Startup Weekend 松本 2024 オーガナイザーチームです。
2024/12/13から2024/12/15の3日間、長野県松本市で初開催となる
Startup Weekend 松本』を開催しました。
このレポートでは、Startup Weekend 松本の雰囲気やどのようなドラマが生まれたのか?
を写真多めでお伝えしていきます。

概要(順不同・敬称略)

日時:2024/12/13(金)から12/15(日)
会場:サザンガク(長野県松本市)
イベントページ:https://swmatsumoto.doorkeeper.jp/events/176430
参加人数:25名
ファシリテーター:上原和也
コーチ:大柴貴紀、佐藤崇道、千葉憲子、石坂颯都
ジャッジ:細谷洋平、古後理栄、佐藤圭祐
サポーター:阿部航大、中山拓輝
オーガナイザー:北沢裕人、長南雅也、久保田恭一
後援:長野県/信州スタートアップステーション、松本市

▽スポンサー
シナノカメラ工業株式会社
デジタルハリウッドSTUDIO松本
株式会社YUMEMATCH
サーキットデザイン株式会社
株式会社エーアイテック
一般社団法人ベンチャー投資育成研究会
一般社団法人交通都市型まちづくり研究所
株式会社ATOMica
33GAKU《サザンガク》

▽日本全国・通年スポンサー
弥生株式会社
G’s ACADEMY

Day1 光る個性、そしてチーム結成

18:00 Startup Weekend 松本 開幕!&Day1開始!

Startup Weekend 松本の舞台は、松本市のコワーキングスペース「33GAKU《サザンガク》」

「サザンガク」には、様々な意味、願いを含みます。
松本市が標榜する岳都・楽都・学都の「3ガク都」
拠点施設の3つの機能である「テレワーク」「コワーキング」「サテライト」が掛けあわさり、
さらに、そこに集う「人」と「人」とが掛けあわさり、大きな力が生まれるということ。
「サザンカ(山茶花)」の花言葉「困難に打ち勝つ/ひたむき」でもあり、
「さんざん学ぶ」でもあります。

サザンガク 公式サイトより

サザンガクは、ミライのビジネスが始まる場所であり、Startup Weekendはそこに集った人がチームをつくり力を合わせて、未来の事業プランをつくるイベントです。

Day1は交流会から始まりました。参加者全員が顔を合わせる機会。緊張が交流会を通してほぐれていきます。
25名の参加者のうち大学生や中学生と学生が10名程度、10代から60代と年齢は様々。
県外参加者が3名、県内参加者が22名。
Startup Weekend参加経験者は3名でほとんどの参加者は、はじめてのStartup Weekend。
参加目的は、起業とはどのようなものか?を知りたい、将来の起業に備えたい、検討中の新規事業に向き合う機会にしたい、と目的は様々です。
学生同士の出会い、地域内外の出会いの機会にもなっていました。

19:00 ファシリテーター挨拶

Startup Weekend 松本のファシリテーターは、松本市出身の上原和也さん。
Startup Weekendには、プレイヤー、オーガナイザー、ファシリテーターと、様々な役割で4年で30回以上関わっている大ベテランです。
念願の出身地でのStartup Weekend開催に気持ちが入ります。

19:30 HALF BAKED

Startup Weekendお馴染みのHALF BAKEDでは、参加者から多種多様なキーワードを募り、2つのキーワードを早いもの勝ちで手に入れて、グループごとに2つのキーワードを組み合わせたビジネスアイデアをつくります。身体と頭を動かすたのしいワークが続き場が盛り上がっていきます。HALF BAKEDは、チームづくり・チームでのアイデアづくり・ビジネスアイデアのピッチと、小さなStartup Weekendのような体験になっています。

20:15 1分ピッチ

全員参加の1分ピッチでは、多様なアイデアと想いがひとり1分で発表されます。
このあとアイデアをビジネスにしていくためには、3人以上でチームをつくる必要があり、一人ひとりピッチに熱が入ります。このあと、どのアイデアが選ばれどんなチームができるのか。

20:45 チーム結成

アイデアへの投票そして、チーム募集を通じて結成されたのは6チーム。
初日から良好な関係が写真から伺えます。ここからチームでのビジネスプランづくりが始まります。
ガッツでチームに貢献する人、ユニークなアイデアを出す人、ピッチで場を盛り上げる人など、様々な光る個性が感じられたDay1。ここからは一人ひとりの個性をかけ合わせて、チーム&ビジネスづくりが動き出します。

Day2 チームそれぞれの動きが変わる

9:30 Day2 開始!

