ジャッジからの講評

  2016/12/21  

優勝決定後、3人のジャッジが今回のプレゼン全体についてコメントしました。

滋賀・彦根でしかできないイノベーティブなものが生まれて、それが逆に都市に逆流して広がるモデルがあるんじゃないか。

岩嵜博諭さん

博報堂イノベーションデザイン ディレクター

皆さんおつかれさまでした。まず今回「ビワイチ」さんが優勝されたということについて、せっかくのこういうイベントなので、ここでしか出来ないこと、また大手じゃできないこと、そしてニッチマーケットからスタートアップのチャンスがあって、色んなことが派生的にできて、付加価値をつけるようなサービスが提供できる、という評価をさせていただきました。

僕自身は滋賀出身で、東京での仕事はありつつもなるべく滋賀に貢献したいなと思って、Startup Weekendなど色々やらせていただいてるんですが、なぜやってるかというと、今までは「イノベーティブなものが都市部で生まれて地方に伝播する」というモデルだったのが、逆のモデルもあるんじゃないかと思っていて--、地方でしかできない環境や人の条件下で、むしろ都市にはできないイノベーティブなものが生まれて、それが逆に都市に逆流するみたいなモデルがあるんじゃないかと思っているからです。

「ビワイチ」さん以外のグループでもいくつか、ここでしかできない、滋賀でしかできない、彦根でしかできない、それがもしかしたら逆流して広がるかもしれないという、可能性を秘めたものがあったような気がします。

そういうことも念頭に、今後色々頑張って挑戦していただければと思いました。どうもおつかれさまでした。

(ちなみに優勝以外で好きだったチームは?)

個人的には「Startup材木店」(彦根で100年以上続く材木店を生かした、地酒を木の香りと一緒に味わうことのできるバー)と「くまごろう」(湖北の農家と消費者を通販や交流イベントを通じてつなぐポータル)も結構いいライン行ってるかと思ったんですけど、詰めがちょっと甘い、でも多分もうちょっと時間かけてやればいいものになりそうな感じです。

とにかく出来るところからやってみる。見える世界も変わるし、そういう人たちが世界を変えていく。

相馬康子さん

株式会社Blincam CMO

みなさま本当に3日間おつかれさまでした。本当にどのチームも面白かったんですけれども、1チーム選ばなくてはいけないということで、今回こういう結果になりました。

プレゼンテーションの時間が5分というのもありますが、捻り方でもっと面白くなったり、ユニークなものになったりするので、これからもご自分で色々なことを発想して、是非継続して何か新しいことを始めていただきたいなと思います。

社会人になって最近本当に思うことですが、働いていられる年数って結構短いんですよね。海外で成功している他のスタートアップの人たちも、平気で何回も失敗してるんですよ。例えばGoProも最初2回失敗して、3個目のGoProも製品をつくるだけで4年かかってるんですよね。失敗から学ぶということを考えたとき、人生のなかで何回トライできるのかと思うと、本当に時間が短い。

なので「もうごちゃごちゃ言ってないで、とにかく出来るところからやってみる」というのは本当にすごく大事だと思いますし、そういうことをやると、自分にとって見える世界も変わるし、そういう人たちが世界を変えていくと思うので、是非是非皆さんこれからも頑張ってやっていってください。どうもおつかれさまでした。

(ちなみに優勝以外で好きだったチームは?)

他のところでいうと、「チームYAGI」(おせっかいをしたい人が近くにいる外国人観光客の困っていることが何かを知り、助けることができるアプリ)が面白いなと思いました。もう1年経てばGoogle Translateが、かなりの精度で翻訳してくれるんじゃないかとか、既に「指差し会話ツール」みたいなものもあるけれど、一般市民に対してポピュラーになってるものがないっていう意味で面白いなとは思いました。是非作ってみて、何かの形で世の中に出たら面白いかなと思ってます。

でも他の皆さんもとても面白くて--、「たまごやき」(空き家となった古民家を活用したコンセプト型民泊)は「知ってる人を知ってれば」という業界ではあるんですけれど、もう既にあるものにプラスアルファしているものは、Startup Weekendでは「ないもの」ということだったので。

でも本当に皆さん面白いアイデアいっぱいで、是非これからも挑戦し続けてください。

「書を持って、町へ出る」のも大事。体力だけじゃなくて頭の筋肉も鍛えて。

柴田淳郎さん

滋賀大学経済学部 准教授

ビジネスを考えるときに一番重要なのは、「どういう価値を世の中に提供することができるのか」ということ。それが一番はっきりしていて、しかも比較的新しいというか、今までにないものを考えたのが「ビワイチ」かなと思いました。

一方でもうちょっと保険のことを勉強して--、例えばモラルハザードの問題に対してどういう対応をするのかとか、そういうことも考えてほしかったなと思ってます。「書を持って、町へ出る」のも大事で、まずはちゃんと勉強もしてくださいということを僕のこの回のオチにしたいと思います(笑)。体力だけじゃなくて頭の筋肉も鍛えて、今後益々外でも大学でも頑張ってくれたら。

(ちなみに優勝以外で好きだったチームは?)

