新潟県初!全国でも数例しかない!高校生を主役にしたStartup Weekend!
2019年3月29日(金)~31(日)に「Startup Weekend Niigata Vol.11 」が
開催されました!柏崎市では2回目の開催です。
会場は「かしわざき市民活動センター まちから」
今回は、高校生による高校生のためのStartup Weekendということで
オーガナイザーには高校生も入っています!
■イベントページ
https://swniigata.doorkeeper.jp/events/86747
■概要
- 日時:2019年3月29日(金)~3月31日(日)
- 場所:かしわざき市民活動センター まちから
- 人数:約30名(社会人:15名、中高生:15名)
【プレイベント】
まずは、本イベント1週間前に行われたプレイベントの様子からお伝えします!
2019年3月24日(日)に柏崎市民活動センター まちからにて開催されたプレイベント、参加は原則本イベントに申し込まれた方の中で任意でしたが、運営も含め12人の方が参加しました。
内容は、Startup Weekend(以下、SW)概要説明、アイディア出しのためのワークショップのワークショップの2部構成でした。
前もって、東京大学のイノベーションワークショップ「東大i.school」の技法を東京大学の先生から直々にご指導いただき、当日司会進行は、オーガナイザー小倉が務めました。
参加者の皆さんは、アイディア出しに苦労しながらも、ユニークなアイディアが続々と出ていました。この中から当日ピッチする人は出てくるのか...?
さて、ここからは本イベントになります!
【Day1】
今回の参加者は中学3年生から50代の方まで、幅広い層が参加しています。
どんな3日間になるのでしょうか?
SWは懇親会から始まるのが特徴!初対面の人とたくさん話しましょう!
「かんぱーい!」
中高生も積極的に社会人と交流しました。最初は慣れず、苦労した子も。
しかし、おいしい料理で自然と会話が弾んでいきます!
3日間のイベント中の料理を担当して下さったのは、新潟県柏崎市で大人気カフェ「I’m Home」を経営する自身も起業家、西村遼平さんです!
地元の食材をふんだんに使ったおいしい料理がたくさん!
写真のほかにもまだまだたくさんありました!
そして、ファシリテーションが始まります。今回のファシリテーターは、SW新潟と言えばこの方、西村治久さんことハルさんです!
中高生が多く緊張しているためか、心なしまだ表情が硬いです。
そして、お待ちかねアイディアピッチです!
今回は約過半数の13名の方がピッチしました。中高生から社会人まで様々です!
そして、できたチームはなんと3チーム!
最大人数は1チーム10人!多い!
はたしてうまくいくのか、それとも分裂するのか、はたまた合併するのか?
まだまだ予測不能です!
【Day2】
2日目は朝9:00スタートです。昨日は、遅くまで活動していたチームもいたとか、心なしか参加者の表情が眠そうです。
そして、早速チームでスタート、と思いきや、昨日の夜、考えて急遽朝ピッチする人が!大大大歓迎です!
そして無事チーム結成しました!
現時点で4チームとなりました!
そして、各チーム動き始めました!
話し合いから始めるチームがほとんどです!
午前中にバリデーション(ニーズ調査等)を始めるチームまで!
そして、昼食!
今回は、「カルボナーラ」です!
野菜や卵などはもちろん地元産です!
今回の料理は、シェフが全食、会場で作ってくれるのであつあつの状態です。
学生は熱心です。
昼食の後、さらに2人ピッチをしたいと申し入れがあり、急遽ピッチをしました。無事チームが結成しました。
そして、午後はコーチングタイムがあります。
以下の5人のコーチの皆様より、フィードバックをいただき、アイディアをブラッシュアップしていきます。
《コーチ》
布施 かずのり様/㈱不二美術印刷 代表取締役
山ノ内 凛太郎 様/合同会社Active Learners 共同代表
山本 一輝 様/Idea partners 代表
水戸部 智 様/NPO法人 柏崎まちづくりネットあいさ 副理事長
西村 遼平 様/㈲la Luce L’ombra 代表取締役
コーチにプランを説明することで、チームでの認識が再確認されたり、
コーチからアドバイスをいただいたり、収穫が各チームありました。
コーチングタイムの後は、ほぼすべてのチームの表情が沈んでいました。
ここからは、上がるのみ!
その後、お待ちかねの夕食です!
今回は、「カレーライス」!
落ち込んだ気持ちもカレーの辛さで吹き飛ばそう!
そして、食後はみんなで気合を入れ直しました!
