2024/7/12~14 第11回Startup Weekend北九州を開催しました!
初夏の暑さも吹き飛ばすほど盛り上がった、3日間の様子をお伝えします。
■イベントページ https://swkitakyushu.doorkeeper.jp/events/172205
■概要
日時:2024/7/12(金)~14(日)
会場:COMPASS小倉 (北九州市小倉北区浅野3丁目8−1 AIMビル6階)
参加人数:42人
(以下敬称略)
▽ファシリテーター:白井 圭
▽オーガナイザー:本田 忠(リード)、桂 竜平、兼田 一明、北 絵美理、北村 大将、城戸 真理、久保 輝、田中 雅巳、民谷 祐美子、藤本 建、前田 貴輝、眞山 昌、山本 貴彦
▽スポンサー:株式会社北九州銀行、株式会社スターフライヤー、株式会社ラック、公益財団法人北九州産業学術推進機構<FAIS>、税理士法人 TA パートナーズ、大英産業株式会社
▽会場スポンサー:COMPASS 小倉
▽フードスポンサー:クラウン製パン株式会社、株式会社ビッグベアーズフーヅサービス
▽日本全国・通年スポンサー:弥生株式会社、G’s ACADEMY
▽後援:北九州市
【Day1】
今回は、北九州のアントレプレナーを多く生み出している地でもある、コワーキングスペース「COMPASS小倉」にて開催しました!
ファシリテーターを務めたのは、秋田出身の白井さん。2週間前にStartup Weekend秋田でファシリテーターデビューされたばかりで、その熱量を北九州に持ってきてくれました!
まずは、初対面の皆さん同士で懇親会からスタート。毎回お世話になっているビッグベアーズ様のピザを食べながら、話が弾みます。
その後は、アイスブレイクとしてお馴染みの「ハーフベイクド」です。2つのキーワードを組み合わせて即興でビジネスアイディアを考えます。「シマエナガ」×「プリン」や「椅子」×「靴」など、意表を突く組み合わせが多くみられましたが、限られた時間で面白いアイディアが続出していました。
そしていよいよ、ビジネスアイディア1分間ピッチの時間です。今回は27名の方からアイディア発表いただきました。
投票等を経て、最終的に9つのチームが誕生!
残り2日間、全力で楽しむことを誓い、1日目が終了しました。
【Day2】
さあ、2日目!Startup Weekend北九州では第一回目からスポンサーであるクラウン製パン様の人気パンを朝食にスタートです!粗挽きウインナーが飛ぶようになくなり、昨日結成したチームで食べながら、アイディアをカタチにするため課題の整理や解決に向けた取り組みを明確にしていき、午後からのコーチングに備えます。
10時からのファシリテーションでは、スマホから大雨警報が鳴り響くというハプニングに見舞われながら、オーガナイザーの歴代開催記念Tシャツを披露など和やかなムードで行われ、「大事なことはチームの目線を合わせること」や、「ティーチングとコーチングの違い」などについて学びました。
そんなこんなであっという間にランチタイム。
ランチはgomaiwa様のサンドイッチを、今回コーチングいただく五間岩オーナー自ら配達して頂きました!
定番のサラダサンドに加え、カボチャサンドやゴボウサラダサンドなど、ボリューム満点栄養満点のサンドイッチが並びます。
お腹を満たした後は、いよいよSW鬼門であるコーチングのお時間!
コーチは実際に起業し経営をされている方や投資経験者、起業家支援者に行っていただきました。
▽コーチ(敬称略):
・江口 晋之介(株式会社六 代表取締役)
・岡 秀樹(一般社団法人まちはチームだ 代表理事/株式会社HOA 代表取締役)
・五間岩 純(Bakery Tender/gomaiwa パン屋オーナー)
・中村 武(地図会社経営企画部門/Andante代表(メンター、コンサルティング)/NPO法人StartupWeekend認定ファシリテーター)
コーチからは「課題が抽象的では?」「顧客はそれを利用するのか」「サービスを実現化するためのプロセスをもっと具体化した方が分かりやすい」といった総評が寄せられました。
コーチングの後は毎回、築いてきたアイディアを根本から見直すことが多く、中には白紙に戻るチームも。この24時間後には、発表と審査が待ち構えており、アイディアをカタチにする難しさとプレゼンに対する焦りと人にモノを伝える大変さを痛感します。一方で、やることは明確であり、残すは「発表まで走り抜ける」だけ。チームで力を合わせてアイディアをブラッシュアップして、再びモチベーションを徐々に上げていきます♪
疲れた脳と心に甘いものを!と言うことで、おやつは「ネジチョコ」。SWでおやつが出るのも実は北九州ならではなんです。今回は会場スポンサーであるCOMPASS小倉様とのコラボ商品であるロゴ入りのネジチョコが配られました!