僕は「Startup材木店」が好きかなぁ。

あと別路線でいうと、そういう公共財みたいになるかなと思ったのは「チームYAGI」。外国人が記号をどう解釈するかというデータベースみたいなものがあれば、そういう絵を使った多言語コミュニケーションの研究として、障害者や色んな分野にも応用できるかなと思ったので、アイデアとして面白いかなと。ただビジネスになりにくいよな、とは思いました。

※スタッフ註:当初公開時「書を持って、町を出る」と書いていましたが、「町へ出る」の誤りでした。訂正してお詫びします。

現場レポート・DAY 3「最終プレゼン、そして優勝発表」

  2016/12/20     2016/12/21

3日目の朝です。昨日よりはちょっと暖かいかな。

いよいよ今夜最終プレゼンです。ファシリテーターが今日の流れを踏まえ、最終プレゼンのコツを参加者に教えます。

準備のデッドラインは17:00。迷ってる時間はないですよ。

早速作業にかかります。

昨日の反省点、うまく活かせるかな。


昨日のコーチセッション後、ホワイトボードが真っ白になったというチーム。

もう一度振り出しに立ち返り、このまま進めるべきか見直します。


そうこうしているうちにお昼ごはんですよー。

みんなが大好きカレーライス!


しばしの休憩をとる人もいれば、

カレーを用意してくれた方にアドバイスを受けるチームもw

作業しながらお昼ごはんをとる人も。もう時間ないもんね。

そしてあっという間に時間が過ぎ、16:00になりました。

外でプレゼンの練習をするチーム。

段取りの最終チェック。


「準備できた!」

さて、いよいよ最終プレゼンです。もうタイムアップ、みんな席に座ってね。

「みんな、準備万端ですか?」

「優勝するぞ!!って人?」

「うぇーい!」今回のStartup Weekendは学生ノリがたっぷりですw

審査基準は、検証(顧客にどれだけ聞けましたか)、実践&デザイン(プロトタイプ見せられますか)、ビジネスモデル(収益の見えるプランが書けましたか)の3つ。でも評価基準にはないけど、大事なのは「魂が乗っかってるか?」ですよね。

発表順はこのようになりました。

さぁジャッジの登場。いよいよプレゼンスタートです!

各チーム、思い思いに語ります。

ガラッとプランを変えたチームも。

最終プレゼンには過去のStartup Weekend Shigaに参加した人たちも見学にやってきましたよ。

他のチームのプレゼン中、自分たちのプレゼンを再度チェックするチームも。

制限時間は5分。残り時間を見せるチームメイト。

ジャッジからの鋭い質問に、

ユーモアをもって答える!

会場も盛り上がっています。

厳しい評価、優しい評価、いろいろ飛び交います。

泣いても笑ってもこれが最後。悔いのないプレゼンにチーム一丸となって取り組みます。



プレゼン終了!おつかれさまでした!


休憩中、ジャッジが別室で優勝を決めています。

みなさんおつかれさまでした。このStartup Weekendは世界中で行われており、日本からも様々なサービスが実際に生まれたんですよね。中にはみんなの知ってるサービスも。

昨日の夜はどん底でしたが、今はどうですか?

今の気持ちが大事。Startup Weekendの意義は優勝を決めることではなく、起業しよう!という気持ちを持つことなのです。

とはいえ、さすがにこの3日間だけで創業することは難しいのが実際です。自分たちのプランを見つめ直し、収益力と持続力を高めていく、そういうプログラム「LSAP(LakeSide Amplifier Program」も別途開催しています。来年もやる(と思う)ので、ぜひ参加してくださいね。

さて、とはいうもののひとまず今回の優勝発表です。優勝は・・・

トップバッターでプレゼンした「チーム・ビワイチ」!

