2022/6/24~26に第8回目となるStartupWeekend北九州が開催されました!
会場はコワーキングスペース「COMPASS小倉」、スタートアップの街「北九州市」に集まった熱い起業家たちの様子をお伝えします!

■イベントページ
https://swkitakyushu.doorkeeper.jp/events/135537

■概要

日時:2022/6/24(金)~26(日)
会場:COMPASS小倉(北九州市小倉北区浅野3丁目8番1号AIM(アジア太平洋インポートマート)ビル6階)
参加人数:約60名
(以下、敬称略)
▽ファシリテーター:中村 武
▽オーガナイザー:本田 忠(リード)、北村 大将糸川 郁己、山本 貴彦、仁田 純一、眞山 昌、和田 唯花、加藤 達也、湯治 貴裕、小屋松裕貴、飯田 寛子、庄子 綾乃、三宅 康夫、川合 佑奈、原口 幸、藤本 建
▽スポンサー:ラック、タカハ機工、北九州銀行、大英産業、TAパートナーズ、Startup Go!Go!
▽ドリンクスポンサー:YE DIGITAL
▽フードスポンサー:ビッグベアーズフーヅサービス、クラウン製パン、gomaiwa.sandwich、ネジチョコラボラトリー(オーエーセンター株式会社)
▽後援:北九州市

【Day1】

今回の会場は最寄り駅である小倉駅から徒歩5分、第4回、第5回のStartupWeekend北九州の開催実績のあるコワーキングスペース「COMPASS小倉」です!

感染症対策を行ったうえで、スポンサーであるビックベアーズさんのピザを食べていよいよスタート!見学者を除く人数としては、SW北九州史上最大規模での開催となり、引続き参加者の70%以上が、初参加となりました♪

ウェルカムサービスとして、YE DIGITAL様から頂いたドリンクとビックベアーズさんのピザをいただきました!

第8回StartupWeekend北九州のテーマは、「誰も見たことがないもの、世の中を変えてしまうイノベーションで”前進”」を北九州から実現するために「ADVANCE」としました♪

冒頭はリードスポンサーのタカハ機工様と、ローカルスポンサーの大英産業様からの激励でスタート!

アイスブレイクとしてHALF BAKEDゲーム(2つの全く関係ないキーワードの組み合わせから、新しいビジネスモデルを考えて、1分間のピッチを行うもの)を行い、新規事業に向けた頭の体操を行いました。

HARF BAKEDゲームの様子 

(例)筋肉 × 道 = マッスルロード →サブスク「ダンベルサービス」

その後、1分間ピッチを経て、7チームが誕生!

3日間の熱狂を過ごすメンバーと集合写真を撮り、1日目は終了!

【Day2】

2日目はSW北九州恒例のスポンサーであるクラウン製パン様の人気パンでの朝食からスタート!

朝食後は、早速各チームに分かれ、課題解決に向けたアイデアの発掘を行い、午後からのコーチングに備えました。コーチングは、実際に起業し経営をされている方や、ベンチャー企業を日頃から支えている方に行っていただきました♪

▽コーチ(敬称略):
・尾山 一志(MHCF株式会社 代表取締役、CROSS株式会社 取締役/CFO、一般社団法人ダイバーシティ 理事 他)
・中田 佳孝(株式会社ハピクロ 代表取締役社長)
・服部 祐一(株式会社セキュアサイクル 代表取締役)
・福岡 佐知子(株式会社三角形 代表取締役、株式会社 寿百家店 代表取締役、てんてんと出版 代表)
・松本 一哉(株式会社MBBR・松本一哉公認会計士事務所 代表、株式会社M・E・M 社外取締役、オングリットホールディングス株式会社 社外監査役)

左から尾山様、福岡様、服部様、松本様、中田様。

コーチからは、「解決方法に寄せすぎている。もっとこういう風にしたいという想いがあってもいい」「まずは顧客が誰なのか考えて」「サービスのイメージをもっと具体化した方がいい」といった総評が寄せられました。

コーチングの様子

コーチング後は毎回、どのチームも築いてきたアイデアを根本から見直します。また、24時間後には、発表と審査が待ち構えており、とてもつらい時間になります。一方で、やることは明確であり、残すは「発表まで走る抜ける」だけで、モチベーションは徐々に最高潮を迎えていきます♪

せめて、美味しいものを食べて元気を出して欲しいとgomaiwa様から塩あんパン、ネジチョコラボラトリー(オーエーセンター株式会社)様からネジチョコの差し入れが行われました。

コーチからの講評を基に、再度Googleアンケートなどを用いた検証を行いながら、「課題は何か」「顧客は誰か」を探し続けます。中には、アンケート結果や調べた内容を基に、当初のテーマからピボットするチームも現れます。

夕食後、会場クリーンナップ後もファミレスなどに集まり、ビジネスモデルの検証は続けられていました!

