イベント開催概要
- 日時:2023年9月1日(金)~9月3日(日)
- 会場:ワークピア磐田(磐田市勤労者総合福祉センター)
- サブ会場:IWATA BASE (21:00以降)
- 参加人数:52人(3日間22人、最終日見学7人、ジャッジ3人、コーチ5人、オーガナイザー15人)
- ファシリテーター:宇野 智之
- リードオーガナイザー:大竹 啓介
【Day 1: アイデアの輪舞】
18:00 開場&交流会。
メイン会場であるワークピア磐田の視聴覚室に続々と参加者が集結し、熱気に包まれました。SW磐田の最初の食事「俺のSaND」様のサンドイッチを手に取りながら、新たな出会いが芽生えていきます。エネルギッシュな会話が部屋に響き渡り、中には40種類以上ものサンドイッチの中から好みの味を選ぶ参加者も。一体どの味にしようか、皆さん悩みに悩んでいました。
18:30 ファシリテーターの宇野智之さんが登場!いざ開幕!
第3回SW磐田が開幕する瞬間です。簡潔にイベントの概要を説明し、いつものアイスブレイクに移ります。この度のアイスブレイクでは、参加者は2つのキーワードを組み合わせて新しいアイデアを考え、発表することになりました。
19:45 1分ピッチの時間!
ファシリ宇野さんより「1分ピッチは強制ではありません。でも、ここに参加して自分のアイデア・意見を表明した方がきっと充実したSWの3日間になると思います」との説明があり。この言葉に刺激されたのか、22人の参加者のうち21人がピッチに参加、そこにオーガナイザー3名も加わり計24人の参加者が立候補し、想いを込めた熱いピッチを披露しました。
そして、アピールタイムでは、1分ピッチでは伝えきれなかった思いを補完するチャンスが訪れます。メンバー同士が意見を交わし、さらなるコミュニケーションが広がりました。
20:30 投票とチームビルディング
参加者全員による投票が行われ、共感を呼んだアイデアをもとに6つのチームが形成されました。新たな仲間と共に3日間を駆け抜ける決意を固める参加者たち。閉場後もチームで集まり、活発なディスカッションが繰り広げられました。
この勢いで、残り2日間も頑張りましょう!
【Day 2: アイデアの熟成】
9:00 二日目のスタート!
各チームは早速話し合いを始めています。自分たちの課題に対する解決手段を考え、ビジネスとして成立するかを仮説を立てて検証しています。
10:00 ファシリテーション「リーンスタートアップ!」
宇野さんがリーンスタートアップについて説明します。大掛かりに試作を作るのでなく、最小限のもので顧客のニーズを聞いて反応をみることが大切だと教えてくれます。
「進んで外に出て、顧客の声を聞きましょう!」というのがイベントの合言葉。ただし、いきなりインタビューしても不信に思われてしまうかもしれません…。背景と目的を明確にし、街頭インタビューにおけるちょっとした注意点を説明いただきました。また、相手が平気で嘘をつく可能性もあるので、アンケート結果を鵜呑みにせず真意を確かめることが重要だという気づきも。早速インタビューの準備をしてアウトワークに行くチームも?!
12:00 昼食でパワーチャージ
かじゅある「kitchen姫屋」さんの「生姜焼き弁当」はヘルシーかつ優しい味付けで美味しかったです。昼食を取って外に出ていくチームと、会場内にいる参加者達にインタビューをするチームに分かれて活動が開始されました。
14:00 コーチングでビジネスプランをブラッシュアップ!
仮説の検証方法や今後の進め方に行き詰まる参加者たちのもとに、強力なコーチ陣が駆けつけてくれました。(コーチ名、順不同、敬称略)
- 小田木 朝子 (株式会社NOKIOO取締役)
- 沢渡 あまね (作家/ワークスタイル&組織開発 専門家「組織変革lab」主宰)
- 鈴木 祥文 (株式会社プロトペラ 代表取締役)
- 竹原 興紀 (THE BLUE OCEAN 代表取締役)
- 鳥居 良光 (株式会社Wewillリードエンジニア)
コーチの皆さん、お忙しい中、本当にありがとうございます!
コーチの熱い指導に、じっくり耳を傾け、必要に応じて質問を投げかけます。仮説の検証方法や今後の進め方がクリアになっていきます。
16:00 おやつの時間でブレイクタイム!
レキップ・ド・ニコさんの「ハニーバームクーヘン」「幸せクッキー」は、参加者たちの心を癒やしました。コーチの指導内容を聞きながら、おやつに舌鼓を打つ姿が印象的でした。
18:30 疲労を癒す夕食
めしや縁さんの「名物たれカツ」は、これまたヘルシーで主菜と副菜のバランスが絶妙でとても美味しかったです。そろそろ疲れが見え始める時間帯で、この夕食でほっと一息つきました。まだまだ長い夜に備えてエネルギーチャージ!ここで栄養ドリンクの差し入れも…笑
19:30 SW磐田で起こるゲリラLIVEパフォーマンス
コーチングを経て鬼気迫るチームもある中、一つのチームが「チーム崩壊」の最中にいました。何を思ったのか、そのチームのリーダーは家に帰宅し「ギターを取ってくる!」と。チームメンバーは意味が分からない、、と不安の中、戻ってきたリーダーは突如、疲労困憊の参加者全員にむけてギター弾き語り演奏をはじめました。
みんなの前で、ビートルズのlet it beと長渕剛の乾杯を弾き語り、会場の参加者も合唱。つたない弾き語りのギターに、一生懸命のリーダー。参加者が心折れそうなことを察し、元気づけるための行動でした。その姿に心打たれたチームメンバーは「このリーダーについていく!」と見事、チーム崩壊の危機を乗り越えたのでした。
オーガナイザーもファシリテーターも過去のスタートアップウィークエンドにて、ギター弾き語り演奏がされた体験などなく、心温まった会場の雰囲気にこの磐田の地にコミュニティが出来ていくのを感じました!
