2022/6/24~26、第9回StartupWeekend北九州を開催!
コワーキングスペースATOMica北九州で、アイデアをカタチにした54時間の様子をお伝えします!
■イベントページ
https://swkitakyushu.doorkeeper.jp/events/146142
■概要
日時:2023/2/24(金)~26(日)
会場:ATOMica北九州(福岡県北九州市小倉北区京町3丁目1−1 セントシティ 7F)
実参加人数:61名(初参加率 62%)
(以下、敬称略)
▽ファシリテーター:中村 武
▽オーガナイザー:本田 忠(リード)、浅野 泰輔、飯田 寛子、川畑 みなみ、菊政 弘晃、北村 大将、京面 裕也、小屋松 祐貴、原口 幸、藤本 建、眞山 昌、三宅 康夫、宮本 泰成、山本 貴彦
▽スポンサー:大英産業株式会社、株式会社REIZ、北九州銀行、株式会社ラック、税理士法人TAパートナーズ、一般社団法人交通都市型まちづくり研究所
▽ドリンクスポンサー:学校法人大原学園
▽フードスポンサー:クラウン製パン株式会社、株式会社ビッグベアーズフーヅサービス、gomaiwa.sandwich
▽後援:北九州市
【Day1】
第7回StartupWeekend北九州で開催実績がある、小倉駅から徒歩1分のセントシティ北九州内にあるコワーキングスペース「ATOMica」。
小倉織をモチーフとしたデザイン性あふれる会場で、居るだけでテンションが上がってきます。
ウェルカムサービスとして、ビックベアーズさんより頂いたピザと大原学園様より頂いたドリンク食べていよいよスタート!
参加者からの紹介などで福岡県外からの参加者も多く、オーガナイザー・見学者を含め60名を超える参加者となりました。StartupWeekend北九州としては過去最大規模での開催でした。
第9回StartupWeekend北九州のテーマは、「Adventure」!
新しい環境に飛び込み、未来を開拓する小さくとも確かな第一歩を踏み出し、StartupWeekend北九州で、ワクワクする冒険を!という、想いを込めました。
冒頭はリードスポンサーの大英産業様(茅原様:左の写真)とREIZ様(弓様:右の写真)からの激励でスタート!
リードスポンサーのロゴ入りのパーカー!
アイスブレイクとしてHALF BAKEDゲーム(2つの全く関係ないキーワードの組み合わせから、新しいビジネスモデルを考えて、1分間のピッチを行うもの)を行い、新規事業に向けた頭の体操を行いました。
HARF BAKEDゲームの様子
その後、1分間ピッチを経て、10チームが誕生!
≪カシュマフィア≫ひろ、野口、コヤマツ
≪カシカリ≫ザッキー、かねちゃん、ヨナ
≪TMレボリューション≫
ちぢわ、けいおん、としちゃん、ユダ、シガ、まっすー
≪シェアハウス≫しょうじ、もりやま、よっしー、ミギー、マーク
≪チームスーパー≫たけ、なお、ちいちゃん、美咲、めしちゃん、じゅんこ
≪フラゲット≫みなみ、かただ、Tami、航平
≪Marin≫ナカヤマン、ヒカル、まさみ、よし、いまにし
《認知症でも生涯現役》ひとみ、もっくん、ジョリオ
≪Designers≫ゆうや、フクダ、ぺい、ひさたか、あんちゃん、中村
≪冒険しようぜ≫たいやき、LAI、つじちゃん
3日間の熱狂を過ごすメンバーと集合写真を撮り、1日目は終了!
【Day2】
2日目はSW北九州恒例のスポンサーであるクラウン製パン様の人気パンでの朝食からスタート!
