Startup Weeked 近江八幡町家活性化・まちづくり事業 Report

2016年2月5日（金）から7日（日）までの３日間、滋賀県近江八幡市の古民家「奥村亭」で「スタートアップウィークエンド近江八幡　町家活性化・まちづくり事業」を開催しました。

江戸後期にできたほんものの古民家を舞台にして、「町家の活性化・まちづくり」をテーマにした日本で初めてのスタートアップウィークエンドでした。

風情のある町家で今回のスタートアップウィークエンドには、地元のまちづくり会社「まっせ」の協力の元、地域おこし協力隊、市役所職員、コンサルタント、町家オーナー、フローリストなど、地元のアントレプレナーが多数揃いました。

町家に泊まり込みの合宿形式で行ない、参加者の団結力が高まっていました。

今回は「町家、まちづくり」に関わる8つのアイデアが発表され、うち４つが選ばれ、熱い戦いが繰り広げられました。
どれも地元の愛や町家に対する課題感に溢れた素晴らしいものでした。
その中で優勝したのは、古民家の再生のための事業でした。近江八幡、滋賀にも多数ある古民家は住人が放棄して空き家になっているものもたくさんあります。それを守るためにまずは「片付け・整理」から請け負うというもので、空き家のオーナーが頼みやすいビジネスモデルを開発されていました。

コーチには、岩嵜さん（博報堂ブランドイノベーションデザイン局ストラテジックプラニングディレクター）、竹村さん（長浜まちづくり株式会社プランナー）、水口さん（「COMINCA TIMES」編集長）にお越し下さいました。いずれも地元滋賀や古民家に非常に関連の深い方で、プロの目線をお持ちでした。

ジャッジには、服部さん（服部不動産株式会社　代表取締役）、濱崎さん（公立大学法人滋賀県立大学理事・副学長人間文化学部教授）、森さん（ジーワン(株)CEO 日本経済大学非常勤講師）と、事業開発の面で経験・知識ともに豊富なみなさんにお越しくださいました。