愛知県一宮市で初開催となった「Startup Weekend 尾張一宮 1st」。繊維産業やモーニングの街として知られる一宮市で初めての開催、初めてのSW参加、初めてましての人とチーム作り…初めてづくしのSW尾張一宮で何が起きたのか3日間を熱量そのままにお届けします!
開催概要
日程
- 2025/07/19(土) – 07/21(月祝)
会場
- 尾張一宮駅前ビル(i-ビル)大会議室
参加人数
- 25人+α
スポンサー(順不同、敬称略)
- 三共電機株式会社
- 株式会社高瀬金型
- 株式会社マルエム商会
- 特定非営利活動法人イエロー・エンジェル
- 株式会社ペーパル
コーチ(敬称略)
- 境 宏樹 (株式会社FRACTAL CEO)
- 田中 翔麻 (株式会社アルファドライブ)
- 早瀬 由芙 (Wonder Design CEO, 合同会社Syuhari Exective Director)
- 三橋 進 (三共電機株式会社 代表取締役)
- 山下 悠 (滋賀大学経済学部 准教授, 滋賀大学アントレプレナーシップセンター センター長)
ジャッジ(敬称略)
- 粟生 万琴 (株式会社LEO 代表取締役CEO)
- 平光 昌寛 (合同会社カフェラテ 代表社員)
- 青木 俊輔 (株式会社MEDISY Founder/CEO)
ファシリテーター
- 本田浩之
オーガナイザー
- 岩田浩幸
- 大澤怜二
- 北沢裕人
- 近藤洋一郎
- 鈴田晋也
- 平光菜々心
- 松原衣里
Day1(7/19(土))
翌週に迫った一宮市七夕まつりの準備風景を横目に、猛暑の中通常とは異なる土曜日の夕方からスタートしました!!
“Startup Weekend(SW)”は、金曜夜から日曜夜まで54時間かけて開催される、「スタートアップ体験イベント」です。週末だけで参加者は、アイディアをカタチにするための方法論を学び、スタートアップをリアルに経験することができます。
今回は3連休での開催だったので通常の金曜日の夜スタートではなく土曜日の夜スタートでした。
会場は尾張一宮駅前ビル (i-ビル)の2階大会議室。i-ビルと言われているこの会場は一宮市民には欠かせない場所になっています。i-ビルには中央図書館という一宮市の中でも大きい図書館があります。ここにはいろいろな本が揃っており様々な人が訪れます。また、学習ブースも兼ね備えておりテスト期間になると高校生が勉強をしています。1階や3階には喫茶店や飲食店がありi-ビルは老若男女に愛されている場所です。



続々と人が集まり、懇親会が始まります。参加者の受付の後は、懇親会を兼ねてピザパーティです。愛知、岐阜、三重の3県で食べることができるアオキーズピザを用意しました。実はアオキーズピザは全国区でないことを愛知県外からの参加者から教えてもらい知りました…。一宮市民はアオキーズピザのTVCMを小さい頃から見ていたのでこのあたりで知らない人はいません。ローカルチェーンと知って衝撃を受けました。
ピザを片手に初めましての自己紹介を行います。初参加の人が多く自己紹介はちょっとぎこちない感じがしてとても新鮮でした。


懇親会で自己紹介の後は、ファシリテーターの本田さんから3日間のスケジュールの説明を受けました。

ここで、開催挨拶として今回の開催にあたりスポンサーいただいた、マルエム商会の森本様、登根様と、三橋電機の三橋様からご挨拶がありました。マルエム商会の企業説明および森本様、登根様の業務内容について説明していただきました。また、三橋電機の企業説明および三橋様が社長になられた後の取り組みについて説明していただきました。
続いて、Startup Weekendのアイスブレイクとしてお馴染のハーフベイクドを実施しました!ハーフベイクドとは、短時間で2つの単語からビジネスアイデアを考えるアイデア思考ワークショップです。今回は4チームに分かれ、10分程でビジネスアイデアを考えた後、1分間で考えたアイデアをピッチするという形になりました。

初参加の人からすると何やればいいか分からないということで、雰囲気をつかむためにオーガナイザーによるデモンストレーションを行いました。この後のワークの感覚を掴みます!
参加者から単語を挙げてもらいホワイトボードに貼っていきます。貼られた単語を各チームの代表者が2つ選びアイデアを即興で考えます。単語は早い者勝ちですのでどの単語を選ぶのかがとても重要です…!
各チーム配られた紙に思いついたことを沢山書いていきます。10分はあっという間でどの参加者も時間が足りない!というリアクションをしていました。アイデアはとても面白くユニークでした。
休憩を挟んで1分ピッチの時間に。ファシリテーターを除き会場にいた全員がピッチすることに!参加者、オーガナイザー、スポンサー関係なく全員1分ピッチをしました。


