2025年10月10日から12日にかけて、北海道函館市で初めてのStartup Weekednが開催されました!熱気あふれる3日間の様子をお届けします!
概要
日時 : 2025年10月10日~12日
会場 :Gスクエア(1日目、2日目)、公立はこだて未来大学(3日目)
参加人数 :20
リードスポンサー : NoMapsはこだて
ローカルスポンサー : 株式会社アットウェア、株式会社未来シェア、TechNoam株式会社、インフィニットループ、STARTUO HOKKAIDO
ファシリテーター :中本 卓利
コーチ :中村 拓也、飯野 智子、下沢 杏奈、山田 圭飛、五十嵐 慎一郎、福永 祐作
ジャッジ : 田柳 恵美子、三浦 裕太、若山 豪、松井 健太郎
オーガナイザー :根岸 蒼天、倉光 美海、関根 悠生、右田 幹、牧野 孝史、工藤 卓也
以上敬称略
1日目
1日目と2日目の会場は、シエスタハコダテの4階にあるGスクエアです。函館市の五稜郭近くに位置するこの施設は若者を中心に市民みんなの夢や思いを受け入れる場所としてコワーキングスペースや学生主導でイベントなどをしています。このGスクエアに函館市内のみならず、札幌市や青森県、や滋賀県など様々な地域から強い熱意を持った人が集まりました!
また、2週間前に行われたStartup Weekend 小樽からリベンジしに来ている人もいました!
1日目の始まりは交流会のピザパーティ!
ミントグリーンのTシャツをみんなで着て、函館で第一号店舗が出店されたピザ10.4(テンフォー)さんの美味しいピザで交流を深めました!
ピザを囲みながら大学生、高専生、社会人が入り乱れてみんなで交流していました!
交流会の後はファシリテーターの中本 卓利さんによるファシリテーションです!起業やスタートアップについての話やStartup Weekendの理念である議論ばかりしていないで建物の外に出るという「No Talk, All Action.」のについても説明がありました!
このファシリテーションによって初参加の人もStartup Weekendや起業について少しつかめてきたように見えます。
ファシリテーションの後にアイスブレイクとして関係のない言葉を組み合わせて新たなビジネスアイデアを作る「Half Bakedゲーム」が行われました!会場では「やきとり」や「シュークリーム」などの食べ物の名前から「禅」みたいな扱いが難しそうな言葉からチームごとに2つの単語からビジネスアイデアを考えました!
近くにいる人同士で組んだ即興のチームで15分間でビジネスアイデアやサービス名、ロゴなどを考え1分間でピッチまでしました!
「シュークリーム」と「禅」という単語から、シュークリームの食べ方で自分を見つめなおすアイデアや、「寿司」と「駐車場」という単語から、車がまるで回転ずしのようにレーンに乗って注文するドライブスルーのすし屋など面白いビジネスアイデアがたくさん生まれました!
このアイスブレイクで今までにないような新しいビジネスを考える方法を学んだり、チームでの話し合いができたりしました!
こころなしか参加者の結束力も高まったような気がします。また、発表によって会場が盛り上がり熱気が溢れてきました!
1日目の最後はこれからの3日間の運命を決めるチーム作りです!
希望者15名がこの3日間で何に取り組みたいか、どのようなビジネスを考えたいかを話す1分ピッチを行い同じチームになってくれる希望者を募ります!

この15個から共感を多く集めたアイデアに人が集まりチームが形成されます!
チームは最低3人である必要があるので人が集まらなかったアイデアはここで消えてしまうことになります。
最終的に以上の5つのチームが結成されました!
チーム作りができたところで1日目は終了です!これから3日間でどのようなビジネスアイデアが生まれるのかとても楽しみです!
2日目
2日目の朝はファシリテーションの前からチームで話し合いをしているところや、早速ヒアリングに向かい会場に来ないチームがいました!
どのチームもやる気に満ち溢れた状態で2日目がスタートしました!

