2016年3月25日(金)から27日(日)までの3日間、滋賀県彦根市の古民家「イノベーションオフィス納屋七」で「スタートアップウィークエンド彦根 地域活性化」を開催しました。

安政の大獄の頃にできたという古民家をコワークスペースとして活用されている「納屋七」さんをお借りして、開催しました。

滋賀大学のご協力のもと、多くの学生さんが参加され、一般参加の大人たちと一緒にチームを作って、ビジネスを作っているのがとても有意義なスタートアップウィークエンドとなりました。
特に一般参加の皆さんも地元のビジネスマンから、銀行マン、起業塾の運営をされている方、地元で活動されているコミュニティリーダーなど20代から70代まで幅広い皆さんにお越しいただきました。

今回は「彦根・滋賀の地域活性化」に関わる11つのアイデアが発表され、うち4つが選ばれ、熱い戦いが繰り広げられました。どれも地元の愛に溢れた素晴らしいものでした。

その中で優勝したのは、「彦根マルシェ」でした。
彦根マルシェは最近いろんな場所で頻繁に開催されているマルシェの出店者向けの出店支援、および売上管理のためのウェブベースのサービスでした。実際にマルシェ主催者がチームにいらっしゃったこともあり、マルシェに関する課題と解決策がリアルに提示されているとのことで、審査員の講評をえていました。

その他には以下のようなビジネスが発表されました。
・マメボプロジェクト
豆型のボイスレコーダーデバイスの開発を提案されていました。目の不自由な方をリードする時、要介護者に情報を与えたい時など、このレコーダーに声を吹き込み、壁などに貼り付けておき、人がその前を通ると再生されるので、ボケ防止などに役立つというものでした。
・フラットフォーム
地元のイベントの情報のプラットフォームの開発を目指しました。イベント参加者にとっても、イベント主催者にとっても、有意義なイベントデータのプラットフォームを開発し、もっと効率的にイベントを開催したり、集客を効率化し、地域活性化につなげるというものでした。
・ディープな日本体験x海外展開
仏壇作成体験などのディープな日本ならではの体験をツアー化し、日本在住の海外留学生の力を借りて海外に発信するというアイデアでした。実際に海外留学生にヒアリングし、しっかりと調査をされていました。日本の良いところを海外にルーツのある方の目線で、もっと海外に発信したいというものでした。

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