2022/10/14~16に第3回目となるStartupWeekend福山が開催されました!会場はキャステム本社食堂、ものづくりの街「福山市」に集まった熱い起業家たちの様子をお伝えします!

■イベントページ
https://swfukuyama.doorkeeper.jp/events/140876

■概要

日時:2022/10/14(金)~16(日)
会場:株式会社キャステム 本社食堂広間(広島県福山市御幸町大字中津原1808番地1)

参加人数:約20名
(以下、敬称略)
▽ファシリテーター:岩城 良和
▽オーガナイザー:片岡 玲実奈(リード)、井上 怜央菜、西原明輝、平光 昌寛
▽スポンサー:株式会社キャステム、株式会社タカショーデジテック、アサヒタクシー株式会社、福山電業、ベイシス株式会社
▽宿泊ポンサー:株式会社鞆スコレ・コーポレーション

【Day1】

今回の会場は福山駅から車で15分のキャステム本社食堂広間で開催しました!キャステムの社員さんが手伝ってくださりすごい速さで準備ができました!アサヒタクシーさんが協賛で無料送迎タクシーを出してくださったので、車を持っていない参加者でもスムーズに来場できました♪

今回の運営はこのメンバー!茨城・東京・島根・岡山から集まりました!今回イベントTシャツで参加者全員に配り、さらに運営は場を明るくできればと思い手染めしたTシャツを着ました!感染症対策を行ったうえで、スポンサーであるキャステムさんのテレビでも取り上げられる有名な社食(今回はグリーンカレー)を食べていよいよスタート!

冒頭は会場スポンサーのキャステム様からの激励でスタート!ユニークなものづくりをされるキャステムさんでの開催ということで何が生まれるかワクワクです♪

アイスブレイクとしてHALF BAKEDゲーム(2つの全く関係ないキーワードの組み合わせから、新しいビジネスモデルを考えて、1分間のピッチを行うもの)を行い、新規事業に向けた頭の体操を行いました。

HARF BAKEDゲームの様子 

(例)筋肉 × 道 = マッスルロード →サブスク「ダンベルサービス」

その後、各々が感じている課題感や、やりたいことなどを中心に1分間ピッチを行いました。

そこから4チームが誕生。

3日間の熱狂を過ごすメンバーと集合写真を撮り、1日目は終了です!

【Day2】

2日目は早速各チームに分かれ、課題解決に向けたアイデアの発掘を行い、午後からのコーチングに備えました。「ルールがないことがルール」2つのチームは来るや早々外に実証実験をしにいきました!(テレビ電話でのコーチングに驚かれている方も…笑)コーチングは、実際に起業し経営をされている方や、ベンチャー企業を日頃から支えている方に行っていただきました♪

▽コーチ(敬称略):

・小林孝嗣(datag株式会社代表)
・古澤 良祐(株式会社タカショーデジテック 代表取締役社長)
・中尾 朋宏(F&Sデザイン株式会社代表取締役)
・平光 昌寛(合同会社シェアストック代表社員)

左からパソコンの画面に小さく映る小林様、平光様、中尾様、古澤様。

コーチからは、「誰に対して価値があることなのか?」「アイディアを一旦固めて検証をどんどん行って」といった総評が寄せられました。

コーチング後は毎回、どのチームも築いてきたアイデアを根本から見直します。また、24時間後には、発表と審査が待ち構えており、とてもつらい時間になります。一方で、やることは明確であり、残すは「発表まで走る抜ける」だけで、モチベーションは徐々に最高潮を迎えていきます♪

コーチからの講評を基に、再度ヒアリングなどを用いた検証を行いながら、「課題は何か」「顧客は誰か」を探し続けます。中には、アンケート結果や調べた内容を基に、当初のテーマからピボットするチームも現れます。

【Day3】

3日目、朝のファシリテーションではピッチに向けたワークショップからスタートしました!ピッチ中の態度や口調で相手に与える印象が全く異なることを体で実感します。

ラストスパートでビジネスモデルの検証やピッチ資料の作成、発表準備を進めていくチームたち。非常に活気がありながらも緊迫感が漂います。

あつチームは最後の事業検証のために自分たちのお弁当を使い実際に会場に人を集めて収益化したりなど、色々なチームが最後の詰めをしていました。

そして無情にも時間は過ぎ去り、いよいよ磨き上げたビジネスモデルのピッチの時が訪れました。

ジャッジは起業経験者や日ごろから事業開発を行っている方々。この熱狂をぶつけるにふさわしい相手ばかりです。

▽ジャッジ(敬称略):

・戸田 拓夫(株式会社キャステム 代表取締役)

・桒田 慶子(特定非営利活動法人「わくわく街家研究所」副理事長)

・平石 智紀(公認会計士、税理士株式会社アクリア代表取締役)

左奥から、戸田様、平石様、桑田様

どのチームも54時間を駆け抜けた結束力をもとにした、堂々たるピッチを実施。

審査も喧々諤々の大激論となり、通常の審査時間を大幅に超過しました。

【結果発表】

今回は、ビジネスモデルの順位発表の前に、今回会場協賛いただいていたキャステム様よりなんと参加賞を準備いただきました♪

さらに、優勝チームには1人1万円分のミニチュア工具セットまで用意していただきました!

さて、結果発表の時間になりました。審査が割れにわれ、新たに「とだくん賞」が誕生!

とだくん賞を受賞したのは…「Milky Brim」

「お給仕されたい!」と発表したリーダーは、実際に3日の中で販売を行い収益化し、実現可能性や、リーダーの想いの強さなどが評価されました。

第3回StartupWeekend福山の優勝は…「営業救いたいーズ」。AIを開発することができれば面白いという点(未来性や将来性)が評価されました。

三日間本当にお疲れ様でした♪

そして、最後は懇親会!美味しい料理と、色々な話をして盛り上がりました!

また、今度お店を出す学生さんが実験の場として料理を提供!

SW魂を感じる熱量の高い場となりました♪

運営として今回印象に残ったのは、4チームすべてが、自らが抱える課題を出発点としており、課題が絵空事でなかったと云うこと。54時間で考案できるビジネスモデルや、実施できる検証には限界がありますが、それでも課題をベースに出発し生まれたビジネスモデルは、今後に繋がっていく新たな種になったのではないかと思います。また、今回県内外からも参加者がいらっしゃり色々なバックグラウンドの方々が混ざり合ったことで普段だと話せないことや、知らないことを知る機会になったという感想をいただけました!このSWで得た体験をもとに、身近な課題や社会課題解決に向けた様々な挑戦を続けていただけるのではないかと感じています。

以上、第3回開催レポートでした。前回から半年の準備期間を経て開催したStartupWeekend福山は、次回も熱い場を作るべく、早速動き始めています!引き続きよろしくお願いいたします!!

第3回StartupWeekend福山オーガナイザー一同

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on Twitter