2日目の始まりは朝のファシリテーションです!
ここでは考えたビジネスアイデアがうまくいくか検証する方法としてMVPというものを教えてもらいました!
MVPではビジネスアイデアを必要最小限の形で実現して実際に顧客からの声を集めることができます。
また、ファシリテーションの途中で会場を抜け出してヒアリングに出かけるチームもいました!
朝のファシリテーションの後は早速作業を開始します。オーガナイザーも巻き込んで話をするチームやみかんとゴム手袋を買ってきて実際にものを作ってみるチームがいました!
どのチームも楽しげな様子で2日目が始まりました!
昼ごはんはホテルテトラの中にある龍鶴さんの中華弁当です!
チームみんなでおいしいご飯を食べて元気とやる気をチャージしました!
昼ごはんも終わり、各チームでの作業時間中、全チームがヒアリング等で会場にいないときがありました!
「No Talk, All Action.」を体現したかのような瞬間でした!
午後は先輩起業家によるコーチングの時間です!
チームごとに考えているビジネスアイデアを先輩起業家聞いてもらいコーチングをしていただきました!
コーチの皆さまありがとうございました!!
このコーチングの後アイデアが完全に白紙になって1から考えるチームや分裂して2つになったチームがありました。これでチームの合計は6つになりました!
3日目の発表会でどうなっているか予想がつかなくてドキドキです!
夜ごはんは五島軒のカレーです!牛肉がごろごろ入っていてとてもおいしかったです!
また、チームをシャッフルしてそれぞれ自分のチームの現状を話しながら食べました!
各チームコーチングを受け明日の発表会への不安を抱えつつも他のチームとの交流でリフレッシュができたような様子でした!
おいしい夜ごはんの後は2日目最後のファシリテーションです。
ここではイベント中のモチベーション・テンションの話や起業家の仕事についての説明がありました!
起業家の仕事とは誰かの負の感情をお金に変えるという話で、すでにあるビジネスの話をいくつか聞きました!
2日目が終わり会場を出てからもGスクエアのフリースペースや下のカフェで話をしていました。明日の発表会に向けてどのチームも夜まで頑張っています!
3日目
3日目は会場を公立はこだて未来大学に移しました!
公立はこだて未来大学は情報工学系の大学で「オープンスペース・オープンマインド」を掲げており壁が少なくオープンでキレイな大学です。
Startup Weekendと同じタイミングで学園祭である「未来祭」が開催されており大学内がとても盛り上がっています!
また、同時に今回のリードスポンサーであるNoMapsはこだてのイベントも開催されています!
発表会への緊張感がありつつも未来祭やNoMapsはこだての熱気に負けないようどのチームも朝のファシリテーション前から頑張っています!
また、朝から函館駅へヒアリングしに行って会場にいないチームもいました!
朝のファシリテーションでは発表のやり方や心構えを説明してもらいました!
普段よりゆっくり話すことやできる限り簡潔に話すなどの発表の方法から、最終的には自分たちのビジネスに最大限の自信をもって話すことが重要であることなどの説明がされました!
朝のファシリテーションの後は発表資料を作りながらビジネスアイデアを考えるチームや未来祭へヒアリングに行くチームがいました!
午後の発表会に向けてどのチームを全力で頑張っています!
昼ごはんはハセガワストアのやきとり弁当です!
美味しい昼ごはんで元気をつけて発表会へ臨みます!
発表会の直前ということもあり食べながらも発表資料を作成するチームもいました!
発表に向けてみんな時間の許す限り頑張っています!
発表会の直前でなんとオーガナイザーが新しくチームを作り合計7チームになりました!
チームを作ったオーガナイザーは2日目にヒアリングなどはしていたのですが、直前に発表会に出ることを決めたので発表資料を爆速で作成していました!
ついに3日間の最後を締めくくる発表会です!
発表会ではジャッジの4人に対して5分間のピッチと5分間の質疑応答をします!
ジャッジは、ホテルテトラの三浦さん、五島軒の若山さん、公立はこだて未来大学の特任教授の田柳さん、インフィニットループの松井さんです!
ジャッジの皆さまありがとうございました!