コーチングタイム後、プランが白紙に戻るチーム、議論が停滞するチームが多々あり、心なしか会場全体がどんよりしたムードでした。
焦っても時間は過ぎるばかり、どうなるのか⁉
そして、この晩も夜遅くまで近くのカフェなどで活動したチームもありました。
【Day3】
ついに最終日になってしましました。泣いても笑っても今日17:00にはファイナルピッチがあります。あとは追い込むのみ!
ファイナルピッチに間に合うのか運営側まで気にかけていましたが、
「No talk ,All action」モードの雰囲気にだんだんとなってきました。
あとは、プレゼン資料を作ったり、MVPを完成させたり、行動するのみ!
そして、3日目の昼食は、「カリフォルニア丼」!
カリフォルニアロールをどんぶりにしたおしゃれなカフェご飯!
女子だけでなく男子にも大人気で、最終ピッチまでの活力となりました!
そして、いよいよ最終ピッチです!
見学も含め50人を超え、会場は熱気と緊張感に包まれています。
地元紙の取材も来て、まち全体で盛り上がりを感じられます。
審査員の方も来られ、いよいよ始まります。
《審査員》
長沢 智信 様/株式会社テック長沢 代表取締役 他多数
小正 裕佳子 様/獨協医科大学 医学部 特任講師
山田 智 様/柏崎市教育委員会学校教育課長
ファイナルピッチ、スタートです!
♦1.「Link to」
高校生・大学生と社会人をつなぐ「to」というポイントを使ったチャット型アプリを提案。職業や大学ごとに登録された方に学生たちが進路相談などができるサービス。広告配布、企業スポンサー、学生向けアンケートも実施し、収益を図る。スライドでなく絵などを用いた高校生らしい発表。
♦2.「maybe」
正解のない問題を考える哲学的なもの、自分の意見を伝える力や批判的思考力を培う高校生向けの「夢を見つけるカフェ」を作り、「考えるを考えるマガジン」を発行。プロのファシリテータースタッフ含めカフェで話し合いをする。そのディスカッションデータを基にチャット式のマガジンを作る。参加費、協賛金などで収益を図る。
♦3.「サバ缶」
「お茶の間」という主に70代後半のお年寄りを対象に、安心して楽しめる場を提供。お年寄りのニーズ把握等が困難という気づきから、安心できる場所と人の関係性を作り、そこに企業が市場調査を可能にする。テストマーケティングの場として企業から利益を得るほか、お年寄り家族から利用料を取る。
♦4.「ハチから」
「親子で始めるハチから農業」と題し、小学生以下の親子向けの鉢植え農業ワークショップを開催。シルバニアファミリー等を用い、楽しく・可愛くを基本とする。参加費収入、グッズ販売、農家にノウハウを提供しロイヤリティを得て収益を図る。エポック社とのコラボも視野に入れている。
♦5.「Caviar」
「学生の企画するイベントをビジネスに」を主軸に、「食の陣」という独自の学生主催イベントの企画アドバイス、お金の管理を担当。また、企業は学生と共同出店し、企業からの出店料で収益を図る。ホワイドボードと絵を用いた斬新な発表。
どのチームも2日目の運営側の心配をよそに、プランをまとめ上げました。
審査員の方からも、鋭い質問・指摘が飛び交います。
そして、結果発表です。
今回はコーチの方が審査する特別賞と審査員の方が審査する優勝があります。
コーチの方々の特別賞「コミュニティアワード」は、
「ハチから」です!女子高生CEOが3日目不在の中、よくまとめ上げました。リアルなビジネスプランが評価を受けました。
そして、優勝チームの発表です。
優勝は、「Link to」です!
こちらは、中高生&大学生の学生のみチームです。
審査発表後はお待ちかねのアフターパーティー!
参加者の皆さん、3日間お疲れさまでした!
イベントは3日間で終わりですが、SWはコミュニティです。
今回をゴールでなく、スタートとして”若い力”で盛り上げていきましょう!
最後に、今回のSWを開催するにあたり、高校生の挑戦ということで、地元柏崎市の多くの企業の方が協賛してくださりました。本当にありがとうございました。
《スポンサー》
弥生会計 様
小竹屋旅館 様
株式会社ブルボン 様
菓子道楽 新野屋 様
菓仙庵 光月堂 様
綾子舞本舗 タカハシ 様
御菓子処 すだ 様
菓子工房 やしろ 様
《ファシリテーター》
西村 治久
《オーガナイザー》
浦部 頼之
水戸部 智
浅井 大輔
小倉 凌
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