ステージにあがって表彰です。


昨日の夜のコーチングを受けて2つに分かれたチームがあったのですが、そのうちの一つが優勝となりました。滋賀県も後押ししている琵琶湖一周サイクリング、通称「ビワイチ」を計画している人をターゲットに、万が一の事故時に自転車というより”旅そのもの”に対する救援サポートを担保することで計画時の不安を取り除く、低価格の安心保険サービスを考案。このチームは当初から「体験」を重視した観光サービスを考えていたのですが、ビワイチのもつ素晴らしい体験をこのような形で提供するという発想に至ったのは素晴らしいですね。ちなみに右側の女性は中国から来た留学生。彦根城でのヒアリングも誰よりも積極的に行なっていたのが印象的でした。

ジャッジからの講評です。詳細は別ページにて紹介しますね。



先ほども言いましたが、優勝することがStartup Weekendの目的ではありません。この3日間頑張った自分自身に大きな拍手!(スライドの漢字が間違ってるのは気のせいですw)

というわけで、自分自身へのご褒美が待ってますよ。

優勝できなかった人たちも、みんな本当に頑張りました。お互いをたたえ合います。



食事をしながらこの3日間を振り返りましょう。

Startup Weekendを経験した参加者にとっての財産は、このつらい3日間を共にした仲間なんですよね。彼らとなら、きっとこれからの起業も一緒にやっていけます、よね?


「思ってたんとちゃう!」(←こちらで勝手にキャプションつけてますw)

「優勝しました!」あれ、こんなメンバーだったっけ?

各チーム、みんなで記念撮影しあっています。

このチームも惜しかったけど一生懸命みんなで頑張りました。リーダーの人、目瞑っちゃった写真でごめんなさいw

最後はみんなで記念撮影です。

3日間おつかれさまでした!今回のイベントがきっかけとなって、この中から滋賀で素晴らしい起業家が生まれることを期待しています。

コーチからの講評

  2016/12/18  

2日目午後のコーチセッションを終え、各コーチが6チームをみて感じたことを話しました。

アイデアひとつでガラッと見え方が変わるので、諦めずに考え抜いて。

牧貴士さん

高縞企画 代表、VOID A PART 共同代表

おつかれさまでした。全体を見ての感想は、まだちょっと考えが浅いかなっていうのが全チームありましたので・・・。

やれないことはないんですよね。難しそうやなと思っても、それは考えきれてないだけで、アイデアひとつでガラッと見え方が変わりますので。このテーマでいいのかなって悩まれているチームもあるかと思うんですが、僕としてはせっかくの機会なので諦めずに考え抜いてほしいなと思います。諦めることはいつでもできますけど、せっかく仲間もいますから、頑張って考えてみてください。

ずっと会場にはいますので、何か聞きたいことがあればどんどん声かけてください。本気で起業しようとしているんだったら全力でサポートさせていただきますし、僕は滋賀県にいる人間なので、いつでもサポートさせていただきますので、頑張ってください。

ダメだと思うと変えたほうがいい、でもやりたかったその思いだけはズラさずに。

広瀬眞之介さん

株式会社小石川 代表取締役、Clipニホンバシ 運営メンバー

敢えて言います。僕はダメだと思うと変えたほうがいいと思います(笑)。

ただ変えるときに、自分自身がピッチをした人だったら、こういう思いでこういう人を助けたかったみたいなところからはズラさない方がいい。こういうことがしたかったとか、こういう地域をこんな将来像にしたかった、みたいなところは、変えない方がよくて、その思いだけはズラさずに。起業とか事業とかサービスとか僕は全部ツールだと思ってるので、そのツールは替えていいなぁと思っています。

僕の師匠のひとりに、130億で会社を潰して30億の個人債務を背負って復活した人がいるんです。その人めっちゃ怖いんですけど、師匠だと思って拝んでるので、しょっちゅう行っては泣かされて帰ってくるんです。今日僕らのフィードバックをもらって、しんどい思いをした人がいると思いますけど、それを繰り返すと絶対強くなるし、絶対起業の方向に進みます。

僕らのフィードバックが怖いなんて大したことないですよ。全然大したことない。借金を数千万とかお客さんにクレームつけられるとかの方がよっぽど怖くて、そういった意味では、ガンガン打たれていただければいいなぁと思っています。僕もずっと打たれてて、打たれ弱いので・・・大丈夫です(笑)。

今この時点でお客さんがいないチームは全部NGです。

李東烈さん

Startup Weekend Japan 代表理事

先ほど皆さんに言ったことを考えたうえでもう一回聞きにくるとか、そういうコーチの使い方をしてください。セッションの時間も終わったからあとは自分たちで頑張るしかないっていうことじゃないんで。

