2024年9月6日(金)~9月8日(日)に、静岡県静岡市で第7回 Startup Weekend静岡(SW静岡7th)を開催いたしました!

開催を重ねるたびに盛り上がっていく静岡市のSWコミュニティ。
今回も多くのスポンサー様にご協賛いただき、大変盛り上がりました!

静岡市から生まれたその熱狂を、オーガナイザーチームからそのままお届けいたします。
(レポート執筆担当:SW静岡7thオーガナイザー 一同)

開催概要

日時:2024年9月6日(金)~2024年9月8日(日)
会場有限責任監査法人トーマツ セミナールーム(葵タワー17階)
参加人数:約50名
(※以下敬称略)

ファシリテーター:上原 和也

リードオーガナイザー:佐藤 真仁

オーガナイザー:麻生 泰臣、岩田 浩幸、大村 光一郎、影山 舞、加藤 尋矢、川下 真理、川端 彩加、神山 武雄、坂田 虎治郎、佐藤 恵美、福原 美奈、山中 碧音(五十音順)

リードスポンサーEXPACT株式会社 様

スポンサー(※Doorkeeper掲載順):株式会社エフ・シー・シー様、株式会社あいネットサービス様、静清信用金庫様、エバーコネクト株式会社様、合同会社 富士みらいクリエイション様、セブンセンスマーケティング様、フジ物産株式会社様、 キヤノンマーケティングジャパン株式会社様、静岡銀行

≪後援≫静岡市 様

≪日本全国・通年スポンサー≫弥生株式会社様、G’sACADEMY様 

≪会場スポンサー≫有限責任監査法人トーマツ

Day1_9/6(金)

開場&懇親会

今回の会場は有限責任監査法人トーマツ 様にご協賛いただき、静岡駅直結の葵タワー内17階セミナールームをお借りしました!静岡市内で一番高いビルで、会場からの景色も抜群でした!

今回は全国各地から、高校生~60代までの多様な参加者が集いました!

金曜日の夜会場に到着したら、まずは懇親会から始まるのがStartup Weekend。初対面の人たちもドリンクやフィンガーフード片手に打ち解けていきます。静岡の美味しいお寿司も!

今回も、おそろいのTシャツを製作し、配布させていただきました。背面には今回のリードスポンサーであるEXPACT様のロゴ!
(とてもシンプルでおしゃれなTシャツです!)

開幕挨拶

さて、続々と人が集まり、アツくなったところで!!!!!
お待ちかねの!今回のファシリテーター、上原和也さんによる開幕挨拶がありました。

上原さんは2020年7月にSW三島1st(コロナ禍で全世界で初めて開催されたオフラインSW)でSWデビューを果たしてから、東海道エリアを中心に様々なSWに参加したり、運営に携わったりされている方です。関わってきたSWの数はなんと合計30以上!!単純計算で2カ月に1度、どこかのSWにいるというFreakぶりです。

そして、リードオーガナイザーの佐藤 真仁さんからもご挨拶がありました。

佐藤さんは上原さんと同じく第1回SW三島で初参加されてから、県内の様々な場所でオーガナイザー経験され、今回初のリードオーガナイザーを務められました!

どんどん話を振っていく上原さん

SWの合言葉「The rules are, no rules!」ルールがないことがルール

社会のモラルや法律さえ破らなければなんでもあり!

HALF BAKED

さて、ファシリテーションの後は「関係ないワードを2つ組み合わせて即席のビジネスをつくる」HALF BAKEDというゲームで頭の体操です。

キーワードは「静岡」「夏」「猫」「チョコミント」「海」などなど…
キーワードの中から2つを選んで、「誰の/どんな課題を/こんな解決策で解決する!」という形でビジネスアイデアを考えます。

即席チームをつくってビジネスアイデアを考えました。

1min Pitch!!

Half Bakedを通じて会場がさらにアツくなったところで、いよいよ実現したいアイデアを1分で話す1分ピッチへ!

今回は参加者全員がピッチすることに。具体的なアイデアがなかった方は自分が「メンバーとしてこういう役に立てる!」という自己PRタイムに。

やっぱり自分のやりたいこと、好きなことを語っているときの表情って一番輝いてますよね!!

あっという間に全員のピッチが終わり、すべてのアイデアがホワイトボードに張り出されていきます。

…とはいっても、チームを組んで活動するStartup Weekendでは、残念ながらすべてのアイデアが採用されるわけではありません。

ここからは、アイデアを絞り込み、これから一緒に駆け抜けていく仲間を見つけるチームビルディングに入っていきます!

