2023/04/21~ 第4回StartupWeekend周南を開催!
アイデアをカタチにした54時間の様子をお伝えします!

■概要
日時:2023/04/21(金)~23(日)
会場:COIL(山口県周南市久米3034-1 株式会社中特ホールディングス本社屋内)
実参加人数:40名(初参加率90 %)
(以下、敬称略)
▽ファシリテーター:中本 卓利(Nakamoto Takuto)
▽オーガナイザー:吉本 龍太郎(リード)、吉田 信文、井上 怜央菜、河田 彩里、京面 裕也、
原 朋也、松添 栞士郎、久保 輝
▽スポンサー(五十音順にて掲載):西京銀行、ジェラテリアクラキチ、株式会社シマヤ、周南公立大学、高山石油ガス株式会社、中特グループ、トクヤマ、トヨタカローラ山口株式会社
▽会場スポンサー:周南市立徳山駅前図書館
▽後援:山口県、周南市、下松市、光市

【Day1】

なんと今回のSW周南の会場にはバリエーション豊かな仲間が集いました!年齢の幅では小学生から還暦近くの御方まで!距離の幅では宮古島・佐賀・軽井沢と遠路はるばる参加された方々も!そんな多様な仲間が集うことになった会場はリードオーガナイザーの吉本氏が務める株式会社中特ホールディングスのCOIL。『ただ企業として「働く場」だけではなく、新たに「Re」をデザインする場所』として昨年の3月に完成した新社屋だそう。SWにピッタリですね!

受付を終えて、アメリカ発祥のイベントにちなんでピザを頂き、さらに今回もスポンサー様であるジェラテリア クラキチさんが提供してくださった3日間食べ放題のジェラートを食べながら1日目がスタートしました!


アイスブレイクとしてHALF BAKED(2つの全く関係ないキーワードの組み合わせから、新しいビジネスモデルを考えて、1分間のピッチを行うもの)を行い、新規事業に向けた頭の体操を行いました。

HARF BAKED様子 

その後休憩を挟み、いよいよチーム作りとなる1分間ピッチです!
今回は合計8チームが誕生!!

チームの紹介です!

<IBUKI>

子供に新しい形の教育を!

<SIMM>

英語教育の補強を!

<Heartners>

心を取り戻すきっかけを!

<優しい世界>

気遣いで自然と支えられる世界を!

<Shoes Weekend>

靴磨きをもっとより良いものに!

<Δ(デルタ)ラボ>

オンサイトでDXを周南から!

<Foods Story>

地場の材料を活かした食品で問屋を救おう!

<快眠>

いつでも寝たい時に眠れる環境を!


【Day2】
2日目は、朝から徳山駅前へヒアリングに行くチームや、課題解決に向けたアイデアの発掘を行い、午後からのコーチングに備えました。

▽コーチ(敬称略):
・河内山 嘉浩(株式会社徳山コーヒーボーイ 代表取締役)
・藤井 蔵吉(ジェラテリア クラキチ 代表)
・藤田 圭一郎(株式会社COMPUS 代表取締役)
・水田 千恵(Code for Yamaguchi 創立メンバー/山口県デジタルコミュニティ・アドバイザー/ヤフー株式会社


コーチング後は毎回、どのチームも築いてきたアイデアを根本から見直します。また、24時間後には、発表と審査が待ち構えており、とてもつらい時間になります。一方で、やることは明確であり、残すは「発表まで走る抜ける」だけで、モチベーションは徐々に最高潮を迎えていきます!

コーチからの講評を基に、ヒアリングなどの検証を行い、「課題は何か」「顧客は誰か」を探し続けます。中には、アンケート結果や調べた内容を基に、当初のテーマからピボットするチームも現れます。


【Day3】
時間に追われる中、検証・実行・ビジネスモデル設計を進めます。中には二日目の夜に白紙に戻り、三日目の朝から突貫で作り上げたチームも。そしていよいよ夕方、最終ピッチの開幕です。

▽ジャッジ(敬称略):
・近藤 志人(ファンファーレ株式会社 CEO)
・山本 泰(株式会社トクヤマゆうゆうファーム 代表取締役 / 周南システム産業株式会社 顧問)
・髙田 隆(周南公立大学 理事長・学長)

どのチームも週末を駆け抜けた結束力をもとにした、堂々たるピッチを実施。


【結果発表】

第3位 「IBUKI」

解決策の抽象度合いが高く、また収益を永続的に生み出すビジネスモデルの設計は粗かったものの、スマホ中毒に陥った子供の習慣を変えつつ教育機会を提供したい親の課題を検証することができていた点が評価されました。



第2位 「Food Story」

食品商社が抱えている課題と問屋が抱えている課題の両方の検証を終えられていたことに加え、収益性が懸念されつつも課題を解決するソリューションを構築することができていた点が評価されました。



第1位 Shoes Weekend

痛みを持った明確な一人目の顧客を発掘することができていたこと、その痛みを解決するサービスが設計され競合に対しても優位性を保てていたこと、加えスケールを想定した収支の合うビジネスモデルが組めていた点が評価されました。おめでとうございます!

運営として今回印象に残ったのは、8チームすべてが、自らが抱える課題を出発点としており、課題が絵空事でなかったこと。54時間で考案できるビジネスモデルや、実施できる検証には限界がありますが、それでも課題をベースに出発し生まれたビジネスモデルは、今後に繋がっていく新たな種になったのではないかと思います。また、このSWで得た体験をもとに、身近な課題や社会課題解決に向けた様々な挑戦を続けていただけるのではないかと感じた次第です。


【懇親会】
結果発表が終わった後は懇親会です。美味しい食事と共にこの3日間を過ごした皆さんでお互いを讃え合うと共に、三日間のアクションを通じて得た気付き学びを分かち合う時間となりました。

引き続きStartupWeekend周南コミュニティを何卒よろしくお願いいたします。

■イベントページ
https://swshunan.doorkeeper.jp/events/14875

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