第2回開催となったStartup Weekend新宮町。
新宮町は、福岡県の北西部に位置し、福岡市と北九州市の間にあります。東に丘陵地、西に玄界灘を望む自然豊かな町でありながら、福岡市へのアクセスが良く、ベッドタウンとして発展しています。近年は人口増加が著しく、特に子育て世代に人気のエリアです。
初開催よりさらにアツい3日間の様子をお伝えします!
■概要
日時:2025/12/19(金)~12/21(日)
会場:新宮CoCoスクエア(福岡県糟屋郡新宮町美咲3丁目1−1)
参加人数:26名
ファシリテーター:北村大将
オーガナイザー:糸川 郁己(リード)、望月啓太郎、蒲島輝、山根翔希
スポンサー:株式会社あいふろいで様、エコー電子工業株式会社様、合同会社コモニカ様、有限会社ビズキューブ様、GROWTH Ⅰ様、公益財団法人ホンダカーズ博多財団様
日本全国・通年スポンサー:弥生株式会社様、G’s様、eiicon様
■Day1
2回目となるStartupWeekend新宮町は、定番のピザを頂きながらスタート!
会場は初開催同様「新宮CoCoスクエア」さんにご提供いただきました。

会場には、起業に興味を持つ学生から、現状を打破したい社会人、そして新しい刺激を求めるエンジニアや、多様なバックグラウンドを持つ参加者が集まっていました。


さて、ファシリテーションの後は「ワードを2つ組み合わせて即席のビジネスをつくる」ハーフベイクドというゲームで頭の体操です。出てきたキーワードを2つ選び、その場で企業名・ビジネスアイデアなどを即興で考えるミニゲームです。





夕食で交流を深めた後は、本イベントのハイライトの一つである「1分間ピッチ」です
















あっという間に全員のピッチが終わり、すべてのアイデアがホワイトボードに張り出されていきます。


とはいっても、チームを組んで活動するStartup Weekendでは、残念ながらすべてのアイデアが採用されるわけではありません。さらに、投票で選ばれたアイデアに絞られ、再ピッチを行います。

ここからは、アイデアを絞り込み、これから一緒に駆け抜けていく仲間を見つけるチームビルディングに入っていきます!自分を含めて3人のメンバーを集めることができれば、チーム成立です!
4つのチームができました!

チーム「渋滞」

チーム「健康•幸せ生活」

チーム「学生レスキュー」

チーム「シング―ヨルダケ」
その後はチーム内で互いに連絡先を交換し合い、1日目は終了!!
さあ、明日からどんな展開が待っているのでしょうか…!!
■Day2
StartupWeekend新宮町の二日目は、前日に結成したチームで各チームそれぞれの事業案を検証、ターゲット、本当に必要とされているのかを確かめる1日となりました。朝のファシリテーションから始まり各チームのアクションが始まりました!
夫婦間のコミュニケーションの改善がテーマのチームは、朝から外でアンケートを取りに行きました
昼食も終わり、4チームが方向性を整えていく段階で訪れるのが本イベントの大きな壁であるコーチングです!コーチングの前にコーチにプレゼンする資料を作っています!
二日目のコーチングを担当されるコーチのご紹介です!(敬称略)

左から順にご紹介させていただきます
青山 晃広 様 株式会社クリエスタ 代表取締役CEO
鎌田 崇裕 様 株式会社 カマタテクナス 会長
ジルコヴァパートナーズ合同会社 パートナー
FBAAファミリービジネスアドバイザー フェロー
一般社団法人ベンチャー型事業承継 アトツギ支援認定サポーター
島田 和子 様 株式会社アンテ 代表取締役
組織・キャリアコンサルタント
清水 洋一 様 有限会社ビズキューブ 代表取締役社長
手嶋 英津子 eatas株式会社 代表取締役
いよいよコーチングの時間です。各チームが自分たちの事業案をコーチに発表していきます!


これで行ける!と自信を持った4チームを待っているのは、コーチによる鋭い指摘です。2日間の努力がその場で白紙に戻されたチームもいるかもしれません。この過酷なコーチングの時間が、参加者が直面するSW最大の大きな壁となります。
2時間のコーチングを経て各チーム方向性の確認などを行いました。
疲弊し切った状態で訪れるのが待ちに待った夕食です!
SWの夕食はチームをバラバラにして他チームの方針や進捗などを話すことのできるリフレッシュにもなり、第三者からの意見を聞くことのできる良い交流の時間です!