朝食後は、早速各チームに分かれ、課題解決に向けたアイデアの発掘を行い、午後からのコーチングに備えました。コーチングは、実際に起業し経営をされている方や、ベンチャー企業を日頃から支えている方に行っていただきました♪
▽コーチ(敬称略):
・佐藤 真琴(株式会社PEER 代表取締役)
・久野 高司(みんなのマーケティング 代表/株式会社KACHI 取締役)
・又江原 恭彦(株式会社ラック 新規事業開発部 部長)
・弓 英樹(株式会社REIZ 代表取締役)
例年と比較しチーム数が多く、各チームのコーチング機会を増やすためにオーガナイザーの糸川郁己(Code for Kitakyushu 事務局長/I.I. 代表/公益財団法人北九州産業学術推進機構 DX推進担当課長)も臨時コーチを務めさせていただきました。
左から又江原様、弓様、糸川、久野様、佐藤様。
コーチからは、「解決方法に寄せすぎている。もっとこういう風にしたいという想いがあってもいい」「まずは顧客が誰なのか考えて」「サービスのイメージをもっと具体化した方がいい」といった総評が寄せられました。
コーチング後は毎回、どのチームも築いてきたアイデアを根本から見直します。また、24時間後には、発表と審査が待ち構えており、とてもつらい時間になります。一方で、やることは明確であり、残すは「発表まで走る抜ける」だけで、モチベーションは徐々に最高潮を迎えていきます♪
せめて、美味しいものを食べて元気を出して欲しいとgomaiwa様から塩あんパンの差し入れが行われました。
コーチからの講評を基に、ヒアリングなどの検証を行い、「課題は何か」「顧客は誰か」を探し続けます。中には、アンケート結果や調べた内容を基に、当初のテーマからピボットするチームも現れます。
夕食後、会場クリーンナップ後もファミレスなどに集まり、ビジネスモデルの検証は続けられていました!
【Day3】
3日目もクラウン製パン様のパンで頭を活性化させつつ、朝のファシリテーションではプレゼンテーションに向けたワークショップ。プレゼンテーション中の態度や口調で相手に与える印象が全く異なることを体で実感します。
ラストスパートでビジネスモデルの検証やプレゼン資料の作成、発表準備を進めていくチームたち。非常に活気がありながらも緊迫感が漂います。
そして無情にも時間は過ぎ去り、いよいよ磨き上げたビジネスモデルのプレゼンテーションの時が訪れました。
ジャッジは起業経験者や日ごろから事業開発を行っている方々。この熱狂をぶつけるにふさわしい相手ばかりです。
▽ジャッジ(敬称略):
・茅原 嘉晃(大英産業株式会社 専務取締役/新規事業開発本部担当役員兼本部長/兼街づくり事業本部担当役員)
・本島 直樹(公益財団法人北九州産業学術推進機構 事務局長/イノベーションセンター長/中小企業支援センター長)
・八木田 一世(マーケティングデザインスタジオSEE℃ 代表)
どのチームも54時間を駆け抜けた結束力をもとにした、堂々たるプレゼンテーションを実施。
審査も喧々諤々の大激論となり、通常の審査時間を大幅に超過しました。
【結果発表】
第3位は…「チームスーパー」。買い物にかかるを短縮することで家族時間を大切にしたいなどビジョン設計がしっかりしていることが評価されました。
第2位は…「Designers」。企業側が、起業に興味を持っている学生いち早く接触するチャンスを得られる可能性が高いビジネスであることを評価されました。また、大英産業様より副賞を頂きました。
そして、優勝チームは「Marin」でした!課題やターゲットを明確に捉え、細かな調査をし、簡易アプリであるMVPを作成するなど、チームメンバーがそれぞれの役割を果たしていたことを評価されました。第2位と同じく、大英産業様より副賞を頂きました。
運営として今回印象に残ったのは、10チームすべてが、自らが抱える課題を出発点としており、課題が絵空事でなかったと云うこと。54時間で考案できるビジネスモデルや、実施できる検証には限界がありますが、それでも課題をベースに出発し生まれたビジネスモデルは、今後に繋がっていく新たな種になったのではないかと思います。また、このSWで得た体験をもとに、身近な課題や社会課題解決に向けた様々な挑戦を続けていただけるのではないかと感じた次第です。
第8回に続き、第9回も飲食無しの懇親会となりましたが、それでも会場利用時間いっぱいまで熱いフィードバックをジャッジから得ていました。
54時間ですっかりなじんだ名札と交換にお弁当を持ち帰り、皆それぞれ自宅で疲れを癒しました。
以上、第9回開催レポートでした。前回から半年の準備期間を経て開催したStartupWeekend北九州は、次回も熱い場を作るべく、早速動き始めています!引き続きよろしくお願いいたします!!
第9回StartupWeekend北九州オーガナイザー一同
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