19:30 ファシリテーション(ブラッシュアップ)
そんなこんなで2日目も終了まであと2時間。コーチングを経て、チーム毎の仮説に対する検証を行った状況を共有しました。お互いのチームの進捗がわかり、今後何をやって行けば良いか整理と意識を高めることができました。
21:00 閉場 & サブ会場からの長い夜!
本日のコーチングおよびファシリテーションを経て、やらなくてはいけないことが明確になった2日目の夜。まだまだ作業を進めなければ!と思っても、21:00でメイン会場は閉場です。そこで場所をサブ会場「磐田ベース」に変えてもうひと踏ん張り。オーガナイザーも最後まで、受講者を全力で応援します!あと1日、最後まで頑張りましょう!
【Day 3: 輝かしいフィナーレ】
8:30 最終日の朝
参加者たちは早々に行動を開始しました。3日間の集大成が近づいています。
9:30 ラストファシリ
宇野さんから、トラブル対処法についての実演が行われ、テックチェック&最終ピッチに向けた説明がなされました。
資料作りや聞き取り調査など、各チームは再び午後のピッチに向けて追い込みの行動を開始しました。
12:00 ピッチ前の昼食
かじゅあるkitchen姫屋さんの本日の「手作りシュウマイ弁当」は、十六黒米を使用した優しい味わいでした。ちょっと一息つきつつ、ラストスパートに備えます。
15:00 テックチェック・最終確認
舞台裏では最終発表全体の流れが詰められつつ、チームの皆さんは資料やピッチの内容を詰めていきました。皆さんのテンションが上がっていく様子が伺えました。
16:00 最終発表&審査!
いよいよ参加者たちは全力でプレゼンテーションを行います。
【審査員の皆さん(敬称略、順不同)】
- 髙地 耕平(一般社団法人ベンチャー投資育成研究会 代表理事、株式会社Happy Quality CFO、EXPACT株式会社 代表取締役)
- 小粥 おさ美(ワオラボ株式会社 代表取締役)
- 草地 博昭(磐田市 市長)
最終発表が始まります。カッコイイ「チームの登場動画」の演出もあり、5分間のピッチと5分間の質疑応答が繰り広げられました。
チーム「ちょっと聞いて!マッチング」
チーム「ドラレコIDOL」
チーム「夢come」
チーム「Gamer」
チーム「やりたいことで生きたい!」
チーム「お金♡」
18:00 結果発表!!
緊張と期待が入り混じる瞬間です。
3rd Place:「ちょっと聞いて!マッチング」
女性をターゲットにした「話を聞いてほしい人」⇔「話を聞く人」のマッチングサービス。ニーズがありそうであり、キャリアコンサルタントとの相性も良さそうです。金額もリーズナブルな設定なので、作って検証を進めていくと解像度が上がってくるかもしれません。
2nd Place : 「お金♡(love)」
熱い想いを抱く高校生が率いるお金の教育サービス!既にお客さんを見つけ、検証も64件と集め、需要も感じられる状況です。中高生がターゲットなので使いやすさやゲーム性があるとより良いのではないでしょうか?中高生のお子さんを持つ親御さんから期待されると思われます。
1st Place : 「Gamer」
オンラインゲームのマッチング、ゲームを通じてつながるその声という素材に対して「推しの声優」をつなげるサービス。ゲームを通じて「推し」のエネルギーをマネタイズしつつ、これから駆け出しの声優が夢を諦めずに続けるためのフィールドを提供できる可能性が感じられる提案でした。
ジャッジの草地市長からは「是非、磐田市発のスタートアップを!」と期待のお言葉でした。おめでとうございます!
そして、三日間の集大成!皆さん本当にお疲れ様でした~~~。
18:30 懇親会 ~感動は続くよいつまでも~
心地良い疲れを感じつつもリラックスした懇親会が始まりました。リードオーガナイザーの大竹さんからの感謝の言葉に、参加者たちも感無量の表情でした。(オーガナイザーも裏では色々と頑張っていたんですよ)
ここでも3日間を振り返るフォトムービーが流れ、新たなつながりが生まれました。コーチとしても参加されていた竹原さんの熱意が伝わる写真が印象的でした。そして、カンパイ!
3日間を振り返り、新たなつながりを築き、今後の活動へのアクションを話し合う姿が見られました。ここでも、熱い想いが共有され、最後の夜が締めくくられました。
これにて、第三回SW磐田を無事に閉幕いたしました!ご参加、ご協力いただきました関係者の皆様にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。次回、第四回SW磐田でまたお会いしましょう!
【SW磐田スポンサー企業】(順不同)
【後援】磐田市、磐田商工会議所
【日本全国・通年スポンサー】弥生株式会社
【運営オーガナイザー】(敬称略、順不同)
大竹啓介、黒野浩大、西藤 正江、青島 皓正、門奈哲也、玉木 良汰、久保田恭一、藤川 辰徳、石川 弘高、村松 貴利、池田 貴裕、光岡 龍太、伊藤 恭朗、窪野 茂、鈴木 基宏
【開催レポート執筆】藤川 辰徳、光岡 龍太、鈴木 基宏
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