初開催となるStartupWeekend丸亀を開催しました。

香川県内ではこれまで東の高松で夏に開催されていました(夏の陣)。よって今回西の丸亀での開催時期を冬に設定しました。

丸亀市は香川県の中西部に位置し、丸亀城と讃岐富士(飯野山)で知られる、高松市に次ぐ香川県第2の都市です。古くは金比羅街道の玄関口として、また丸亀城の城下町として栄えました。

1月最初の三連休、香川では珍しく雪もちらつく厳しい寒さの中でした。しかし会場の中は、参加者の9割以上が学生ということもあってか「やってやるぞ」というエネルギッシュさに溢れていました。初めてやってきた土地で、54時間の挑戦が始まります。

概要

日時:2026/1/9(金)〜1/11(日)
会場:丸亀市市民交流活動センターマルタス(香川県丸亀市大手町2丁目4)
参加者:9名(高校生6名・大学生2名・社会人1名)
ファシリテーター:山下 悠
オーガナイザー:中 慎太郎(リード)、佐々木祐樹、尾崎暖花、冨永凰馳
スポンサー企業一覧
あなぶきエンタープライズ株式会社
株式会社ゼロワンブースター
日本全国・通年スポンサー:G’s様、eiicon

Day1

StartupWeekend丸亀の記念すべき第1回、近くは善通寺から遠くは福岡県の新宮町の方にご参加いただきました。
会場は丸亀市の憩いの場となっている「市民交流活動センターマルタス」さんです。1Fはスターバックスで買ったコーヒーを飲みながら仕事をしたり、新聞や本を読んだり、開催されている多種多様なイベントに参加できたり。2Fは広いキッズスペースや学習スペース・会議室などがあり、StartupWeekend丸亀は会議室Room3.4で開催しました。

18:00 懇親会

高松からの参加者が多数であり、はじめて訪れる丸亀市に迷いながらも、徐々に若い参加者たちが集まってきました。最初はSW恒例のピザパーティでスタート。ピザは2025年12月にオープンした丸亀駅前のピザ屋「GOODLUCK GRANDPA PIZZA」さんです。サイズが大きめで食べ応えのあるピザで、食べ盛りの若者たちに大好評でした。そして特筆すべきは、丸亀市の誇るご当地グルメである骨付鳥を食べているような”親どりのピザ”ですね。何枚でも食べられそうです。

18:30 ファシリテーション

今回、SW丸亀のファシリテーターを務めるのは「ましたん」こと山下悠氏。「ファシリテーションをやるのはかなり久しぶり」とのことですが、日本全国のSWに50回以上関わり磨いてこられた”ましたん流ファシリテーション”は、会場の空気に勢いを与えてくれました。

19:00 ハーフベイクド

StartupWeekendのアイスブレイクでお馴染みの「ハーフベイクド」を行います。これは関係のない2つのキーワードを組み合わせて即興でビジネスを作るというワークショップです。「マンボウ」「こうかい」「パン」「野球」など、様々なワードの中から2つ選び(奪い合い?)、即席チームで話し合いながらビジネスアイデアと会社のロゴを作りました。

19:45 1分ピッチ・チームビルディング

1日目のメインイベントの1分ピッチとチームビルディングです。自分が持ってきたビジネスのアイデアや、解決したい課題を1分間で発表するものです。全員が自分自身の言葉で自分の悩みや考えを語ります。

その後、投票を経て3つのチームが誕生しました。

チーム「ピザ」

「ピザ」は、新しいことに挑戦したい、色々な経験がしたいと思っているけど、いきなりはハードルが高くて参加できない!という人に気軽に挑戦できるようなサービスを作りたいと思いチームを結成しました。

チーム「ハピプレ」

ハピプレは、「大切な友達の誕生日で迷いたくない」「プレゼントを忘れたくない」という思いから、そのお手伝いができるアプリを考えました。誕生日をもっと楽しく、みんながハッピーになれるサービスになればいいなと考えチームを結成しました。

チーム「メイどうめい」は家事などが少し「面倒くさいなー」と感じてなかなか手につかないという自分自身の体験談が原点です。そんな状況で、可愛いメイドのぬいぐるみとの会話によって動くきっかけを作れないか、というアイデアを実現すべくチームを結成しました。

Day2

昨日結成したチームで早速活動を開始。チームで集まって方向性を議論するチームやPCでWebアンケートを作成するチームなど、活動は様々。また2日目から新たに2名が参加。朝のファシリテーションでは、チームに仲間を迎え入れたい3人のリーダー(いずれも高校生)が、自分たちのビジネスアイデアを強いパッションでアピールし、朝から会場は一気に熱を帯びました。

午前中には、Startup Weekend経験者の高校生たちを中心に、次々と会場の外へヒアリングに向かうチームが現れ、一時は会場がほぼ無人になる時間帯も。

「机はあるのに、人がいない。」そんな不思議な光景が、このイベントの本気度を物語っていました。

イベントの目玉の一つとなったのが、各チームが立てた仮説が本当に存在するのかを確かめるためのインタビューでした。初めてのインタビューに緊張しながらも、街を歩く方々に積極的に声をかけ、回数を重ねるごとに徐々に慣れていきました。実際の声を聞くことで、仮説の手応えや新たな気づきを得る貴重な機会となりました。