夕食後、ファシリテーションも終わり、他チームからいただいた意見などをチーム内で共有します。

朝は皆さんとても元気で、生き生きとした表情をしていましたが、二日目が終わる頃には、さすがに疲れが出たのか皆さんすっかりお疲れの表情になっていました笑
それだけ内容が濃く、全力で取り組んだ二日目だったのだと思います!
■Day3
【結果発表】
いよいよ迎えた最終日。会場のCoCoスクエアに集まる参加者の表情は、困難を乗り越えてきたという静かな自信、発表を前にした緊張など様々で、昨日までとは少し違う空気が流れていました。笑顔の中にも、どこか引き締まった表情。
夜遅くまでアイデアを絞り出し、顧客の声を聴き、途中で前提がひっくり返ってもあきらめずに前進してきた道のりの総仕上げが始まります。
ファシリテーターの北村さんがマイクを握り、会場をほぐすように声をかけます。
「みなさん、笑顔になれていますか?」
緊張が少しずつ溶けていき、最終プレゼンに向けて空気が整っていきます。

その後、各チームは発表資料を投影するPCのテックチェックを済ませ、資料の最後の作りこみやプレゼンの練習に余念がありません。

最終プレゼンの形式は、1チームあたり5分間のピッチと3分間のQ&A(質疑応答)です。どのチームも同じ条件で審査を受けられるように、制限時間を経過すると強制終了となります。また、最終プレゼンの審査基準は3つです。
1.Validation (検証)
顧客と話したか/課題を解決できるか/市場は見えているか
2.Execution and Design(実行とデザイン)
MVPは作ったか/動くデモはあるか/UIは洗練されているか
3.Business Model(ビジネスモデル)
成功するビジネスか/課題を解決できる価値提供があるか/アイデアはユニークか
このような観点で発表が審査され、順位が決まります。
今回、審査していただくジャッジ(審査員)として、起業家やVC(ベンチャーキャピタル)の方々、3名にお越しいただきました
<審査員の皆様 (順不同)>
竹山 将志 様
9Capital合同会社 代表パートナー
伊達 博 様
株式会社システム・ジェイディー 代表取締役社長
太陽光発電アフターメンテナンス協会 代表理事
日本太陽光発電検査技術協会 常務理事
福岡県再エネ導入支援アドバイザー(太陽光発電及び蓄電池)
吉谷 愛 様
フロイデ株式会社 代表取締役会長

そしてここからは、4チームが5分間のピッチと3分間のQ&Aで3日間の成果をぶつける時間。アイデアは以下のとおりです。
WatchDog
“推しに監視される集中力ブースター”

AI夫婦円満
“妻の「察して」をクイズで笑いに変える”

三方良しのありがとう シン・福利厚生
“見えない貢献を評価する新しい人事制度”

Up∞
“学生の成長プロセスを可視化し、企業とつなぐSNS”

各チームの白熱したプレゼンテーションの後、ジャッジが審査に入るなか、Startup Weekend新宮町を応援いただいている、スポンサー企業によるピッチが行われました。協賛いただいたスポンサー企業はこちらの皆様です!
株式会社あいふろいで様は、北九州市で唯一、IT分野に特化した就労支援の全機能(就労移行支援・就労継続支援A/B型・相談支援・定着支援)を備える事業所です。20年以上IT事業を展開するフロイデグループの技術力を背景に、未経験からエンジニアを目指す方々を丁寧にサポートし、「生きづらさを抱える人が安心して働く力を育める場所」を実現に向けて、誰もがスキルと仕事を獲得できる社会を目指しています!

エコー電子工業株式会社様は、福岡市博多区に本社を置く創業60年の情報通信企業で、富士通の代表的パートナーとして九州2,000社以上にICTソリューションを提供しています。業務システム開発、ITインフラ構築、アプリ開発など幅広い技術力を持ち、地域密着で企業のDXを支援。さらに、働き方改革やワークライフバランス推進にも積極的に取り組み、社員が安心して成長できる環境づくりを進め、地域社会とともに発展を続けています!