また、五島軒の若山さんからは優勝者の副賞としてカレーのギフトを提供していただきました!ありがとうございました!
参加者は発表会のこの10分間に3日間のすべてをぶつけます!

1つ目の発表は自分では気づきにくいマナーをチェックするビジネスを考えたチームRefineです!
就活向けや恋愛向けなど幅広い展開が期待できるビジネスアイデアでした!

2つ目の発表は大学生の空きコマで車の貸し借りをするビジネスアイデアを考えたチームカーシェアライフです!
バスなどが少なく車がないと空きコマでの移動が難しい地域の大学生だからこそ出てくる面白いアイデアでした!

3つ目の発表は移動式の5つ星ホテルを考えたチームやるっきゃないです!
祭やイベントの際の宿泊需要の高まりや日本に5つ星ホテル自体が少ないことに目を付けた視点の鋭いビジネスアイデアでした!

4つ目の発表は領収書の自動集約サービスを考えたDylan AIです!
最近発達しているAIを領収書の集約に利用した新しいビジネスアイデアでした!

5つ目の発表はデートの際の食事選びにグルメサイトを考えたチームDate Tableです
デートをする際に食事選びが大変というチームメンバー個人の思いから生まれた共感性の高いビジネスアイデアでした!

6つ目は体験型ゲームによって観光地の観光体験をより濃くするビジネスを考えたチームです!
観光できる場所が多い函館だからこそ生まれたビジネスアイデアでした!

最後の発表は理系の男子大学生のおしゃれレベルをアップさせるビジネスアイデアを考えたチームFasion Checkerです!
おしゃれ好きなチームメンバーが理系の大学生のおしゃれレベルを上げたいという思いから生まれた面白いビジネスアイデアでした!

発表会の最後は結果発表です!発表をした7つのチームから1位、2位、3位を決めます!
3位はチームRefineです!
チームメンバーの実際の体験から思いついたビジネスでとても共感しやすいアイデアでした!
また、このチームはピッチで映像を作るAIであるSoraを活用して映像を流しておりピッチがとても新鮮でした!
2位は移動式の5つ星ホテルのビジネスを考えたチームやるっきゃないです!
このチームはチームメンバーに青森の方がいて夏に行われるねぶた祭りでの宿泊需要の高まりから思いついたビジネスです!
また、3日目の朝早くから実際にホテルを経営している人にヒアリングをしてビジネスアイデアを詰めていました!
そして第1位は体験型ゲームでより濃い観光体験を創出するビジネスを考えたチーム脱出です!
観光で栄えている函館だからこそ起こりうる観光の情報が足りないから体験が薄くなってしまうという悩みにフォーカスしたビジネスです!
また、このチームは3日目朝から函館駅へヒアリングに行って時間ギリギリまで検証を続けたチームでした!
発表会の後は同時開催されているNoMapsはこだてと合同で懇親会をしました!
道南等の食材を利用したとても豪華な食事が振舞われました!
NoMapsはこだての参加者とStartup Weekend函館の参加者が入り乱れてとても盛り上がる懇親会になりました!
終わってから振り返ってみると、長いようで短い濃密な3日間でした!
函館では初開催ということもあり、どのようなStartup Weekendになるか予想がつかず少し不安でしたが、2日目や3日目の朝から会場に来ないでヒアリングに行くチームがあったり、会場の中に誰もいない時間があったりと全員がアクションをしていてとても良かったです!
参加者からは今回考えたアイデアを実際に形にしてみたいという声や今度函館で開催するときはオーガナイザーをやってみたいという声がありました!
今回のStarup Weekendを開催できたのはNoMapsはこだてをはじめとしたスポンサーの皆様ならびにコーチ・ジャッジで来ていただいた皆様、そしてオーガナイザーとして運営をやってくれたみんなのおかげですありがとうございました!
開催レポートは以上になりますお読みいただきありがとうございました!




























































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