッジを引き受けてくださった皆様、そして参加者の皆様の「どうにかして田川を輝くまちにしたい」という熱い想いを強く感じました。
SW田川を今後も継続して開催していくことで、さらにその思いは強く、また多くの人を動かすムーブメントになっていくことができるのではないかと感じています。
このコミュニティが、輝く田川をつくる一助となることを願って、オーガナイザー一同またもう一歩進んでいきます。引き続きどうぞよろしくお願いします。
最後になりますが、第2回SW田川開催にお力添えくださった企業様をご紹介します。(敬称略)
株式会社BENKEIプロブレムソルヴァーズ
ASPOアジア士業共同体
株式会社BOOK
株式会社KTネットワーク
公益財団法人ホンダカーズ博多財団
【全国共通・通年スポンサー】 弥生株式会社
この場をお借りして、感謝申し上げます。
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