下関と門司港の2拠点にて開催された、StartupWeekend関門!
アイデアをカタチにした3日間の様子をお伝えします!
■概要
日時:2024/11/29(金)~2024/12/01(日)
会場(金) : ZATTA ZISSE
会場(土) : ZATTA ZISSE
会場(日) : uzuhouse
参加人数:約40名
ファシリテーター:中村武
オーガナイザー:和田唯花、渡部 結子、前田 宏枝、藤元 誉士郎、宝江 沙央里、山本貴彦、笹永 真由、今井 優汰、京面 裕也他
【Day1】
1日目は福岡県北九州市にある、ZATTA ZISSEさんにて開催しました。
ピザとお菓子を囲んで懇親会がスタート!これから始まる3日間への意気込みが垣間見える熱気です。今回の懇親会ではリードオーガナイザーの挑戦として、参加者がすぐに実践できる「問いの立て方」についてのファシリテーションを実施しました。


最初のプログラムであるアイスブレイク「Half Baked」では、2つの言葉を組み合わせたビジネスをチームで15分間考え、発表しました。普段は考えない言葉の組み合わせから1つの奇抜なサービスを開発するということで、どのチームも悩みながら、楽しみながらサービスを生み出しました!



参加者のうち23人が1分ピッチを行い、投票の結果残ったアイデアで、プレゼンテーションの時間です。今後の動きが楽しみです🌟


最終的に6つのチームが誕生しました!いよいよStartup Weekendの開幕です!
【Day2】
2日目の最初は、ファシリテーションから始まりました!
「SWは起業体験イベントです、How Toを教えるわけではありません。体験して学びましょう」「そのアイデアを使いたい人はいるのか検証することが大切です。しっかり検証しましょう」とのファシリテーターの話を聞き、複数のチームがさっそく外へ取材に出かけていきます。


そして14時からはコーチングです。参加した方は体験されたと思いますが、このコーチングが一番の山場ですよね…!1日半同じサービスについてずっと考え続けた結果、どうしてもバイアスがかかってしまう状態のところに、コーチの方々からの、愛ある厳しい多くの問いを投げかけられます。


コーチングを受け疲れ切った参加者たちは、夜ごはんとしてBBQや焼きそば、おにぎりなどをたくさん食べ英気を養いました。しっかりお腹を満たした参加者は、意見をさらに練り直していきます。ほとんどのチームが夜遅くまで作業を進め、明日の本番に臨みます。


【Day3】
寝不足の参加者もいる中、ファシリテーターの話から3日目が始まりました。「自分たちのアイデアの価値や使いやすさをプレゼンテーションでしっかり説明できるように」とアドバイスを受け、参加者たちは発表に向けてラストスパートをかけます。

いよいよ発表の時間になりました。6チームそれぞれが、初日の思いやアイデアをカタチにしてきました。どのチームも検証やMVP作成をしながら根拠を持って発表しました。

発表のトップバッターは「決戦はニッチ曜日」です。親との価値観のギャップを相互に納得がいく形で埋めていきたいということで、親子関係ラダーバランス評価項目を開発しました。ジャッジの工藤様より、「誰のどんな課題を解決するのか、どこからお金を取ってくるのかを明確にすることが良い」とご指摘を受けながらも、サービスの価値を評価されました。

発表はDrive Wise、シェアカジ、ダッシュボード、みなはれ、Now Travelと続きます。
その後、スポンサーピッチに入り(裏ではジャッジの方々が審査を行い、参加者達も気が気ではありません)、そしていよいよ結果発表です。

第3位は「シェアカジ」
性別を超えた自分らしさを実現することを目指し、家事・育児のシェアをサポートするアプリを提案しました。
マネタイズについてご指摘を受けながらも、名前のない家事などの暗黙知や汎用性が高いと講評いただきました。

第2位は「ダッシュボード」
お庭を守り、職人が造園に専念できる環境を作る造園DXを図りました。
職人がお庭の整備に時間をかけるためにその他の業務を簡略化することへの需要があることを主張し評価されました。

そして栄えある優勝は「Drive Wise」です。
運転中に眠くなるビジネスマンを救うために、運転の際にAIに対してまたはリアルに会話をすることで運転時間を有効活用するサービスを提案しました。
全体的に面白いサービスであると評価され、ジャッジの糸川様からは「カーナビやGPSと連動することで、より安全になり、使い道が広がるのではないか」と講評されました。

ジャッジの坂口様(山口大学)は、「自分の教え子がたくさん参加しているということで、私の講義の成果がここで評価されることになりますね」と会場の笑いを掻っ攫いました。また糸川様は、「明日からは非日常から日常に戻ります」と現実を突きつけながらも、日常の中でも今回の学びを少しずつ活かしてほしいと語りました。

総評として、「全体的にレベルが高かった」とジャッジの皆様からお言葉をいただき、拍手喝采で発表が終わりました。


今回ダブルリードオーガナイザーを務め、大学1年生からSWに参加してきた山口大学国際総合科学部4年の渡部さんは、SWに何度も参加することで現状をただ享受するだけでなく、提供者の視点で社会を見れるようになったと語りました。また和田さんは、「成功者」と呼ばれる人でなく、SWに参加する多くの”すごい”社会人の方と関わることでたくさんの生き方が存在することを知り、「良い大学や良い企業」に縛られてきた価値観が大きく変化したことを語りました。

そしてアフターパーティーでは参加者・ジャッジ・スポンサー・見学者の皆さんとの交流を楽しみ、これから益々、関門のコミュニティとしての発展が期待できる中、閉幕しました。
【振り返り会】
2月9日(日)に振り返り会を実施し、一緒に戦った仲間達と再会しました。会場は、コーチの北尾様が運営されているjoin083(下関)で、計15名が参加しました。
優勝したDrive Wiseチームは一部のメンバーで引き続き活動、検証を進めているとのことでした。
参加者皆さんの今後のご活躍に期待ですね!!

【後援】
北九州市、下関市
【スポンサー(以下 略称)】
会場スポンサー:ZATTAZISSE、uzuhouse
スポンサー:株式会社アンサー倶楽部、岡野バルブ株式会社、株式会社山口銀行、株式会社マネーフォワード、門司港ゲストハウスポルト、税理士法人TAパートナーズ
イベントページ:https://swkanmon.doorkeeper.jp/events/164460
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