そのうえで、Startup Weekend の人間として言いたいことがひとつあります。何かというと、今この時点で、自分のチームに自分の見込み客が座ってないチームは全負けです。

皆さんは自分たちが頑張れば結果が出るだろうという幻想を持ってるんですよ。起業家の仕事は「頑張ったところで成功する」ということはないです。野球のイチロー選手でも打率はせいぜい3割〜4割です。10回チャレンジしたら6回ぐらい失敗する、それが現実です。天才でも10回成功する起業家はいないですよ。なぜそれが起こるのか、それを興味をもつべきです。起業家の仕事には必ずお客さんと仕事しなきゃいけないんです。だから今この時点でお客さんがいないチームは全部NGなんで。

今から何をやるか、決まらない場合は、お客さんに聞き、決めてもらうというその姿勢を持ってください。実際のお客さんじゃなくても、お客さんになりそうな人を連れてきて、ダメだったらその人を捨ててまた別の人を連れてくる(笑)。

自分が起業家としての仕事をしているのか、プランナーの仕事をしているのかというのをもう一回考えてみてください。たぶんここの人は全員プランナーの仕事をしているんですよ。起業家の仕事をしてない。それを考えてもう一度自分のビジネスに落とし込むと、別の目線も見えてくると思うので。

現場レポート・DAY 2「Coach Session」

  2016/12/18  

14:00。お昼すぎということもあって、会場に来ていたスタッフの子どももおやすみです。

そんななか、コーチがやってきました。スタッフが段取りの説明。

今回のコーチを紹介します。まずは Startup Weekend Japan 代表理事の李東烈さん。11月に開催されたアクセラレーションプログラム「LSAP」にも来ていただきました。

そしてこちらも LSAP のメンターとして参加していただいた、株式会社小石川 代表取締役、広瀬眞之介さん。

高縞企画、そして彦根の湖岸に今年できた「VOID A PART」の共同代表、牧貴士さん。

殆どのチームがちょうどヒアリングに出かけていたので、あまり人が少ないなかでのコーチセッションとなりました。ちゃんと自分たちのプラン、説明できますか・・・?



あれ、こんな人コーチにいたっけ・・・?

なんと昨年11月の「Startup Weekend Shiga」で優勝した「Kore-nani」の中村さんが遊びにやってきました。現在創業に向けて準備中の中村さんも参加者の話に耳を傾けます。

コーチからは厳しいレスポンスが続きます。

コーチセッションが終わりました。参加者の話を聞いての講評です。こちら詳しくは別ページにて紹介しますね。



リーダー不在のままコーチセッションが終了し、色々と考え直すことがでてきたチーム。

カメラを向けると苦笑いのチーム。どうしたんですか?

「いやぁ、最初書いていたホワイトボードが白紙になっちゃいました・・・」

別のチームは、コーチの言葉がきいたのか、「知った気になるな!!」の一言。

他のチームは、なんとメンバーが分かれることになりました。

あるチームの机にはこんな落書きが・・・おい、大丈夫か?

コーチはその後も残っています。参加者はそれぞれ個別に相談を始めます。


17:00。「・・・ちょっと、ヒアリングに行きますか」とあるチーム。

外はだいぶ冷えています。市内の店舗にそれぞれわかれてヒアリングを始めることになりました。

夜のキャッスルロードをひとり自転車で走る参加者。

飛び込みでヒアリングをしています。よい結果が得られるといいな。

他のチームも、再度ヒアリングを始めました。この時間、突然にもかかわらず応対してくださるお店の方に感謝。

一生懸命メモをとります。

18:00。

晩ごはんが参加者に配られます。美味しそう。

晩ごはんを食べる余裕もなく、議論が続きます。



そんなテンションのなか、李さんが参加者のみなさんに急遽励ましの言葉。

「いまみなさんはこのグラフのどん底にいます。2009年12月、初めて日本でStartup Weekendを開いたとき、日曜日にお弁当が余ってしまうことに気付きました。2日目の夜にみんないなくなってしまうんです。その原因を調べたら、土曜日コーチにボロカスに言われて、しんどすぎて諦めてしまう(笑)。でもここで、やる気を取り戻す方法が2つあります。ひとつはコーチに励まされること。そしてもう一つはビール飲んで忘れてチャラにしてしまうこと(笑)」。