Day2では、6チームそれぞれのテーブルに分かれて、朝からチームでのビジネスづくりが進められていました。Day2から参加の2名は、それぞれのチームの話を聞きチームに参加していきます。

14:00 コーチング開始

Day2の目玉となるコーチングでは、起業支援に取り組まれているコーチから、現時点のプランに対するフィードバックが得られます。どのコーチにどのようなフィードバックを求めるか?によってコーチングの結果が大きく変わってきます。

▽コーチ(敬称略):上の写真の左から
千葉憲子:合同会社松観堂 共同代表
大柴 貴紀:East Ventures フェロー
佐藤崇道:有限責任監査法人トーマツ マネジャー、信州スタートアップステーション 主任コーディネーター、中小企業診断士
石坂颯都:フューチャーベンチャーキャピタル株式会社 東日本投資部次長

16:00 No Talk, All Action

Startup Weekend 松本用につくられたTシャツの背中にも書かれている
「No Talk, All Action」
Startup Weekendのスローガンでもあり、Startup Weekendではどれだけ止まらずに動き続けるか?がポイントになります。
外に出てユーザーを探し様々な人にヒアリングをするチーム、手を動かしながらビジネスの方向性を探るチーム、引き続きコーチを巻き込みビジネスプランを整理するチーム。

コーチングの影響もあり、チームそれぞれの動きが変わっていきます。
プランの仮説検証を継続するチームもあれば、プラン自体を大きく変えるチームも。

Day3 Startup Weekend 松本 2024の優勝は誰の手に?

9:30 最終日・Day3 開始!

いよいよ最終日のDay3。それぞれのチームで、夜遅くまで動いているチームもあれば、朝まで動き続けたチームも。疲労感も見えますが、チームの結束や一人ひとりの想いの強さが場に出ていました。

15:00からのピッチに向けて、それぞれのチームがラストスパート。
黙々とピッチ資料をつくる人、ギリギリまで街中でユーザーの声を集める人と、役割分担して動き続けます。

15:00 ピッチ&審査

いよいよ各チームの成果発表となるピッチの時間。
ピッチは1チーム5分で、ピッチ後にジャッジとの質疑応答があります。
ピッチ中は他のチームが聴衆となる他に、スポンサーや最終日の発表見学の方もいらっしゃいます。

▽ジャッジ(敬称略):上の写真左から
細谷洋平:株式会社ステッチ 代表取締役
古後理栄:株式会社Ccobi 代表取締役、一級建築士、マネジメント修士、健康経営アドバイザー、コーチングプラットフォーム認定コーチ、日本ワーケーション協会公認ワーケーションコンシェルジュ
佐藤圭祐:甍酒蔵株式会社 代表取締役

1. チーム「みどり」

里山の間伐材を使った組み立て式個室ブースの制作・販売
社会人3名+大学生1名のチーム

2. チーム「おせっかい」

おせっかいなパチンコ店直通タクシー『p-shuttle』
社会人4名のチーム

3. チーム「砂場」

裸足ですごす時間を増やす砂の床材(足元にはプロトタイプが)
大学生3名のチーム

4. チーム「Heroic Labo」

大学生まちなかシェアハウス事業
大学生4名のチーム

5. チーム「ALLWIN」

アラーム・録音・音声機能付きの目覚ましぬいぐるみ
社会人4名+中学生のチーム

6. チーム「雰囲気」

たのしく簡単な従業員への質問アプリで、組織の雰囲気(エンゲージメント)を見えるようにする
社会人4名+大学生1名のチーム

17:00 結果発表

いよいよピッチ結果の上位3位が発表されます。

Startup Weekend 松本 2024 第3位はチームおせっかい
『p-shuttle』おせっかいなパチンコ店直通タクシー

Startup Weekend 松本 2024 第2位はチーム雰囲気.co
『雰囲気.co』たのしく簡単な従業員への質問アプリで、組織の雰囲気(エンゲージメント)を見えるようにする

Startup Weekend 松本 2024 第1位はチームHeroic Labo
『大学生まちなかシェアハウス事業』!!!

Startup Weekend 松本 2024の3日間を完走した参加者へ
ファシリテーターの上原さんから最後の質問。

この3日間・・・
本気で取り組めた人?
本気で楽しかった人?
本気でやり切れた人?

17:30 懇親会

Startup Weekend 松本を完走を祝って懇親会へ!
苦楽を共にした仲間同士で話に花が咲きます。
コーチやジャッジ、そしてスポンサーにも参加いただき、交流が盛り上がります。
事業立ち上げに向けてコネクションづくりに取り組む学生の姿も。
「次はここのピッチイベントに出てみませんか?」「Startup Weekendのオーガナイザーをやってみたい」「自分が暮らす地域でStartup Weekendの開催を考えている」と、次に向けての話も多く出ていました。

Startup Weekend 松本の運営を務めたサポーター&オーガナイザーの集合写真。
後列左から、サザンガク運営でありサポーターを務めた阿部さん、中山さん
前列左から、オーガナイザーを務めた上原さん、長南、北沢さん

最後に、今回の開催にあたり、協賛者様・後援者様、コーチ・ジャッジ・ファシリテーター、サポーター、オーガナイザーの皆さん、ありがとうございました。Startup Weekend 松本の告知にご協力を頂いた多くの皆様、ありがとうございました。
そして3日間のStartup Weekend 松本を走りきった参加者の皆さん、本当にありがとうございました!

Startup Weekendは3日間の起業体験プログラムであり、起業を始めやすくする地域の土壌づくりの活動でもあります。Startup Weekend参加をきっかけに新たな取組が生まれる、Startup Weekend参加者から起業家が生まれる、参加者がオーガナイザーとなりStartup Weekendの場をつくる。松本市と長野県内の起業コミュニティがより盛り上がるように、地域をまたいで起業コミュニティがつながりより多くの機会が生まれるように、Startup Weekendは引き続き動き続けます。引き続きどうぞよろしくお願いいたします!

Startup Weekend 松本 2024 オーガナイザーチーム

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