早いもので、開催から1ヶ月が経過し、すっかり雪も解けてしまいましたが、「Startup Weekend Niigata Vol.14 in 越後湯沢」、レポートをアップします!
■概要
https://swniigata.doorkeeper.jp/events/115394
・開催日時:2021年2月26日(金)〜28日(日)
・開催場所:きら星BASE
・ファシリテーター:岩城 良和
・オーガナイザー:高橋 智計(リード)、伊藤 綾、小林 紘大、奥田 将大
【DAY.1】
14回目となるStartup Weekend Niigata、今回のテーマは「Scramble!」。
古くから交通の要衝として栄えてきた越後湯沢を舞台に、県内外の人材が混ざり合い、新しいビジネスを生み出す場を創出しよう!、というテーマを設定しました。
しかし、新型コロナウィルスの影響で、都道府県をまたぐ移動が制限されてしまい、事前告知も十分にできない状況が続きました。
そんな中、当日集まってくれたのは14人(1人はDAY.2からの参加)。
Startup Weekendらしく、まずは乾杯からスタート!
(受付の際に新型コロナウイルス対策を行っております)
Local Sponserとして、「湯沢エール」の差し入れもいただきました!
ありがとうございます!!
初対面のメンバーが和気藹々とチャレンジしたいことを語り合う、これぞScramble!
ひとしきり盛り上がったところで、岩城さんからのファシリテーションスタート。
今回はほぼ全員が初参加ということもあり、真剣に聞き入っています。
その後のハーフベイクドで、チームになってアイディア出しの練習です。
そして、いよいよピッチタイムスタート!
なんと、全員初参加にもかかわらず、14人中13人が挙手するという快挙!
あまりの希望者の多さになかなかチームとしてまとまらなかったが、終了までには3チームにまとまり、DAY.1終了…のはずが、興奮醒めやらぬままオーガナイザーが経営するビアパブで延長戦に…。
【DAY.2】
2日酔い…じゃなかった2日目は、モーニングファシリテーションからのスタート。
しかし、この時点で具体的な「アクション」まで至るチームはなく、チーム内での話し合いに終始している様子です。
そして午後、頼もしい3人のコーチが到着しました。
左から順に、
井比 晃さん(株式会社HOME away from HOME Niigata 代表取締役)
伊藤 綾(きら星株式会社 代表取締役 ※オーガナイザーと兼務)
長澤 麻里子さん(新潟ベンチャーキャピタル株式会社 インベストメント部 マネージャー)
のお三方にチームのアイディアをぶつけ、フィードバックをもらうのですが…。
予想どおり厳しい意見が続出。
どの方も既に実践者であり、少しもどかしい思いもあったと思いますが、丁寧なフィードバックをいただき感謝です。
なお、株式会社HOME away from HOME Niigataは、過去のStartup Weekend Niigataをきっかけに起業したという、いわばアルムナイ(卒業生)です。
アイディアを白紙に戻したり、当初のアイディアを貫き通すことを改めて決めたりとチームごとに差が現れてきました。
その中で、アンケートを取ったり、聞き込み調査を行ったりと、悩みながらも少しずつアクションも生まれてきました。
コロナ禍ということもあり、リアルでの聞き込み調査がやりづらい状況ではありましたが、Zoomなどのオンラインツールを駆使し、積極的に聞き込み調査を行っていたのが印象的でした。
時にはどうしていいか分からなくなり、頭を抱えてしまったり…。
そんなこんなで、DAY.2の終了時間21:00を過ぎても話し合いやワークは続いきます。
そんな中、突然のオーガナイザーによるClubHouse実況スタート。
滋賀のオーガナイザーにも参加いただいたりと、なかなか盛り上がり、全員そろって退館したのはもう日付が変わる直前。
はたして、ファイナルピッチまでにビジネスモデルは仕上がるでしょうか!?
【DAY.3】
9:00、最後のファシリテーション。
睡眠不足と緊張感からか、参加者の顔色が思わしくない様子です。
そんな参加者を尻目に、出張美容室で髪を切ってもらったり、実父の四十九日で150km離れた実家までとんぼ帰りしたりと、オーガナイザーたちは実に自由奔放です。
さて、参加者はいよいよ最終の詰め作業に入ります。
まさに「All Talk, No Action!」
そして、新しいコーチも参加し、再びコーチングタイムへ。
2回コーチングがあるのは新潟ローカルルール?
3日目から参加してくれたコーチの福井 厚 (CLIP長岡 CDO)さんは、冒頭に載せたこのイベントのロゴを作成してくれました。
コーチ陣たちからプレゼンに向けた最終アドバイスを受け、いよいよ最終プレゼンテーションです。
豪華な審査員が会場に集結する中、各チームともにプレゼン会場へ移動、最終チェックへ。
そして、いよいよプレゼンテーションスタート!
今回はオンラインでの視聴も可能なハイブリッド型での発表となりました。
1チーム目、「CLR JAPAN」。
教員向けに授業研究のサービスを提供するビジネスを提案しました。
そして2チーム目、「T:rtl:」のはずが…。
なんと、まさかのCEOが行方不明という前代未聞の事態発生!?
急きょ順番を繰り上げ、「あすくーる美術館」のプレゼンに。
こちらは美術館利用者のマッチングサービスを提案しました。
最後は、CEO不在のまま、「T:rtl:」のプレゼンへ。
水筒を自分らしくカスタマイズするというサービスを提案しました。
気になる1st Placeは…
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「T:rtl:」!
拍手!
ポイントとしては、実際に作ろうとしているモノが具体的であること、現状同様のサービスを手がけている競合がないユニークさ、具体的な販売方法を提示できていたことなどが評価されていました。
最後は審査員の皆様からの講評をいただきました。
審査委員長、新潟を代表するIT起業家、渋谷 修太 さん(フラー株式会社 代表取締役会長)より。
そして、地元南魚沼で地域資源を活かしたソーシャルビジネスに取り組む中谷内 美昭 さん(株式会社バイオマスレジンホールディングス COO)。
最後に、熱海で湯沢と同様の地域課題に立ち向かう先駆者、三好 明 さん(株式会社マチモリ不動産 代表取締役)。
得点や順位とはまた別の視点から、あたたかいフィードバックを頂戴しました。
恒例の記念撮影の後は、最後のお楽しみ、アフターパーティーへ。
ファシリテーター&オーガナイザーも記念撮影!
(一番右が四十九日帰りです)
終わってしまえばあっという間の3日間。
しかし、これで終わりではありません。
これを第一歩として、参加者も、見学者も、関わってくれた全ての人がStartupしてくれることを祈念し、レポートを終わりたいと思います。
そして、最後まで迷いましたが、やはりオフラインは最高です!
一日も早く、気兼ねなくScrambleできる日が来ることを願ってやみません。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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