コーチングでの講評を基に、ヒアリングやアンケートを実施し、「課題の解決になっているか」「顧客は誰か」を探し続けます。
夕食は八幡東区にある「涼月」様のお弁当。良心的なお値段でボリュームたっぷりのお弁当を、同チームではなく、別のチームの方々とお互いの進捗状況等をお話しながら食べました。
さあ、泣いても笑っても明日が発表。21時終了後も居残って資料を作成するチームもあり、ビジネスモデルの検証は続けられていました。
【Day3】
運命の3日目がスタート!
9時過ぎに会場が開き、徐々に参加者の皆さんが集合。昨日夜遅くまで取り組んだチームもいれば、しっかりと睡眠を取って万全のチームも。プレゼンのテックチェックは13:45にスタート予定。昨日に引き続き、フードスポンサーのクラウン製パン様のパンで朝食を摂りつつ、ラストスパートの開始です。
発表に向けてホワイトボードに書き込んで議論するチーム、黙々とパソコンを使ってプレゼン資料をまとめるチーム、発表の練習をするチームと様々な光景がありました。
お昼は丸ふじ様の銀河鉄道スリーナイン弁当。
作者の松本零士先生の「時間は夢を裏切らない 夢もまた時間を裏切ってはならない」という言葉が表示されている弁当箱は、まさにこのSWにぴったりのお昼ご飯なのでした。
しっかりと食べて最終プレゼンに備えます。
そして13時半より、プレゼンする順番決めを行い、テックチェックの時間。その後は全員で発表するための会場作りを行い、いよいよ15時ピッチ開始です!
この3日間で考え抜いたアイディアを、各チーム工夫を凝らして発表します。
▽今回ジャッジしていただいた皆様(敬称略)
・荒川 修平(ピュアグロース株式会社 取締役 共同創業)
・奥 大輔(株式会社ダイバーシティ 代表取締役)
・竹山 将志(北九州市企業誘致アドバイザー/情報経営イノベーション専門職大学客員教授/多摩ものづくりスタートアップ起業家育成事業メンター/TOKYO創業ステーション コンサルタント)
・又江原 恭彦 (株式会社ラック 新規事業開発部 部長)
1.キャリアパスポート(りょう、まや、かねこ、まさお、かんた、せいご)
2.スマートな健康(DUNE、たく、かねちゃん、Tami)
3.リスキリング2.0(けいご、まさみ、りょうが)
4.ネムネム(ソノダ、だいちゃん、キタ)
5.650(つもりん、ぐっち、ぐっち、プリン、やまもと)
6.落ちナビ!(こうたろう、しんり、しょうご)
7.なんでもいい(ミカミ、ユウマ、ちゃる)
8.わっしょい!(ぶっちー、シマイちゃん、ケンさん、くまさん、ゆりえってぃ)
9.真夏の大三角形になりそう(タナカ、しゅー、にれにれ)
【結果発表】
第3位は『落ちナビ』チーム!
失敗談をオープンデータベース化し、ユーザー同士のコミュニケーションツールとして活用しようというアイディア。
成功体験ではなく失敗体験をデータベース化し共有することで、失敗を避けるための貴重な教訓や知識を得られることを評価されました。
審査員からは「自分の失敗談を積極的に投稿するかどうかはさておき、匿名で人の投稿を見てみたい」等の意見がありました。
第2位は『キャリアパスポート』チーム!
アルバイト等で日々行ってきた努力を可視化し、就職活動や転職で活用できるサービス。資格や肩書きだけでなく、定性的なことを評価でき、課題を解決に向けた取り組みであることを評価されました。
なんとチームメンバーの過半数が学生さんで、実際に就職活動をしていく中で感じたこと、思ったことをリアルな声として取り入れ、ビジネスモデルに活かされました。
そして、優勝は『真夏の大三角形になりそう』チーム!!
駄菓子屋で「働く」を体験できる、街まるごとキッザニア事業。地元の活性化や、直ぐにでも実現化出来そうなビジネスモデルが審査員の評価に繋がりました。
実はこのチーム、1分ピッチ後の投票で絞り込みから外れたアイディアだったのですが、メンバーからの敗者復活を熱望され結成されました。当初からチームワーク抜群で、想いや目線を合わせながらアイディアをブラッシュアップしていったことが優勝に繋がったのかもしれません。
ちなみにチーム名の由来は、メンバーの出身地を繋げたらその形になったのだそう。
以上、第11回開催レポートでした。
Startup Weekend北九州は、次回も熱い場を作るべく動き始めます!引き続きよろしくお願いいたします!!
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