青森からアイディアを形に!2025年7月4日から6日にかけて、青森市で初めてのStartup Weekend を開催いたしました!20名の参加者が織りなした54時間に及ぶ熱い戦いの結果は如何に?『Startup Weekend 青森』の様子をお届けいたします。
概要:
日時:2025年7月4日(金)〜6日(日)
会場:AOMORI STARTUP CENTER
参加人数:20名
リードスポンサー:
あおもり創生パートナーズ株式会社 様
スポンサー:
株式会社天地人 様
ヤマモト食品株式会社 様
株式会社DRAGON AGENCY 様
株式会社キンキエステート 様
通年スポンサー:
弥生株式会社 様
G’s様
ファシリテーター:中本 卓利
オーガナイザー:植松宏真・岡山昂平・工藤敏博・山科則之
Day1:
今回の会場となったのは、JR青森駅前にある創業支援施設「AOMORI STARTUP CENTER」。時間が近づくと、続々と参加者のみなさんが会場に集まります・
参加者およそ20名は、学生さんや社会人さんなどバックグラウンドは様々。場所も青森市内・県内だけでなく函館や盛岡、東京などお越しの方もおり、多様な交流の場になりました。中には留学生らしき参加者も。全員が集まったらピザタイム。同じ赤色のイベントTシャツに着替え、参加者同士の交流を深めます。

続いては、開ファシリテーターの中本さんからの初日ファシリテーション。スタートアップのスタイルに馴染みがない参加者はこの時間だけでも多いに刺激を受けた様子。

アイスブレイクはSWで恒例のハーフベイクド。参加者から集めたランダムなキーワードを2つ組み合わせ、チームで即席でビジネスプランを創出します。AI×ねぶた、魚×カモメなど、抹茶×風船など、にわかにはビジネスに結びつかないキーワードから、なんとかアイディアを捻り出していきます。

場の空気が温まったところで、1分間ピッチの時間へ。ここで発表されたアイデアに投票し、シールが集まった上位アイディアでチームを編成することに。私が気になっていた「ドローンねぶた」は惜しくも選ばれませんでした。残念。。。!メンバーが3人以上集まらないとチームは作れません。ということでみなさん勧誘活動スタート。

「そのアイディアでどんなことがしたいの?」参加チームを選ぶためのヒアリングも欠かせません。
そんなこんなでできたのが以下のチーム!
というわけでDay1終了! 明日からビジネスづくりが動き出します!
SWの重要なテーマである「No Talk, All Action」を忘れずいきましょう!
Day2:
2日がスタート。まずは今日からSWに加わる途中参加メンバーの自己紹介。
5つのチームでビジネスづくりが始まります。

そして昼下がりからはコーチングが開始。青森県内で事業を行う先輩起業家・経営者の方から熱く厳しいフィードバックをいただきます。
コーチの皆様は下記の通り(敬称略)
冨岡 未希:UNITED AOMORI代表
奈良岡 和也:The Digital X合同会社代表社員
野田 賀一 :PointFive株式会社代表取締役、コワーキングスペース&カフェエスタシオン2代目店主
畑井 謙吾:A-VENTURES株式会社代表取締役、appcycle株式会社執行役員)
きん みょんすぎ:満月堂商会株式会社代表取締役

ご協力ありがとうございました!
さて、コーチからのフィードバックをもらってアイディアの穴に気づいたチームや、詰めの甘さを指摘されたチームなどなど、どのチームもビジネスの構築が急務に。
チーム司会は、ユーザーヒアリングを参加者に対して実施。顧客のサウナ体験を洗い出してカスタマージャーニーを作っていたチーム「サウナ」は、順調そうでしたが、袋小路に迷い込んでしまった様子。顧客の生の声を聞くために、駅前でサウナ好きを探したり、サウナでユーザーヒアリングに向かったりと外に出て“アクション”。

その他、寮に戻って同級生にアンケートをとるチーム、深夜までカラオケで作業を続けるチームなど、各々取り組みながら、2日目の夜は更けていくのでした。。。
Day3:
さあ、いよいよ最終日。夜遅くまで動いていたチームや、ギリギリでビジネスアイディアを大きく変えたチームなど、それぞれ様々な状況のようでしたが。。。。なんとか離脱者はいなかったようです。ただしチーム「自分史」は、リーダーが仕事で一時離脱。合流はピッチ後ということで、チームワークが試される展開です。

各チーム追い込み作業に入ります!プレゼン観覧車のために設営が開始すると作業用のデスクもなくなり、それぞれ限られた空きスペースでギリギリまで資料を磨き上げます。

いよいよ最終ピッチ!
ジャッジとして下記の皆様にお越しいただきました(敬称略)
・原子 朋也(あおもり創生パートナーズ株式会社事業創造スタジオ General Manager)
・川守田 景子(GECCアカデミックコーディネーター八戸学院大学講師)
・福留 秀基(スパークル株式会社代表取締役)

各チーム、審査員からの厳しいツッコミ、質疑を乗り越えつつ無事ピッチを完了。
審査タイムの後は、いよいよ結果発表と懇親会です!
結果発表
3位はチーム「話し合い」
AIによる、対面会議支援サービス!

2位はチーム「自分史」
気軽に自分や家族の人生を本にできる人生史作成サービス!

1位とリードスポンサーであるあおもり創生パートナーズ賞はチーム「ECHO」でした!!!
感情をベースに成長を支えるAIパートナー!

発表のあとはお待ちかねの懇親会。苦楽をともにした仲間と祝杯をあげたり、3日間話す機会の少なかった他のチームのメンバーと交流したり、楽しい会話に花が咲きます。発表会を観覧に来たお客さん、2日目のコーチの先生にも何名かお越しいただきました。
ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。冒頭に申し上げましたように、青森市でのSW開催は今回が初めてですが、青森県全体でもこれが2回目、しかも前回の八戸開催からは約10年ほど機会が空いています。
「青森でSWを開催しても形になるのかな」最初は不安でいっぱいでしたが、スポンサーのみなさんや参加者のみなさまなど、関係するたくさんの方々のご支援でなんとか実現することができました。
今回のイベントがきっかけでオーガーナイザーになりたいと行ってくれる方も現れましたので、またぜひ青森市やその他の県内市町村でもStartup Weekendを開催したいと思います。スタートアップの文化や風土が青森全域に広がることを願って、レポートを締めさせていただきます。ありがとうございました!

Startup Weekend 青森 2025 オーガナイザーチーム
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