【Day3】

3日目もクラウン製パン様のパンで頭を活性化させつつ、朝のファシリテーションではプレゼンテーションに向けたワークショップ。プレゼンテーション中の態度や口調で相手に与える印象が全く異なることを体で実感します。

ラストスパートでビジネスモデルの検証やプレゼン資料の作成、発表準備を進めていくチームたち。非常に活気がありながらも緊迫感が漂います。

そして無情にも時間は過ぎ去り、いよいよ磨き上げたビジネスモデルのプレゼンテーションの時が訪れました。

ジャッジは起業経験者や日ごろから事業開発を行っている方々。この熱狂をぶつけるにふさわしい相手ばかりです。

▽ジャッジ(敬称略):
・井上 創造(合同会社AUTOCARE CTO、九州工業大学教授・ケアXDXセンター長)
・白石 裕子(株式会社夢をかなえる研究所 代表取締役)
・又江原 恭彦(株式会社ラック 新規事業開発部 部長)

左から、井上様、白石様、又江原様

どのチームも54時間を駆け抜けた結束力をもとにした、堂々たるプレゼンテーションを実施。

審査も喧々諤々の大激論となり、通常の審査時間を大幅に超過しました。

【結果発表】
今回は、ビジネスモデルの順位発表の前に、ゴールドスポンサーとしてサポートいただいている「タカハ機工株式会社」様と「株式会社ラック」様より、なんと特別賞を準備いただきました♪

課題解決に向けて、タカハ機工株式会社様が生産されているスリムロックを活用していることを評価され、「つんどく」がタカハ機工賞を受賞されました。

株式会社ラック様からは、チームに対してではなく、個人に対して表彰してくださいました!

参加者の大多数が成人である中、小学生で果敢に参加してくれた「なおくん」。そして、オーガナイザーでありながら、ビジネスアイデアのブラッシュアップのため、コーチングに自ら志願された「ゆいかさん」。おめでとうございます♪

そして、第8回StartupWeekend北九州の第3位は…「イタコ」。思い出というところにフォーカスされている点や、一生分の思い出を蓄積していくにあたり、誰も作っていないAIを開発することができれば可能という点(未来性や将来性)が評価されました。

第2位は…「魚」。第一次産業である農業や漁業というジャンルを選択しており、時流にあっていることや、未利用魚を肥料として活用していく点(実際にトマト栽培にカツオを肥料として利用する事例がある)が評価されました。

そして、優勝チームは「ガチャっと」でした!
旅行先や車、住む場所など、不確実性が伴う「ガチャ」という方法で販売するという点が評価されました!また、他商品にも応用がしやすい点が評価され、優勝となりました。

運営として今回印象に残ったのは、7チームすべてが、自らが抱える課題を出発点としており、課題が絵空事でなかったと云うこと。54時間で考案できるビジネスモデルや、実施できる検証には限界がありますが、それでも課題をベースに出発し生まれたビジネスモデルは、今後に繋がっていく新たな種になったのではないかと思います。また、このSWで得た体験をもとに、身近な課題や社会課題解決に向けた様々な挑戦を続けていただけるのではないかと感じた次第です。

ご時世柄、飲食無しの懇親会となりましたが、それでも会場利用時間いっぱいまで熱いフィードバックをジャッジから得ていました。
54時間ですっかりなじんだ名札と交換にお弁当を持ち帰り、皆それぞれ自宅で疲れを癒しました。

以上、第8回開催レポートでした。前回から半年の準備期間を経て開催したStartupWeekend北九州は、次回も熱い場を作るべく、早速動き始めています!引き続きよろしくお願いいたします!!

第8回StartupWeekend北九州オーガナイザー一同

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