その後参加者の皆さんは1人3票を持って良いと思うアイデアに投票を行います。

投票の結果、得票の多かった8人が30秒ほどの追加ピッチを行いました。
様々な思惑が入り乱れる中、全体としては和やかな雰囲気でやりとりが行われ、5つのチームが誕生しました。
写真撮影をした後に、連絡先交換をしたり、今後の進め方を話したりするチームが見られました。
Day2(7/20(日))
2日目は朝9時に会場オープンとなりました。
開場前に会場前で待機している参加者の姿もありました!!

10時からはファシリテーターからどのように進めると良いか、MVPについて、企業の例等といった内容のお話がありました。



お昼ご飯は地元で有名な弁当屋の「ワタベン」から4種類のお弁当です。

お昼前後にはこの後に予定されるコーチングに向けてヒアリングに行くチームも見られました!
14時からは5名のコーチにお越しいただき、各チームが前進するためのコーチングの時間となりました。
境さん
田中さん
早瀬さん
三橋さん
山下さん
コーチングの時間終了後には、コーチの皆様から総評や、翌日の発表に向けての激励コメントをいただきました。その後、Startup Weekend 尾張一宮1stの開催に向けてご協力いただいた安藤鰹節店のお菓子(せんべい)をお土産としてお渡ししました!

コーチの皆様ありがとうございました!
コーチング終了後には、それぞれのチームでコーチからのアドバイスをもとに行動する様子が見られました。
外にでてヒアリングを行ったり、元々のアイデアに立ち戻ったり、、



夕食は八百彦本店のお弁当です。味噌カツ弁当と幕の内弁当の2種類!
夕食中には各チームの進捗を報告しました。どういうことをしているのか何に悩んでいるかを共有しました。
1日の締めのファシリテーションが行われ最終ピッチに向けてのラストスパートです。

この後も引き続き議論したり、リサーチしたりするという場面が見受けられました。
Day3(7/21(月))
最終ピッチに向けてプレゼン資料を作成したり、検証を行ったりと最終ピッチに向けて様々な形でActionする様子が見られました。

ファシリテーターからは、ピッチに向けての心構えや準備、最終ピッチの審査基準の説明が行われました。
どのチームも最終ピッチに間に合うようにアイデアのブラッシュアップをギリギリまでしています!


3日目の昼食はCoCo壱のカレーでした。
CoCo壱の本社は一宮市に位置し、真っ先に食事に含めることが決まったという裏話があります!
今回スポンサーをして頂いた特定非営利活動法人イエロー・エンジェルの宗次さんが創業された店でもあります。


中辛でも意外と辛いカレーを食べ、参加者は最終ピッチに向けて気合を入れていきます。
いよいよ最終ピッチ!
どのチームもギリギリまで資料を見直し、気合十分です。

ジャッジをしていただく皆様

粟生さん

平光さん(オンライン)

青木さん

最終ピッチ発表
ハピネス
Sプラス
旅ガチャ
タクシー
138
各チーム5分発表、5分質疑応答という形で、皆さんの3日間の想いを最終ピッチにぶつけました。
ピッチ終了後、ジャッジの皆様が別室に移動します。
ジャッジ中はオーガナイザーからスポンサーの紹介が行われました。




審査結果
審査が終了し、全員が会場に戻ります。いよいよ優勝チームの発表です!ジャッジの粟生さんから発表です!
優勝は、、、
Sプラスチームでした!!!
すぐにでも実現できそうな案で、顧客の解像度が高く、3日間の中で検証もできていた点が高評価だったと講評がありました。
さらに、審査員特別賞の発表も!ジャッジの青木さんから発表です!
審査員特別賞は、
138チームでした!
地元一宮市ならではの案で、実現可能性も高いとの評価でした。
懇親会
懇親会はオードブルを食べながらこの3日間を振り返りました。
初参加者が多い回となり、参加者の皆さんがやり切った表情をしていたのが印象的でした。
今回、尾張一宮で初開催のStartup Weekendを無事に開催することができました。様々な形で協力してくださった皆様、本当にありがとうございました。
今後も引き続き開催していき、この地域でスタートアップに興味を持つ人が増えるようにしていけたらと思います。
また、周辺地域とも協力してコミュニティを拡大していければと考えています。



























































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