お昼ご飯は、にじいろベーカリーさんの「ミックスサンドとフィッシュバーガー」。議論やアクションの合間にかぶりついた、美味しい昼食でした。

14:00 コーチング・セッション

2日目のメインイベントは14時からのコーチング・セッション。起業や新規事業の立ち上げを経験した方や起業を支援した方にコーチングをしていただきます。

コーチの皆様(全体写真左から順に)
馬場 健誠:馬場商事 代表
児玉 るみ:中小企業診断士
大西 修平:株式会社Schoo 地域創生事業開発室
岩倉 洋平:香川短期大学経営情報・デザイン学科 准教授

ご協力ありがとうございました。

チームが創り上げようとしているビジネスのアイデアに、4名のコーチが鋭い問いを投げかけます。優しさと厳しさが入り混じった質問の連続で、ビジネスの解像度は一気に上がる一方、参加者全員の表情はみるみる曇っていきました。その結果、全員が渋い顔のまま夕食の時間へ。

晩ご飯はギボシキッチンさんの「鶏めしBIG」。2日目夜、活動全体の大きな分岐点になりやすい時に必要なエネルギーをしっかり補給。

夕食はチームを越えて席を囲み、それぞれの状況を共有。

「苦しいのは自分だけじゃない」と気づく中で、「独立したいから協力してくれない?」といった密談も自然発生。

夕食後から撤収までの約2時間は、まさにカオス。

チームから独立して新チームが生まれたり、移籍先のチームが解散して再び行き先を探す参加者が現れたり。一瞬4チームになった時間帯もありましたが、撤収時には再び3チームに。

泣いても笑っても、Startup Weekend丸亀は明日が最終日。

このカオスを経て、どんな結末にたどり着くのか。とても楽しみです。

Day3

ついにStartupWeekend丸亀も最終日となりました。

昨日の朝のチーム構成とは全く異なる状況で、各チームとも方向性を再設定しつつ、限られた時間の中でフル稼働です。中には会場内にあった段ボールを使って、プレゼンテーションに使う小物を作成するという、「ルールがない」SWならではのアクションが見られました。ナイスアクション‼︎

昼ごはんは海鮮むすび屋さんの「サーモン・はまち・卵のおむすび」。あと3時間後にはプレゼンテーション。腹を括り、片手でおにぎりを食べながらアクション継続。

最終プレゼンが近づくにつれ、残り1時間のところで会場整備のため少し場所を移動し、チームごとにラストスパート‼︎

15:00 最終プレゼン 

アイデア一覧を簡単に

チーム「おおとり」

SNS疲れを感じる10代・20代女性を対象に、レトロな電話ボックスを通じた完全匿名かつ非同期の音声交流で孤独や悩みを解消します。利用者は録音で思いを預け、他者が声で返答。アナログな繋がりを重視し、商業施設等での収益化を目指すビジネスモデル

チーム「ミライ会議」

生徒が不合理な校則を自ら改革するための支援サービス「未来会議」の提案です。専門家による交渉支援やメディアを通じた社会的な機運醸成により、教員や教育委員会を説得します。月額課金制のビジネスモデルで、迅速な解決と継続性を目指します。

チーム「バツタス」

考えすぎて眠れない夜を救うAIデバイスです。画面のない小石型の形状で、声で思考を吐き出し脳を解放します。対話を通じて不安を可視化し、ASMR等で睡眠を促すスリープテック。

初日に結成された3チームで始まったStartup Weekend丸亀でしたが、2日目夜の波乱を乗り越え、新たに結成した3チームが最終プレゼンへ。54時間練り上げてきた自分たちのビジネスと熱い思いをぶつけます!起業家として活躍する3名をお招きし、①Validation(検証)、②Execution and Design(実践&デザイン)、③Business Model(ビジネスモデル)の観点から、ビジネスを審査していただきました。

〈審査員の皆様  (写真左から)〉
小宮 直子:HOXIN株式会社 マネージャー
小西 真由:ゼロワンブースター 事業創造ソリューション部リーダー
大崎 龍史:Setouchi Sunny,Inc 代表取締役/Youtuber

どのチームも、与えられた5分という短い時間で伝えたいことを的確に伝えることができるように、工夫をこらしていました。

自分たちのプレゼンが終わっていたら安心、プレゼンを控えていれば緊張するのが常ですが、どの参加者も同じ54時間を過ごした別チームの発表にワクワクしていたと思います。また、「辛めで」というファシリテーターましたんの要望通りに、全てのチームに対して熱く厳しい質問を投げかけてくださったジャッジの皆様には、感謝申し上げます。

結果発表

いよいよ最終プレゼンの結果発表の時間です。まだやれることあったなーという反省と、時間内にやれることはやったなという自負が混ざり合った緊張感の中、ドラムロールが流れ始めました。

第2位は…バツタス

第1位は…ミライ会議

結果発表が終われば、全体で記念撮影を行います。すっかり緊張も解けた様子の参加者たち。3日間「本気」でビジネスに取り組んだ疲れを忘れ、ビジネスを作る楽しみとかけがえの無さを感じた笑顔が広がりました。懇親会では、ジャッジの方に積極的にアタックし、新たなつながりや次のアクションにつながる情報を得た参加者もいました!

懇親会

晩御飯はギボシキッチンさんの「洋風・中華風オードブル」。3日間頑張った自分たちにご褒美。ご飯を食べつつ、でも戦友と語り合いたいので時間が足りない….。

3日間のイベントはこれで終わり。ここからは起業に向けて歩んでいってください!

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イベントページ
https://swmarugamevol1.peatix.com/view

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