合同会社コモニカ様は、福岡県福津市を拠点に、誰もが働くこと、暮らすことを自由に選択できる社会づくりを目指す企業です。オフィスやコワーキングスペースといった働く場所の運営や、そこを利用する企業やワーカーの働き方を支えることから、移住や多拠点居住で多様化する暮らしにおける地域でのつながりづくりを支援。会社や地域の枠を越えて新しい発想、価値観との出会いから未来を変えていく挑戦を応援しています!
人口減少や価値観の多様化が進む時代において、地域・企業・行政の枠を越えて人と人がつながり、新しい発想や選択肢が生まれる“関わりしろ”をデザインすることを使命としています。自分らしい生き方を選択できる社会の実現に向け、地域の仕組みづくりや共創プロジェクトを推進。多様な価値観を尊重し、未来をともにつくる姿勢は、挑戦者を応援するStartupWeekendの理念と深く響き合っています。


有限会社ビズキューブ様は、福岡市を拠点に「中小企業の経営者の参謀」として伴走するコンサルティング企業です。経営者が抱える“誰にも相談できないモヤモヤ”に寄り添い、事業計画策定、経営改善、DX推進、情報活用支援など幅広い領域で実務的なサポートを提供しています。IT・営業・企画の幅広い豊富なノウハウで、経営者の意思決定を支える“外部参謀”として高い信頼を獲得。急激な変化ではなく、じわじわ効く「漢方薬のような支援」を掲げ、企業の持続的成長を後押ししています!


公益財団法人ホンダカーズ博多財団様は、次世代の自動車業界を支える若手整備士の不足という課題に向き合い、自動車整備士を志す学生が夢を実現できる環境づくりを目指して、2016年に財団を設立されました。
「奨学金の力で、夢に一歩近づける学生を増やしたい」
そんな思いから、若者の成長と業界の未来に貢献する活動を続けておられます。


【結果発表】
会場の緊張が一気に高まる瞬間。ファシリテーターの掛け声で始まる会場全員のドラムロールに合わせ、順位が発表されました。
第3位は「三方良しのありがとう シン・福利厚生」

ジャッジの吉谷さんからは、「皆さんが見つけた、バックオフィスが評価されない、というペインは本当に大きな深いペイン。そういう人たちがちゃんと報われるようにしたことが素晴らしい。」との講評をいただきました!
第2位は「AI夫婦円満」

ジャッジの伊達さんからは、「一番心に響いたチーム。いろんなご夫婦が“話すことがない”という“あるある”を、アプリで誘導して円満にするという素晴らしいアイデア。」との講評をいただきました!
そして栄光の第1位は・・・「Up∞」

ジャッジの竹山さんからは、「学生時代の成果ではなくプロセスを評価して、それを可視化して企業のスカウトという出口につなげているのが、ビジネス化の予感がした。」との講評をいただきました!おめでとうございます!
優勝チームのメンバーからは、アイデアにかける想いや仲間へのリスペクトあふれるコメントがあり、達成感や充実感といった雰囲気が会場を包んでいました。
さあ、最後はお互いの健闘をたたえ合い、親睦を深める交流会!
ジャッジの方々へフィードバックや審査の背景を聞いたり、他チームとアイデアや活動を深掘りし合ったり、そして3日間をともにしたメンバー同士で振り返ったりと、そこかしこで会話が盛り上がっていました。


ご参加いただいた皆さんからは、
「コーチやジャッジそれぞれの視点からのフィードバックが学びになりました。」
「ユーモアを交えたファシリテーションだったので聞きやすく、方向修正を行ってくれたおかげで、楽しいSWになりました!」
「非常に色濃い経験だった。それぞれの視点による考え方や、学生ならではの学び方を定義できたと思う。」
「人前に立つことがなかなかないのでいい経験になったしもっとやっていきたい。」
「疲労は著しいですがいずれも刺激的な体験で、多くの人に起業マインドを広めていきたいとあらためて思いました。」
といった声が寄せられ、着実に新宮町で起業の文化が根付いていくのが実感できました。
また今回は、他地域のStartup Weekendオーガーナイザーが駆けつけてくれたりと、地域を超えてつながるStartup Weekendコミュニティの力を目の当たりにできました。
そして交流会でも宣言されたとおり、「Startup Weekend新宮町」第3回に向けて始動しています!
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イベントレポートを読んでいただきありがとうございました!
いずれどこかのStartup Weekendでお会いできることを楽しみにしています!






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