「でも、土曜の夜に崩壊したチームが、大抵優勝するんです。あるいはその後のStartup Weekendにリピート出場して、場合によっては投資を得ることもある」。

「いま、ここで絶望したらだめ。みなさんに期待している人は誰もいないから(笑)、失敗することを恐れず、やりたいことをやれば、よい経験になります。ブレずに最後まで走ってみた方が、逆に学びが多い」。ピボットすることはあっても、そこでブレないことが大事ですよね。

李さんの言葉を受けて、みんなが席に戻り、新たに考え直します。



広瀬さんも最後にみなさんに励ましの言葉。「絶対に失敗します。でも絶対に諦めないでください」。

牧さん「諦めなければどこかで何かがつながっていきます」。

そしていよいよ明日が最終日。今日の凹みをバネにして、明日のプレゼン(全然失敗してもいいから)どうか頑張ってください。

現場レポート・DAY 2「顧客開発」

  2016/12/17  

2日目の朝。晴れたり曇ったりの天気です。

朝ごはんはサンドイッチ。


資料を読みながらごはんを食べる人も。


そんなわけでいよいよ2日目スタートです!

ファシリテーターから、顧客開発を進める上でのコツをレクチャーします。


2日目から参加の人たち。既にできた各チームに合流することに。

「入ってきてほしい人」と声をかけると、真っ先に手がw

各チームごとに改めて、どんなアイデアかを発表し、興味をもったチームにそれぞれ加わります。

いよいよ顧客開発の時間。まずはお互いの考えのすり合わせ。


各々の思いを語ってすり合わせるチームもあれば、

リーダーの思いを確認しあうチームも。

なんとジャッジの分析から始めるチームも現れましたw

付箋を使ってアイデアを整理するチームもあれば、

関係性を絵にして整理するチームもあれば、

PCを使って整理するチームも。色々なやり方で模索しています。

事業計画書のフォーマットをみながら整理するチームも。

早速アプリのUIを考えるチームも。

そんなことをしてる間にお昼ごはんが届きました。もう12時ですよ。

いただきます!顧客開発だいじょうぶ?

ごはんを食べながら作戦会議。これから顧客ヒアリングに行くそうです。

顧客が困ることを付箋で書いて、そこからヒアリング項目を考えるチームもあれば、

「いくらだったらお金を払うか?」という質問から想定している顧客イメージが正しいかを確認するチームも。


外国人に尋ねようと、模造紙に中国語などを書いて持っていくそうです。


行ってきます!果たして顧客のこと、知ることができるかな?

彦根城。いざ来てみると、なかなか人が捕まりません。

「この人に行ってみたら?」「いや、あれは顧客じゃない」

なんて言ってるうちに、突撃してヒアリングするメンバー。

よし、行こう!・・・あ、断られてしまいましたw

別のチームは留学生の住むマンションに。

先日カラオケで一緒に歌ったという留学生に声をかけて、アンケート用紙に書いてもらいます。

ついでに他の人にも突撃訪問・・・あ、不在のようです。

別のチームは、サービスを提供したいと考えているビルへ行き、サービスのイメージを掴もうと外に出てきました。

参加者が所有するビルらしいです。どんなイメージを膨らませてるのでしょう?

近くにあるホームセンターでインタビューを試みるチームも。

お店の人に許可をとり、声がけ開始しました。そうこうしてるうちに、もう16:00ですよー。

現場レポート・DAY 1「IDEA PITCH」

  2016/12/17  

9ヶ月ぶりとなる「Startup Weekend Shiga」が始まりました。
今回は彦根にある滋賀大学で開催です。今回は大学が主体になっていることもあって学生が6割をしめるなど年齢層が全体的に若く、そんな彼らと社会人とのチームワークが楽しみです。

Startup Weekendは金曜日の夜から始まります。学校や仕事終わりに集まります。

まずは、腹ごしらえ…食事しながら参加者と交流します。


オーガナイザーからStartup Weekendについて、3日間の流れを説明します。


まずはアイスブレイク。キーワードから思いつくサービスを考えます。この3日間をイメージしたミニゲームです。


なんとマッチング型の雪合戦を考え出す人も。


そしてここからが本番…アイデアピッチが始まります!!


アイデアピッチは1分間です。3日間で実現したいことを語ります。


もっと具体的に説明し、賛同者を募ります。


よい!と思ったアイデアに投票し、チームを絞ります。

そしてここからチームづくり。アイデアの説明や思い、どんな人に来て欲しいかなどを話し、メンバーを形成していきます。


チームできました!!今回は6チームです。どんなビジネスモデルか楽しみです。


これが3日間のスケジュールです。

名前や連絡先を交換して明日に備えます。これから打ち合わせするチームもあります。

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