熱い想いを伝えて周りを説得し、仲間に加えていきます。とにかく自分を含めて3人のメンバーを集めることができれば、チーム成立です!

今回は6チームが誕生!!!

「自分のタスクを”推し”がお知らせ」推しタスク
「楽しくピッチがしたい」
「一人旅に彩りを与えてくれるマッチングアプリ」
「Z世代×組織」
「逃げるは勝ち」
「静岡の力で農業にワクワクを」Farmer’s Style

その後はチーム内で互いに連絡先を交換し合い、1日目は(いったん)終了!!
さあ、明日からどんな展開が待っているのでしょうか…!!

Day2_9/7(土)

熱狂の3日間が始まってから、はや12時間強が経過。会場がオープンすると、続々と皆さんがやってきました!

2日目はファシリテーションから始まります。
上原さんが説明していたのは「ビジネスモデル」についてです。

このビジネスモデルを成功させる戦略はありますか?
課題を解決すること、価値交換ができてますか?
あなたのアイデアはユニークですか?

このスライドで上原さんが説明しているのは「ビジネスモデル」についてです。

このビジネスモデルを成功させる戦略はありますか?
課題を解決すること、価値交換ができてますか?
あなたのアイデアはユニークですか?

こうした問いかけからビジネスモデルについて考えさせられます。

ファシリテーションを通じて、ビジネスの極意をはじめとした様々な武器を得た様子!

14時からのコーチングを前に、掘り起こした課題・解決方法の検証のためにアンケートを作ったり、
さっそく外に飛び出していったり…まさにSWの合言葉である「No Talk,All Action」を体現しています。

コーチングセッション

頭を使い、体も使い、Actionして動き回っていると、時間が経つのも本当にあっという間!

いつの間にか14時、コーチングセッションの時間になりました。このセッションは、起業、新規事業、起業支援、投資家 の各専門分野の方から事業アイデアにアドバイスいただく時間です。

どのチームも、ここまでの成果をコーチに全力でぶつけます!

今回は、以下の方々にコーチとしてお力添えいただきました。

East Ventures フェロー
大柴 貴紀 様

大柴さん

エバーコネクト株式会社 代表取締役
篠原 豊 様

篠原さん

キヤノンマーケティングジャパン株式会社
企画本部 R&B推進センター グループマネージャー
HAKOBUNE Capitalist
米元 健二 様

米元さん

(株)山﨑スポーツ 代表取締役
静岡マーケティングサロン主宰
山﨑 啓輔 様

山﨑さん

ガイアフロー株式会社 代表取締役
ガイアフローディスティリング株式会社 代表取締役
中村 大航様

中村さん

コーチングの様子

熱いフィードバックを送ってくださったコーチの皆さん!考えていたビジネスアイデアを、コーチングを通じて変えることを決意したチームもあれば、コーチングから新たなヒントを得るチームも!どのチームにとっても、本当に貴重な時間となりました。

コーチの皆様、お忙しい中お力添えいただき誠にありがとうございました!

コーチ戦隊!!

コーチングから、次の一手につながる糸口を見つけ出します!コーチングを受けてアイデアが白紙に戻っても大丈夫です。全然大丈夫です。本当に大丈夫です。

Startup Weekendでは、事業アイデアがピボットを繰り返すこともよくあります。それに、コーチングが終わっても最終ピッチまで23時間もあるからです。

とにかく動かないと始まらない!
もちろん最終ピッチまで23時間もある、ともいえますが、同時に23時間しかない、ともいえますから!

ここからは一秒たりとも無駄にせず、アイデアを形にするため走り続けることになります。

夜にオンラインで顧客検証相手を探し、Facebookで見つけ出してZoomインタビューにこぎつけるチーム、オーガナイザーの中から顧客候補を見つけ出すチームなど、「No Rules are the Rules」の言葉通りActionを続けます!怒涛の週末が開幕して24時間後の午後7時。

上原さんのファシリテーションの時にスクリーンに大きく映し出されたのは「覚悟」という言葉。これを見て覚悟を決めたアントレプレナーたちは、このあと長い長い夜を過ごすこととなります。

0から1を生み出すときに立ちはだかる「死の谷=DEATH VALLEY」、つまり3日間の中で最も気持ちが落ちる瞬間を乗り越える途方もない冒険です…!!

