昨年、11月20日(金)〜22日(日)に、2015年2回目のSWKyotoが開催されました!「GLOBAL」とタイトルをつけ、バイリンガルの方や、日本語・英語、どちらかしか話せない方も交えてチームを作ってみよう!という初めての試みでした。

いつかStartupとしてチームビルディングをしていくなら、必ず多国籍なチーム編成になることを見越して、その状況を体感してもらいたいと思ったのでこのような形にしました。結果、参加者の約半分がバイリンガル、英語のみが1割、あとは日本語のみという構成でした。意外とバイリンガルの参加者が多かった(!)。今回は、ファシリテーターにも通訳がつくというスタイルで運営しました。

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アイデアブレスト「HalfBaked」。

金曜日の懇親会の後のHalfBakedの様子。4つのチームを作りました。それぞれのチームに、日本語・英語・バイリンガルの方が混在して、参加者は最初不安そうな顔でした(笑)。でも、なんとかコミュニケーションを取ろうと、しばらくするとどんどん会場の熱気が高まっていくのがわかりました。

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1分間ピッチを経て、Votingを待つビジネスアイデア達。

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金曜日の時点で編成されたチームは3つ。チーム「koto-koto」は、日本について学ぶ意識のある海外の知的富裕層向けのECサイト。チーム「意匠」は、ユーザーが欲しいものを職人がカタチにするサービス。そして、チーム「Deep Traveler 」は、ディープな情報を共有することで、より良い旅の体験を提供するサービスを、それぞれ作ることになりました。すべてのチームが伝統工芸の活用かインバウンドというテーマ、打ち出すマーケットは海外を意識する、ということで「京都」の地域性を感じました。

 

コーチングセッションの様子。

「GLOBAL」というテーマなので、コーチの方々も海外と日本で活躍する起業家、ビジネスコンサルティング、監査法人の方々にお願いしました。チームメンバーは、コーチごと違った視点からのインプットに悩みつつ真剣に耳を傾けていました。

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■煮詰まるアイデア達。2日目の夜。

2日目の夜。3チーム全てが深夜の会場にまだ残って作業を続けていました。チーム「Deep Traveler 」は、この時点でも進む方向性が定まらず、結局収拾がつかないまま解散することになっていました。。ちょうどファシリテーターやオーガナイザーもその場に残っていたこともあり、急遽発案者を交えて朝方まで議論を重ねて、なんとか3日目の段取りをつけました。

STWは「ルールがないのがルール」なので、参加者が周りを説得して巻き込めば、(京都では)運営側も朝まで議論に付き合います(笑)

 

プレゼンテーション。

今回は審査員に、京都の起業家の親分、株式会社クエステトラの今村社長。元クックパッドの副社長で現在投資家をされている山岸さん(しかも東京からお越しいただいた!)など、豪華なメンバーをお迎えして最終日のプレゼンが行われました。

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結果は、2日目の深夜に迷走していたチーム「Deep Traveler 」が優勝!3日目の朝から動き出したアイデアをチームメンバーが早速練り上げて、見事優勝。メンバーが10人を超えるメガチームでしたが、最終日に追い上げました。

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そして、優勝チーム「Deep Traveler 」は、3日間のイベントが終わった後、サービスのプレゼン動画を作って、(この時開催されていた世界中のSTWのサービスコンテスト)GlobalStartupBattleに京都代表として出場しました。その時の動画がこちら。

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=XC1i9RGpu-M&w=420&h=315]

 

■多様性を体感できる「GLOBAL」な運営を継続します!

今回のSTWは言語のハードルもあり、どのチームも最初の意思疎通に時間がかかっているように思いました。その分、動き出しがどのチームも遅く、市場調査にかける時間が少なかった印象です。しかし違った言語や文化や価値観のメンバーと一緒に一つのサービスを作っていくこと、これはこれからのStartupが必ず体験することなので、京都では毎回「GLOBAL」という形でイベントを開催していきたいと思っています!

京都は2016年は3ヶ月に1度くらいのペースで開催をしていきます!

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