StartupWeekend高崎を初開催!
熱波に負けずアイデアをカタチにした54時間の様子をお伝えします!

■概要
日時:2023/8/11(金)~13(日)
会場(金&土):高崎市役所
会場(日)  :高崎市産業創造館
人数:35名

(以下、敬称略)
▽ファシリテーター:中本 卓利(Nakamoto Takuto)
▽オーガナイザー:山﨑将臣・大熊和恵・山崎寛明
▽リードスポンサー:糸井ホールディングス株式会社・Hi-Zai 株式会社
▽スポンサー:一般社団法人交通都市型まちづくり研究所
▽日本全国・通年スポンサー:弥生株式会社

【Day1】

お盆の三連休に開催ということもあり、北は北海道、南は沖縄まで全国各地から参加者が集いました!中には高専生から企業の役員の方まで!高崎市役所20Fの研修室に集い、巨大なピザと共にキックオフです。

そして最初はSWの趣旨説明と開幕挨拶。リードオーガナイザー兼リードオーガナイザーの山﨑将臣さんが挨拶を務めました。四年前に東京で参加して優勝し、そして三年前に伊豆高原で参加して三位になって悔しく起業に至り、群馬の起業熱を盛り上げたいという熱い想いが繰り広げられました。

そして挨拶後はいよいよアクションスタート。まず最初はSWお馴染みのHalf Baked。二つのキーワードを掛け合わせてアイデアの創出を。見知らぬ方々との関係性が少しずつ育っていきます。

そしていよいよピッチの時間!持ち寄ったアイデアに熱を込め、仲間を集めるべく伝えていきます!そして約20名のピッチ後は投票。共感を呼んだアイデアはいったいどれだったのか、少しずつ可視化されていくことに。

勝ち残ったアイデアを持っているメンバーから改めてピッチをし、その後はチーム作りへと。

お互いに興味関心あるアイデアの元へと集い、ヒアリングが進みます。

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そして今回は無事に6チームが結成!その後に連絡先交換し初日が終了。と思いきや、全国各地から集まり宿を準備していたことから初日から徹夜のチームが登場することに。圧倒的な熱気で火蓋は切って落とされました!

【Day2】

二日目はいよいよアクション開始です!初日の会場オープン時間になっても2チームの姿が見えず、後になって聞いてみると早朝から外でヒアリングを重ねてきたようでした。自分たちのチームが持っている課題感は本当にあるのか?自分たちの製品やサービスは本当に顧客に刺さるのか、検証が進みます。

そしていよいよ午後から本番、起業経験を持つ皆様からのコーチングの時間です。客観的な目線からフィードバックが繰り広げられます。

▽コーチ(敬称略):

鶴 健一(株式会社STARTERS 代表取締役社長)
篠原 憲文(株式会社つばさ公益社 代表取締役)
桜井 蓮(FUTURENAUT株式会社 代表取締役)
石井 伸和(株式会社ファントム 代表取締役)
小林 新一(株式会社花助 代表取締役)

運営の山﨑将臣さんがStartupWeekendを経て起業しているということもあり、コーチングに飛び入り参戦!なんとコーチングを経て全チームのアイデアが変更を余儀なくされることに。自分たちが検証できていなかったポイントや思い込みが明らかになり、ゼロからの組み直しを余儀なくされます。そうやって得た気付きを元にして再度のチャレンジ!中にはチームを移籍メンバーやチームから独立するメンバーが登場することになりました。自分たちが本当にやりたいことにチャレンジをする。自分の心に従って本気で挑む週末が続きます。

【Day3】

いよいよ最終日、会場を高崎市産業創造館に移してアクション継続!駅から遠方の会場であったにも関わらず、車の乗り合いやバスを有効活用して運営が朝の準備を始める前に数多の参加者が待機している状況に。ピッチの時間が差し迫っていることもあってか会場の空気が張り詰め、誰もが諦めずに前へ前へと進んでいきます。

そしていよいよ夕方、最終ピッチが幕開けます。今回は合計7チーム。
仮説検証結果をビジネスモデルに落とし込み、熱量込めて審査員の方々に伝えていきます!

▽ジャッジ(敬称略):
糸井丈之(糸井商事株式会社 代表取締役)
木島紹史(有限責任監査法人トーマツ)
漆畑 慶将(株式会社OK Junction 代表取締役)
群馬県スタートアップ推進室

【結果発表】

優勝は「SAKE LEES LOOP」。群馬県高崎市と日本酒が大好きなリーダーが立ち上げたチームです。当初は日本酒の消費量を増やすためには、もっと若手に日本酒を飲んでもらうには、と普及の観点であったもののコーチングを経て路線変更。どうすれば自分の大好きな日本酒を提供する酒蔵の課題解決を成し遂げられるのかとヒアリングを進め、酒蔵で有償廃棄されている酒粕の利活用に活路を見出しビジネスモデルの構築を進めました。顧客の課題を拾えていたこと、ソリューションが構築できていたこと、事業展開が可能であることなど様々な観点から高く評価されました。ジャッジの方からも投資を前向きに検討するなどのメッセージも!おめでとうございます!

【懇親会】
熱い熱い三日間を終え、お互いを称え合う懇親会がスタート!流行り病が落ち着いたことから会場には無数のお酒が並べられ、飲みながら饒舌に語り合う方も。もちろん、最終日の見学に来てくださったコーチの方にフィードバックを求めたり、ジャッジの方に改善点を求める方も。誰もが皆、この週末で得たものを噛み締める時間となりました。

こうして無事にStartupWeekend高崎の初開催は無事に閉幕いたしました。しかしながら、これで終わりではありません。本会の代表を務めた山﨑将臣さんの言葉「Startupや起業ということの本質をほとんどの人が知らない地域に種を蒔き、水と栄養を与え発芽を約束するような大きな一歩を踏み出した」にあるように、ここからスタートアップのコミュニティが育ち始めます。今後とも高崎を、群馬を盛り上げるべく運営一同アクションを起こして参りますので、皆様ご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願いいたします。

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