21時に会場がクローズした時点で、最終ピッチまであと18時間。
さあ、ここからどのような展開を迎えるのでしょうか・・・。

Day3_9/8(日)

さて、いよいよ最終日。それぞれの長い長い夜を経てDEATH VALLEYを越えたら、あとはひたすら上がっていくだけです。なぜならやるしかないから。

がっつり腹をくくったアントレプレナーたちの目つきは、疲れ切っているはずなのに昨日よりも輝いています。

6時間後に迫った最終ピッチに向けて、駆け足でビジネスモデルを組み上げ、駆け足でピッチ資料を作り、さらにピッチの準備や練習などの最終調整を行っています。デッドラインに追われながらの作業には緊張感が漂いますが、ここまで来たら止まっている時間などありません。

疲れもたまった状態で駆け抜ける6時間。確かに、普通に考えたら絶対にキツいです。しかしながら、ここでチームが一体になっていくのがStartup Weekendの醍醐味!

3日間体当たりし続けたことで、アイデアがカタチになる瞬間です。
最終ピッチではどんな景色が見られるのでしょうか!?

FINAL Pitch!!

ついに最終ピッチの時間になりました!!
Actionを重ね、長い長い夜を越えて突っ走った3日間の集大成を見せるときです。

オーガナイザーも3日間走り抜けました。
(写真は3日目に参加したオーガナイザーです。)

また、今回のStartup Weekend静岡も多くのスポンサー企業様に支えられています。

【全国スポンサー】
弥生株式会社様、G’s ACADEMY 様

【SW静岡7thスポンサー】
EXPACT株式会社 様、株式会社エフ・シー・シー 様、株式会社 あいネットサービス 様、静清信用金庫 様、エバーコネクト株式会社 様、合同会社富士みらいクリエイション 様、セブンセンスマーケティング 様、フジ物産株式会社 様、キヤノンマーケティング株式会社 様、静岡銀行 様
皆様ご協賛いただき、誠にありがとうございました。また。静岡市様からも後援いただきましたこと、感謝いたします。

今回はジャッジとして、以下の3名の方々にお世話になりました。

セブンスマーケティング株式会社 代表
宮田 昌輝 様

宮田さん

株式会社Shinker 代表取締役
株式会社まるそ花店 取締役
曽根田 光 様

曽根田さん

EXPACT株式会社 代表取締役
一般社団法人ベンチャー投資育成研究会 代表理事
静岡ベンチャースタートアップ協会 理事
髙地 耕平 様

髙地さん

加えて、イベントを後援いただきました静岡市の難波市長もお越しいただき、静岡市長として地域課題や静岡市としての取り組み事例も交えてコメントをいただきました。

静岡市長
難波 喬司 様

難波市長

順番に、発表の様子を紹介します。

イチゴイチエ

②フレイル

③フィード

④Farmers Style

⑤Z

⑥タスクメイト

結果発表

奨励賞:フィード

3rd Place:Z

2nd Place:イチゴイチエ

優勝:タスクメイト

お忙しい中お時間を割いていただき、時に厳しい質問や投げかけなどもいただきながら審査していただいたジャッジの皆様、誠にありがとうございました!

最後に静岡市の難波市長からも全体通じた講評をいただきましたm(_ _)m

After Party

上原さんから、3日間を締めくくるファシリテーション!結果発表と、上原さんの締めのファシリテーションが終わった後は…皆さんお待ちかねの懇親会です!!

リードオーガナイザーの佐藤さんの乾杯のご発声でスタート!

コーチの方からフィードバックをもらうチームも。次回に、反省点を活かしていきます。

最終ピッチの重圧や、初対面の人と会って話す緊張などがすっかり吹き飛んで、リラックスした表情で食事を囲んでいました!

同じチームで駆け抜けた仲間たちと感謝を伝えあったり、違うチームだった人から新しい学びを得たり…

同じ空間で3日間を駆け抜けてきたからこそ、通じ合うものが生まれるんですよね!

この場の充実感に満ちた空気に触れると、オーガナイザーとしてはやはり「このStartup Weekendというコミュニティを、これからも続けていきたい!」という気持ちにさせてもらえます。

ここから生まれたつながりが、新しいビジネスの種となり、これから様々なステージで活かされていくことを願っています!

おわりに

参加いただいた皆様、コーチ・ジャッジを務めてくださった皆様、そして開催にご協賛いただいた皆様、関わってくださったすべての皆様に、改めて厚く御礼申し上げます!

皆様のお力添えのおかげで、大変熱量の高い3日間を作り上げることができました。

また、多くの参加者の方から「次回以降、オーガナイザー(運営)にも興味がある!」との声もいただき、大変嬉しく思っております。今後もさらに多くの方々を巻き込んで、地域の起業家コミュニティを盛り上げていきたいと思います。
これからもどうぞStartup Weekend静岡をよろしくお願い申し上げます!

Startup Weekend 静岡オーガナイザー 一同

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