【優勝チームはモックアップ(試作品)まで作成してプレゼン!】
静岡県初開催となった前回(2016, 3/4~3/6)から約半年、第二回の開催となる今回は、横浜から、名古屋から、岡崎から、豊橋から、そして東京からも参加者が集うという地方開催のStartupWeekendとして異例の機会となりました。
その甲斐もあって熱気溢れる場が浜松に生まれ、10代の学生から50代の社会人まで老若男女の多様な参加者によってスタートし、前回よりも1チーム多い、5チームが事業プランの創造に取り組みました。最終日には多くの見学者が見守るなか、すべてのチームが事業プランのプレゼンテーションを行い、先輩起業家らの審査員により厳しい質疑が交わされ審査が行われました。

優勝チームのメンバー

優勝チームは静岡大学 大学院 1年生の道原 健太さんをリーダーとする「Book Concierge(ブック コンシェルジュ)」で、人と書籍のマッチングサービスを考案。3日間という限られた時間の中で、想定ユーザーや協業対象の企業へ実際にヒアリングする等のフィールドワークを実践し、そこからの学びを事業プランへ反映したことが高く評価されました。

また前回参加してプレゼンした内容を、更にブラッシュアップして今回にも参加してきたリピーターのいるチームでは、実際に自社製品を持参してのプレゼンに臨むなど、他のチームを圧倒する熱を発している瞬間もありました。

最終日には見学者も交えて交流会が開かれ、参加者は、
「最初は、現場に足を運んで見知らぬ人に、自分のアイデアについてのフィードバックを貰うなんて面倒クサイと思っていたが、実際に現地で現実を知ることの大切さを学びました」
「日常ではコミュニケーションしないメンバーでチームを組むことで、本当に化学反応が起きて、楽しかった。次回も参加したい」

sw_hamamatsu-1と、学びや気付きを得て晴れやかな表情で語りました。参加者・審査員からは「一般的なビジネスコンテストよりも、参加者が物凄く真剣に取り組んでいたことに驚き」「モックアップ(試作品)のアプリまで作ってプレゼンのチームもあり、本格的で興味深かった」「参加者の質も、プログラム期間中の実践も、そしてプレゼンのアウトプットも前回以上の盛り上がりだった」などの声も聞かれ、プログラムの学びだけではなく、出会いと交流を楽しむ姿が見られました。

【今後の予定】
スタートアップウィークエンド浜松では2017年3月に第3回目の開催を予定し、さらに浜松地域の起業家の発掘、育成に力を入れていきます。

【スタートアップウィークエンド浜松 開催概要】
■日程/10月28日~30日
■場所/静岡大学工学部浜松キャンパス
■主催/NPO法人Startup Weekend
■後援/浜松市、浜松商工会議所
■URL/https://startupweekendwhamamatsu.doorkeeper.jp/

優勝チーム
人と書籍のマッチングサービス
「Book Concierge(ブック コンシェルジュ)」
学生・社会人の4名のチーム

審査員 (敬称略)
sw_hamamatsu-3
静岡大学工学部教授/地域連携部門長・鈴木 康之
株式会社ソミック石川 常勤顧問・中村 信也
有限会社キャリア・アップ 代表取締役・須山 由佳子
株式会社入河屋 代表取締役社長・松嵜 善治郎

コーチ (敬称略)
株式会社エージェンシースギタ 代表取締役・杉田 策弘
行政書士法人みそら/株式会社みそら 代表取締役・塩崎 明子
株式会社Link・Ambition コンサルタント・吉貝 徹

 

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